[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-5]...
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メロンパン
惜しくもPickできなかった投稿にコメントさせていただきました。 最終選考まで残ったものには☆マークが付いております。 >>270のPick結果の後によければご覧になってください。
【巫師の予見】 ボーノ様 >>212 軽量ドローのバリエーション。比較すべきは《予期》です。ティムールが誇る優良ビートダウンクリーチャーは2~3マナ域に多く、《予期》が入る余地がありません。しかし、1マナのこのデザインなら空白の1ターン目に動くことができ、獰猛を達成すれば《予期》を越えた力を発揮。トップ操作が《クルフィックスの狩猟者》とシナジーなのも地味に良さそうです。欲を言えば、軽量ドローとビートダウンはそもそも噛み合わないので、その問題を解決する工夫が欲しいです。
【干ばつ】 >>213様 凶悪なテンポ阻害。中速・多色の環境ではほぼ《枯渇》のように働きます。フェッチランドには無力な所もありますが、それでもこの軽さで3つタップは魅力。下の環境でも間違いなく通用すると思います。土地破壊の復権を切望する作者様の気持ちが伝わってきますね。フレイバーで見ると《沸騰》に近いと思ったので、対象を限定するのはどうでしょうか。
【思考隔離】 >>214様 《脳うじ》タイプの疑似ハンデス。1ターン限りとはいえ3枚も追放でき、情報アド・テンポアドを得られます。自分に対しても使えるのが強みで、《思考囲い》をかわしたり、《精神を刻むもの》とのコンボをしたり。使い道を考えるのが楽しい能力です。しかし、インスタントであることが強めな点と、黒のハンデスにそぐわない点が惜しいです。
【精神の塵化】 >>215様 ライブラリー破壊。ライブラリーアウトは特性上、相手の墓地利用をお膳立てしてしまうので、追放できるのは単純にメリットです。一方、3枚だと遂行速度が遅く、《消えないこだま》ともシナジーがない点は考慮する必要があります。全体のデザインから見るに次期エキスパンションを強く意識したものなのかもしれません。追放領域を参照するエルドラージが出るそうなので、これくらい手軽に追放できるカードがあったらいいですね。
【契約サイクル】 >>216 1マナとは思えない強力な効果をもつサイクル。すぐにでも唱えたいところですが、永続デメリットがついていて、軽さの恩恵を受けようとすると長い間デメリットと付き合うはめに。唱えるタイミングを読む判断力や、デメリットが気にならない構築が要求されます。強メリットと強デメリットをうまく作用させてバランスをとろうという意図のデザインですね。「紋章」を使えばテキストがすっきりすると思います。
【末裔の結集】 Nishi様 >>217 無色クリーチャーのためのマナ加速。アーティファクト・クリーチャーは少々質で劣るところがあり、こういったサポートは嬉しいですね。《切り離した石の従者》との相性は抜群で、1ターン目に4/4が着地する光景ははるか昔のマシーンヘッドを思わせます。カード名から察するにエルドラージのためのデザインのようなので、怪物クラスの重コストを少しでも軽くしてくれることに期待。
☆【妖精の贈り物】 >>218様 緑として生まれ変わった《暗黒の儀式》。1ターン目だと色マナは使えないので凶悪さはなくなりました。2ターン目は4マナのクリーチャーまで出すことができますが、シングルシンボルに限ります。2ターン目《世界を喰らうもの、ポルクラノス》ということはありません。色マナ制限の他にもクリーチャー呪文限定という条件もあり、カードパワーはだいぶ控えめ。緑のカラーパイも逸脱していません。色マナの拘束が緩ければ他の色でも使えるため、デッキを限定しすぎないところも素晴らしい。相性がいいのは《わめき騒ぐマンドリル》でフェッチランドと合わせて高速召喚が可能。シンプルながら出来のよい《暗黒の儀式》リメイク。
【ちらつく幻】 >>219様 予示はトップが強いクリーチャーだと美味しいのですがなかなかうまくいきません。このカードは3回予示を行うことでその悩みを解決してくれます。追加コストではありませんが、クリーチャーが1体もいないと無駄になるつくりとなっていて面白い調整。シンプルながらよくできたシステムです。ただ、墓地の肥やしに使えるところがフレイバーと異なっていて、そこだけが惜しいです。
【不確実な疫病】 >>220様 ライフロスかー1/ー1修整か。コイントスによくあるオールorナッシングではなく、高確率でリターンがあるのが特徴。攻撃的な前のめりなデッキなら、ややクセがあるもののなんなく使えそうです。システムクリーチャーを倒しつつ本体に2点、というようにうまく噛み合えば気持ちよさそう。
【三連紅蓮】 >>221様 あらゆる炎を操る紅蓮の業。決して器用貧乏な能力ではなく、序盤から終盤まで活躍します。特にフルキッカーしたときの決定力が高く、インスタントとは思えません。温存するか目の前のものを対処するか判断する必要があるので、上級者が使うと真価を発揮しそうです。やや少し万能すぎる気もしますが魅力あるデザイン。
【人形の恩返し】 >>222様 置物とはいえクリーチャーを3体も出せるのは破格のコスト。全体強化でもしないと打点はないので、チャンプブロックしたり《三つ揃いの霊魂》のコストにあてると良さそう。アーティファクトであることを活かすなら《爆片波》や《ピア・ナラーとキラン・ナラー》と一緒に使いたいところ。シュールな絵面になりそうですが。
【瞬間的植生】 >>223様 投げ捨てられたバランス。母なる森を使い捨てにするあたりは緑とは思えない荒々しさです。基本森に限られている点や、ライブラリーの森が枯渇していく点を考慮すると、意外と良い塩梅かもしれません。ただ、工夫の余地がまだありそうなのが勿体ないです。《睡蓮のコブラ》がいれば《大オーロラ》も簡単に唱えられそう。
【慌ただしい恐喝】 >>224様 ライフロスかパーマネント1つかを迫る懲罰者。選択肢が相手にあるため、もう少しカードパワーがあってもいいかもしれません。ワルっぽさをストレートに表現したフレイバーが見事です。始めたばかりの私なら4積み間違いなし。色は赤にしたほうが性急さがあって良いと思うのですがいかがでしょう。
【闇市の魔除け】 >>225様 従来の魔除けは各モードがそれぞれ限定状況で役立つものと認識しています。それに沿うと、全てのモードを選ぶメリットがあまりありません。なので、3つのモードがそれぞれ少しずつ関連していると良いのではと考えたのですがいかがでしょうか。3アクションとれる全呪は双呪にはできないことができると思うので、可能性を秘めたシステムです。
【三又の火槍】 >>226様 非常に評価の難しいデザイン。安定性は間違いなく2点火力に劣りますが、1/1トークンが多い環境ならサイドも有りでしょうか。地上のにらみ合いは1点のダメージが重要な場面もあり、3体にばらまけるこのカードは戦況を大きく変えるかもしれません。そういった意味では、構築・リミテッドの両方で仕事をする良デザインです。
【三魂の礼】 ネームレス・ワン様 >>227 こんにちは、「3を崇める会」のメロンパンです。美しい3の配置、ちりばめられた3の彩り…。潤沢で大胆な3の使い方はこれまでにない高ポイントです。…と冗談はいいとして、数あるドロー呪文と比べると少々雑な能力なのが惜しいです。墓地肥やしには使えませんが、使用した強力なカードをライブラリーに戻せるので、また引きたいときに便利。
【共栄】 >>228様 お互いのクリーチャーを強化。《戦闘の成長》と比べるとコストパフォーマンスはだいぶ良いのですが、相手クリーチャーも強くなるのでサイズ差は変わりません。また、除去されたときのリスクも他の強化呪文より大きいです。うまく活用するには+1/+1カウンターを分散させたり、クリーチャーが少ないコントロール相手に使ったりする必要があります。運用を誤ると危険ですが使いこなせば強力な武器とります。
【ねじれる知識】 肉じゃが様 >>229 強力なハンデス効果のかわりにカードを3枚引かれます。インスタントである点、土地を含んだ2枚を選べる点、トップに置ける点は強み。しかし、相手の手札は1枚増えてしまうので、《頭蓋囲い》や《強迫》と比べるとやや見劣りしてしまいます。となるとコンボ向けの能力でしょうか。インスタントを活かして、《盗用》と組み合わせれば大きなアドを狙えそうです。
【歩みゆく命】 >>231様 3点ゲインと3点ルーズがきれいに対となったハイブリッド。白マナならゲイン、黒マナならルーズと、ヴィジュアルも挙動もわかりやすい。一方、お互いの方向性が正反対で、2つの能力をどうやって活かすかが難しいところ。色々考えさせられるデザインで、「白がゲインなら黒はスーサイドならどうか」と一人で盛り上がりました。
【炎の算術】 >>232様 とにかく3がつくものを狙う知的な炎。対象に困らなければ申し分のない働き。素早い計算力と、奇数・偶数の火力で微妙に調節するスキルがプレイヤーに求められます。赤は「考えるより行動」という哲学があるので、算術のようなフレイバーなら、青を足してあげるとこの能力にマッチすると思ったのですがいかがでしょう。
【平和的活用】 >>233様 インスタントかソーサリーを《治癒の軟膏》に変化させます。《剣を鋤に》のような正に白らしい平和な活用法。全体除去なんてやめて平和にいきましょう、という感じですね。ただ、作者様の意図に反して、打ち消し呪文として悪用されかねないので入賞には至りませんでした。フレイバーは好みですし、あと少し手を加えたらもっと良くなると思います。
【あたまの生け贄】 八三五様 >>235 《あまたの生け贄》?いえ、頭です。クリーチャー3体と引き換えに3ドローでは効率は良くありません。全体除去への保険として使ったり、トークンを揃えて唱えたり、何かしらの工夫が必要。元のカードのように《センギアの従臣》と使うのが粋でしょうか。ハイドラなら1体でよいのでは、というのは屁理屈ですね。
【分魂】 >>236様 《否定の契約》のようなカウンター。軽いかわりに、クリーチャー呪文限定であり、不確定であり、次のターンに追加のマナも要求されます。契約と違い支払わなくても敗北しませんが、相手に3枚も引かれるのは勝敗に直結してします。なのでできれば2ターン目以降に唱えたいですね。《霊魂放逐》すらない現スタンなら、思った以上の活躍を見せるかもしれません。
【マナへの還元】 >>237様 打ち消した呪文をマナアーティファクトにしてプレゼント。マナから唱えた呪文を再びマナに戻す、MTGらしいフレイバーが魅力的です。青が得意な氷の魔法で呪文をフリーズドライ、といった感じかもしれません。実用性を考えると、マナを使いきれない速攻デッキ相手には躊躇なく使えそうです。逆に探査呪文には注意。
【大稲妻】 >>238様 統率者戦を意識した3点火力。私はEDHは分からないので評価が難しいところ。多人数戦ならプレイヤー3人とクリーチャー3体を対象にするくらいは簡単そうです。問題は、1マナでここまで仕事をすると、他のプレイヤーからヘイトが一気に集まりそうな点。自分や自分のクリーチャーも対象にしながら、他のプレイヤーと痛みを共有する必要があります。カード名がなげやりですが分かりやすくて好きです。
【虚弱化】 >>239様 やや限定的ではありますが《搭載歩行機械》、《不屈のダガタール》などに有効ですね。現スタンダードにおける歩行機械の採用率や、トークンを出させることなく除去できる点を考慮すれば、十分サイドになりうる1枚です。その他にも、長久・怪物化・鼓舞・大変異・高名…と+1/+1カウンターを使うクリーチャーは多いので、1マナのインスタントにしてはそこそこ活躍しそうです。
【審美眼】 >>240様 内面まで見透す審美眼があれば、(実際には見ますが)ライブラリーの数枚くらい見なくてもわかる、というフレイバーでしょうか。効果としてはあまりにも地味で、相手に使われたらシュール。3枚とは言わずに全部見せてあげたいです。使い道としては《ブービートラップ》、《予報》を考えました。FTが凝っていて、そのためだけに存在するようなデザイン。好きです。
【活性の儀式】 >>241様 森が3枚以上あれば(G)(G)のブースト。基本的には緑単色での運用になりそうですが、ショックランドもアンタップできます。《遮蔽された高楼》のようなオーラと相性が良く、うまくいけば7~9マナ出ることも。《早摘み》タイプのカードが少ないので評価に困りますが、少し強すぎるかもしれません。
【不協和音】 >>242様 唱えるのが非常に難しいカウンター。3つ以上の呪文がスタックに乗ることはまれで、カウンター合戦というシチュエーションしか思いつきませんでした。逆にいえば、カウンター合戦ではこのカードの右に出るものはありません。《引き裂く流弾》のような呪文を2回唱えて無理やり使うこともできますね。とはいえ使える場面が狭いので、2つ対象くらいが調度いいと思ったのですがいかがでしょう。
【闇黒の儀式】 >>243様 《暗黒の儀式》の調整版。マナを出せなくなったことで中~高コストのカードに使えなくなりました。その一方、《先頭に立つもの、アナフェンザ》のような多色のカードが使えるようになり、単純な弱体化でないのは好印象。強さを抑えつつできることを増やす面白い工夫です。しかし、1ターン目に3マナの呪文を唱えられるという、《暗黒の儀式》と同じ問題をはらんでいるのが惜しい。
【鼻薬】 >>244様 ちょっとした賄賂。ライフ3点・カード3枚とひきかえにアンタップ・ステップを飛ばします。《塩水の精霊》の能力を1マナにしたと思えば1マナは破格でしょうか。カードを引かせるデメリットと一時的なロックの組み合わせが斬新で、それゆえにカード名にMTGらしさがないのが悔やまれます。「2枚引かせてアンタップ・ステップを飛ばす」でしたら恐らく入賞でした。
【酸の散布】 >>245様 コスト3以下のエンチャント限定とはいっても、《絹包み》や《大歓楽の幻霊》など強力なものが多く、複数割れるのはありがたい。エンチャント対策としては、コスト4以上を割れないために汎用性は少し落ちるものの、エンチャントを多用する相手ならこのカードが刺さるでしょう。日本語ならではの遊び心あるカード名もGoodです。色はどちらかというと白かもしれません。
【心+精神】 >>247様 「心」のみを唱えられる分割カード。「精神」を唱えるには何らかの工夫が必要になります。このカードが一番輝くのは《当時の王笏》で刻印する使い方でしょうか。刻印は《祖先の幻視》にはできませんし、続唱だと幻視に軍配が上がるからです。強力な効果をもつ片方は特別なことをしないと使えない、という雰囲気はワクワクしますね。しかし、カード名と能力のフレイバーが弱く、着眼点はいいのにもったいないと思いました。
【象牙狩り】 >>248様 パワー3限定の除去。《死の印》のように明確な役割はない反面、色を選ばないのがポイント。フォーマットにもよりますが、緑系のビートタウンは序盤のアタッカーに3/3を採用していることが多いので、ちょっとした緑対策でもあると思います。緑以外だと白単信心に刺さるカードで、ブリマーズや《徴税の大天使》、《風番のロック》を葬れます。3点回復のオマケですが、獰猛していない《開拓地のマストドン》という極めてレアな状況で役立ちます。
【雷の嵐】 >>249様 諸刃の稲妻。何体でも対象にできる《掃射》ですね。1体につき3点が自分に返ってくるので、1/1トークンのような弱いクリーチャーを焼くのには不向き。なるべく打点のある3/3くらいの対処に使いたいところ。早期決着で自分のライフを顧みないアグロ向けですね。色は違いますが《無謀な悪意》と比べると、好きな数だけ対象にとれるのは強いので「3点を割り振り、対象1つにつき2点ダメージ」というのはいかがでしょうか。
【成長の震え】 >>251様 《戦闘の成長》の亜種。最大限に活かせるのは感染デッキ。《墨蛾の生息地》を4/4にすれば飛行クリーチャーで簡単に止まることがなくなります。ミシュラランドが土地に戻っても+1/+1カウンターはそのままだそうで、ルールの勉強になりました。土地・クリーチャーを参照するのは面白く、《戦闘の成長》としても難なく使えるところが好印象。欲を言えば、土地・クリーチャーを対象にするのは結構難しいと思うので、トランプル付与くらいあってもいいかもしれません。
☆【予兆の魔除け】 わど様 >>252 玄人向けの魔除け。1つめのモードはトップ操作。手札こそ増えませんがドローの質を高めてくれるので、これをメインで選ぶことになると思います。2つめはライブラリー破壊。《時を越えた探索》などの探査用ですね。3つめは墓地対策。《棲み家の防御者》と《死霧の猛禽》のコンビにききます。1つ1つのモードはどれもカードを1枚使ってやることではありませんが、3つのモードを使いこなせる腕があれば1マナ以上の働きをするのではないでしょうか。どのモードも「カードを3枚分動かす」効果になっていて統一感があり、直感的に運用できるところが好印象です。
【門前の仁王立ち】 善乱様 >>253 2体の追加ブロックと+1/+1修整。3体ブロック時は《真の武勇》+《巨大化》の性能でなかなかの強さ。攻めには向かないものの、1体でもクリーチャーを立たせておけば形勢逆転もありえます。追加ブロックと小修整という、地味な組み合わせなのに面白い能力に仕上がっています。《スズメバチの巣》や接死トークンとシナジー。
☆【悠長な願望】 >>254様 《ギトゥのジョイラ》の能力をインスタント化。手札から選べないかわりに、1マナのインスタントで待機3と、スピードではジョイラを凌ぎます。占術などのトップ操作は必須ではありますが、それでもこの軽さなので使い勝手は良好。案外適当に唱えるだけでも強いかもしれません。ウルザランドなしで《精霊龍、ウギン》を出してみたいですね。
【小さな火種】 >>255様 難解な能力です。効果らしい効果はもっておらず、「呪文を唱えるたび」を誘発させるためのカードでしょうか。バイバック(赤)と軽いので《僧院の速槍》や《カラデシュの火、チャンドラ》と一緒に使いたいところ。赤以外では《僧院の導師》や《マナ喰らいのハイドラ》もいますね。カードとしての効果がない点や、バイバックと回顧の組み合わせが美しくない点は気になりました。が、上記の通り相性のいいカードもあるので、もう少し工夫があれば面白いシステムになると思います。
【夢の記憶】 >>257様 アンリコの亜種。1、3、5、7マナと4段階で使い分けが可能。使い勝手が想像しにくいのですが、いつ引いてもそれなりに仕事をするので強いことは確か。(X)やキッカーではなくこういった表現の仕方もあるんですね。テキストがすっきりしているのと使い甲斐がある能力なのが好印象です。
【悪疫の魔除け】 >>259様 《悪疫》の能力を小分けにしたようなカード。クリーチャーには影響しなくなり、ライフ・手札・土地から1つだけ選ぶようになりました。コントロール力はだいぶ落ちてしまい、考えなしに使うと自分の首を締めそうです。とはいえ《小悪疫》と比べても1マナでこの能力なら十分過ぎますね。《悪疫》のリメイクとしてはユニークな発想ではないでしょうか。
【悪い噂】 >>260様 一風変わったクリーチャー除去。一度ダメージを受ける必要があるものの、《見栄え損ない》を上回るパフォーマンス。《エルフの神秘家》のようなシステムクリーチャーを倒せないこともあり、除去として強すぎず弱すぎずうまく差別化されています。「悪名」が高名の対となっており面白いのですが、ちょっと蛇足な感じがしてそこだけが惜しいです。
【寄生式儀式】 >>261様 相手の呪文を踏み台にする《暗黒の儀式》。自分のターンに能動的に使うことができないので、ほぼ相手のターン限定といえそうです。《英雄の破滅》や《死の国からの救出》のようなインスタントを唱えるのに役立ちますね。難点をあげるなら、黒らしくない能力であることと、黒と親和性がないことでしょうか。寄生というフレイバーは良いと思うので、もう少し別のかたちで表現されていたら高評価でした。
【祖先の来臨】 ゼン様 >>262 条件付き3枚ドロー。好きなタイミングで引けなかったり、コントロール相手だと使いにくかったりするのが欠点。一方、攻撃的なデッキ相手ならチャンプブロックしつつドローできるのが強み。《ナントゥーコの鞘虫》とのコンボも面白いと思います。トークンのギミックがちょっと青らしくないのがとても惜しいです。
☆【文殊の知恵】 >>263様 《巻物の君、あざみ》の能力をインスタントにしたような能力。《脱走魔術師》でも3体集まれば大きな知恵となります。最速でも3ターンはかかり、ウィザード3体が必要なことからカードパワーは抑えられています。カード名と能力が見事に結びついたデザインでフレイバーも文句なし。アンリコのバリエーションとして非常に良くできています。一見全く関係ないFTも好きです。非の打ち所がありません。
【きらめく武士道】 >>265様 神河ブロックを意識した強化呪文。侍の武士道が3倍になります。やや地味な能力ですが、侍が並ぶと派手な能力に変わります。侍好きにはたまらない。《侍の処罰者》のような武士道2の侍だと修整値が大きく、まるで《高潔のあかし》。個人的感想を言うと、「きらめく」と「武士道」という異質なものを合わせたカード名にクスッとなりました。
【村の防衛】 >>266様 戦場に駆り出された村民。貧弱ではあるものの、3体もの農民が身を呈してあなたを守ります。飛行やトランプルに無力だったり、4体以上のクリーチャーを防げなかったり、確実性では《聖なる日》に劣ります。一方、トークンは持ち越し可能なので、特定のクリーチャーを3回止めるといったことができます。時間稼ぎにはもってこい。農民トークンは防衛持ちのため装備しても攻撃できず、チャンプブロックか生け贄にされる運命なのが悲しい。
【ジャンドの魔除け】 >>267様 ジャンドカラーの混成カード。沼・山・森のどれをコントロールしているかによって効果が変化。山の1点火力か森の+1/+1カウンターがメインの使い方になりそうです。土地が集まれば全ての効果を得られるのが面白いですし、それがジャンド以外で使われないようにする工夫にもなっています。ただ《野生のナカティル》のようにできるなら単色でもよいのでは、と私は考えたのですがいかがでしょうか。
【鈍痛】 横田の倉庫3様 >>268 痛みを増幅させるまるで火力のようなカード。《針落とし》に近いかもしれません。赤はダメージを与えるのが得意なので使い勝手は悪くなさそうです。ただ、小型クリーチャーの除去にはあまり向いていません。《針落とし》より勝る点は発生源が与えるダメージを増やすところで、これを利用して《カラデシュの火、チャンドラ》を高速変身なんてことも。赤では珍しいトリッキーなデザインです。
【押し通り】 >>269様 ブロックされたクリーチャーの強化。パワー分のダメージと二段攻撃の付与ということでまさに三段攻撃。二段攻撃以上にトランプルと相性が良いので、組み合わせれば爆発的なダメージを期待できます。他の強化呪文と合わせて一撃必殺を狙いたいですね。ブロックされると力を発揮するあたりは赤の負けん気でしょうか。
(last edited: 2015/09/07(月) 23:02:52)
2015/09/07(月) 00:01:32
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