[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-17]...
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Hunter horse
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【クラーケン、タコ、リバイアサン、海蛇に関するカード】Pick結果です。
[入賞] >>613 様 《タコ壺》 タコを捕獲する壺。どういうわけかタコ以外も引っ掛けることができます。1マナ、起動2マナの標準的なタッパーとしての性能を持ちつつ、タコに対しては除去&食物生成になるという限定的ながら高出力さを持つカードです。タコはかなりの希少種で条件を満たすことは一見難しそうですが、《山羊盗り》のように多相をメインテーマの1つとして扱うセットに収録するなどの活用が考えられます。タコ壺に揃って引っかかる多相の軍勢を想像するとシュールで面白みを感じます。
>>627 様 《星界からの訪問者》 宇宙人はタコです。MTGのクリーチャー・タイプは生物学的な厳密性を持つものではないとはいえ、この分類は乱暴がすぎます。しかしそれをわかっていてやっている、銀枠的ジョーク感を備えたカードです。能力はアブダクションとキャトルミューティレーションをそれぞれ再現したもので、前者の能力は自身を消滅させますが、行ったきり戻ってこないところが「らしい」デザインになっています。後者の能力は滅多に働かないですが、全体の雰囲気とのマッチ感があり、特別な挙動をしないジョークカードとしての完成度を高めています。
>>628 subaruizu 様 《捕食水域/Predator‘s Waters》 クリーチャーと組になる土地。結魂はクリーチャー同士でしたが、棲息地能力はクリーチャーと土地を組みにします。1枚の中でこの能力の活用法について様々な提示があり、土地の新しいデザイン領域としての試みが感じられます。もしこの能力が実際に作られる場合は部族をテーマにしたセットに各色1枚のサイクルが収録されそうで、その場合このカードはサイクル外の1枚になりそうですね。青の巨大生物によるタッパーは受けに回ることが多い青とゲーム上の相性が良く、大波や触手によって行動不能を引き起こすフレーバーとの合致も感じられます。
[大賞] >>605 様 《揺籃の諸島》 リバイアサンやクラーケンたちの揺り籠。フィニッシャーをサーチする呪文です。土地を2枚サーチしてタプインで戦場に出す呪文は概ね4マナで作られるので、アンタップインでクリーチャーサーチを兼ねたこのカードが5マナに設定されているのは妥当か少し強めといったところでしょう。島の基本土地タイプを得るとすべての能力が失われるルールに着目し、揺籃カウンターを取り除くまでは何ら能力を行使できないことでパワーバランスを取ったデザインですね。土地をサーチすることもでき、リバイアサンやクラーケンを引ききってしまった場合や能力持ちの土地をサーチしたい場合にも活用できます。巨大生物が島から現れたり島そのものだったりするモチーフはオリカでは多用されるデザインで、公式にも《まどろむ島、アリクスメテス》が存在するなど目新しいものではありません。しかし、このカードは全体のパワーバランスや使用感への行き届きが細やかで、リバイアサンやクラーケンをフィニッシャーにしたランプ・コントロールを組ませようという意識がはっきりと感じられるものでした。大賞おめでとうございます。
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(last edited: 2020/07/12(日) 14:50:08)
2020/07/06(月) 00:07:17
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