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2024/11/06(水) 06:09:53

[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-17]...

1 :
オリカスレ管理人
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現在のお題(8/31~9/6):『トークンを生成するカード』(>>969-

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(last edited: 2020/08/31(月) 01:32:09) 2020/04/06(月) 00:03:40

718 :
Hunter horse
+

【未登場の3色のプレインズウォーカー】全カードレビュー

[入賞]
>>678《駆ける英雄、グウィン》
エルドレインの騎士カラーのPW。《アッシュベイルの英雄、グウィン卿》がPW化した姿です。元カードの雰囲気を残しながら、各能力をPWらしい能力に組み替えています。非常に高スペックなカードで、[+1]能力での能力持ちの2/2を生成、小マイナスでのコスト踏み倒し、出た次のターンでの全体除去などはいずれも既存の4マナPWには見られない能力です。堅実な能力の作り方と挑戦的なパワーレベルが合わさった面白いデザインです。騎士デッキ以外でも通用するほど強力なカードである点は選択肢の広さについては好ましいですが、パワーレベル的には本流のセットには収録できないかもしれません。

>>690《創造者マードリー》
パーマネントの扱いに特化したPW。青赤が呪文の色なのに対して黒緑白はパーマネントの色ですね。プラス能力で手札を増強、小マイナスで盤面を動かし、大マイナスで勝利にリーチというPWの標準的な性能に忠実に作られていて、各能力についても新しさや複雑さに踏み出さない地に足のついたデザインです。それでいて、各能力がそれぞれシナジーを形成していて全体的なまとまりがあり、パーマネントというテーマに沿っていることによってキャラクター性の表現もできています。非常に手堅いデザインの高品質なカードだと感じました。

>>693《イクサランの重鎮、ファートリ》
太陽帝国カラーのファートリ。緑白や赤白でカード化経験があり、素質は十分です。過去の各ファートリと比較してかなり攻撃的なデザインで、[+1]能力の二段攻撃だけでも強烈に攻め立てることができ、クリーチャーが足りなければ自身で4/4トランプルを調達できます。単体で5/5二段攻撃トランプル以上の攻め手になることができるフィニッシャー級カードで、低中タフネスを撃ち落とす除去能力もバッチリ備えている、この色の組み合わせに相応しい盤面強者です。クリーチャーとの共存やライフ回復などのファートリらしい要素を抑えながらも性質を転化させることに成功していると思います。

>>704《霊獄の囚人、オーコ》
緑青黒になったオーコ。初登場時は食物に関する能力を持っていましたが、エルドレイン外では他のテーマを持つことでしょう。今回はスピリットや手札の枚数を扱います。高いクロックとなる[+1]能力、確定的なカードアドをもたらす[-2]能力と強力な能力を備え、奥義もリーチが早いわりには強力なものとなっています。[+1]能力はスピリットを倒せるクリーチャー除去カードとの組み合わせや相手の手札を0枚にするハンデスとの組み合わせも強力ですね。もしかしたら土地を対象にできるのはやりすぎかもしれません。食物を用いないオーコの可能性を探る面白い試みだと感じます。

>>711 わど 様 《イッツィ・テァミス》
黒緑白のPW。緑白らしい動員による戦力増強と団結して大きな事を成す協力行動、黒らしい排他行動と利己的な利益の独占が合わさったデザインのカードですね。全体強化や他のトークンを出すカードなど素直に好相性で使い勝手が良いでしょう。トークンの複数生成と除去能力によって守りやすいPWで、奥義は即勝利に繋がりやすいので飛び道具を用いない相手に対してはめっぽう強そうです。アブザン氏族のPWではないかもしれませんが、アブザンらしい耐え忍んで最後に利を取るデザインのカードです。

>>716《ヴェリック・スート》
緑青黒のPW。手札とライフに関する能力のみを持ちます。あえて他の要素を排したことで印象的なカードになっていますね。3色にも関わらず役割を必要以上に広げない思い切ったデザインです。いずれの能力も強力で6マナのPWに期待されるカードパワーは十分備えているため、守り切ることができたなら状況を大きく有利にしてくれるでしょう。基本的には中低速デッキに対して有効なPWですが、アグロに対しても終盤ライフ回復によって射程から逃れる役割を持てるので無駄にならない点がありがたいです。

[大賞]
>>712《ラヴニカの密使》
ジェイスとヴラスカ。ラヴニカを守るPWです。5つもの能力を持ちますが歴戦の2人が力を合わせた結果であるので説得力が伴っています。瞬速については、PWを相手ターンに出すことは忠誠度能力を1ターン分使い損ねる機会損失ではありますが、土地がアンタップした状態で最初の相手の攻撃を迎えることができるメリットもあります。特にこのカードは自衛能力を持たないのでそのメリットが有利に働くことも多いでしょう。クリーチャーへの瞬速付与は緑や青だけでも可能ですがこの3色が得意とする重なりでもあり、3色のPWであることを強調している印象があります。[+1]能力は呪禁と接死の珍しい組み合わせですが、過去には《荒野の収穫者》が持っていたことがありゴルゴンらしさがあります。[0]能力はヴラスカが活動するほどジェイスが情報収集を有効に進められるイメージでしょうか。2人の協力が現れた能力です。[-8]の奥義についても《ヨーグモスの意志》は黒のカードでしたがジェイスも呪文限定の類似の能力を持っていたことがあります。これも2人の合作なのでしょう。全体として既存のPWが持たない新しい機能の開拓、3色らしさの表現、タッグを組んだPWであることの表現をきちんと行っていてデザインが深いPWだと思いました。大賞おめでとうございます。

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(last edited: 2020/07/26(日) 19:37:40) 2020/07/20(月) 00:22:20
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