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名も無き者
>>807 613.3 第7種においては、以下の種類細別の順番で効果が適用される。各種類細別においては、効果がタイムスタンプ順に適用される(rule 613.6 参照)。種類細別の中では、依存性によって適用順が変わることがある。(rule 613.7 参照。) 613.3a 第7a種: パワーやタフネスを定義する特性定義能力からの効果が適用される。rule 604.3 参照。 613.3b 第7b種: パワーやタフネスを特定の値にする効果が適用される。クリーチャーの基本のパワーや基本のタフネスを扱う効果は、この種類細別で適用される。 613.3c 第7c種: パワーやタフネスを(特定の値にするのではなく)修整する効果が適用される。 613.3d 第7d種: カウンターによるパワーやタフネスの変更が適用される。rule 121〔カウンター〕参照。 613.3e 第7e種: クリーチャーのパワーとタフネスを「入れ替える/switch」効果が適用される。この種の効果はそのオブジェクトのパワーを参照してそのオブジェクトのタフネスとし、そのオブジェクトのタフネスを参照してそのオブジェクトのパワーとする。
604.3a 以下の条件を全て満たす常在型能力は、特性定義能力である。 (1)オブジェクトの色、サブタイプ、パワー、タフネスのいずれかを定義しているもの。 (2)影響を受けるカードそのものに記載されているものか、トークンを生み出す効果によってトークンに与えられたものか、影響を受けるオブジェクトにコピー 効果や文章変更効果によって与えられているもの。 (3)他のオブジェクトの特性に直接は影響を及ぼさないもの。 (4)オブジェクトがそれ自身に与えている能力ではないもの。 (5)ある条件下でのみ特性値を定義するものでないもの。
つまり上記理由により「2/2」は特性定義能力=7aに、「1/1にする」は(条件3に反するので7aにはならず)7bに、それぞれ分類されるため、“種類細別”が異なるそれらの間にはそもそもタイムスタンプ判定自体が発生せず、2/2が先に適用されたあと1/1に変更される。
2016/12/11(日) 16:47:46
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