[テーマ別]オリジナルカードを創ろう！[Part10-4]...
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はく
お待たせ致しました。それでは第87回のPick結果を発表したいと思います。
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【第87回お題 : エルドラージ覚醒の新システムを使った１枚】
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■【評価基準】■
今回は特に、どのシステムについても、本家には無いようなギミックや、
斬新な能力の活かし方等に重きを置いて評価する事にしました。
また実際にエルドラージ覚醒に再録されたとしてもおかしくはない
バランスかどうか、そういった事も考慮に含めた上での評価となっています。
テキストに不備があり、挙動が多少おかしくなる投稿についても、そこから意図する挙動が
汲み取れるのであれば、そのように拡大解釈した上でPickを行っています。
今回もまた、若干変則的なPickとさせて頂いています。
以下、受賞投稿の発表です。
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《Lvアップ》
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予想通り、一番投稿数が多かったですね（とは言っても微量な差ですが）。
非常に冒険的な投稿が数多く見受けられ、驚きつつも、これこそオリカスレだなぁと感心しました。
恐らく誘発によるLvアップは、それの書式とは別個に記載されるんでしょうかね？
◆【入賞】◆
>>437 名も無き者様 《煉瓦積み》
フレーバーにも合った、面白いLvダウンギミック。サブテーマ：防衛もある事ですし、実際にこんなカードが出てもおかしくなさそう。
甲斐甲斐しく煉瓦を積み、積み終えてもまた新しく積み続けるその姿には、我々が忘れてしまった何かを思い起こさせるものがあります。
リミテッドなどでは嫌らしい壁製造機として期待出来そうです。そのフレーバーとデザインを評して入賞とします。
>>438 mag様 《かえるの歌》
各Lv毎の効果がどれも異なる不思議なLvアップエンチャント。Lvアップのコストも、この色の組み合わせなら融通を利かせ易いでしょう。
サーチによって後続のドロー確保が出来、使い終わったサーチはトークン製造機にLvアップさせると無駄がない。地味に優秀ですよ、かえる。
しかし何故かえるの歌から蛇が……歌い過ぎたるは尚、という事なのでしょうか。そのデザインを評して入賞とします。
>>459 名も無き者様 《飲み込む粘体》
クリーチャーを片っ端から飲み込みLvアップしていくウーズ。一度クリーチャーを飲み込めれば、後はスーパー粘体タイムが待っています。
バジリスク能力ともあって、無視出来ないサイズにまで育てるのは大変ですが、そこは緑の御家芸の強制ブロックを上手く使って育てたいもの。
ダメージさえ与えればどんな巨大なクリーチャーでも飲み込むのは圧巻の一言。そのフレーバーとデザインを評して入賞とします。
★【大賞】★
>>436 道草様 《意思の交易人》
自分のライブラリーをゴリゴリ削ってLvアップ。成長しきった時には、《心の傷跡》でも撃たれたかと言わんばかりに消し飛んでいる事でしょう。
追放ゆえ、墓地利用にも使えないしどうしようもない…と思いきや、最後まで成長すると擬似的なチューターとして機能するようになります。
半分くらいであれば無くなってもそれほど痛手ではないですが、やりすぎは厳禁。活用させるなら、除去耐性が殆ど無いので保護手段は必須。
自分のLvアップコストを面白い形で能力に活かした１枚でした。そのデザインを評して《Lvアップ》の大賞とさせて頂きます。
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《反復》
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個人的に何だか地味だなぁと思っていた能力ですが……
いや、投稿を見るとシステムを上手く活かした面白い投稿が多い事で。
しかしスポイラーの《世界大戦》が笑いつつも笑えないという。
◆【入賞】◆
>>430 rock様 《危険な実験》
そのコストから、本家の様な「一粒で二度美味しい」反復呪文ではなく、ほぼ反復から唱える事を前提にしたデザインでしょうか。
１ターン費やした挙句にただのコスト軽減だけでは勿体無いので、何かしらのコンボ・決め手の足がかりになるよう唱えたいところ。
コストと効果の順番が逆転した、未来予知の契約サイクルとも繋がるところがあるように思います。そのデザインを評して入賞とします。
>>447 名も無き者様 《鳴り響く願望》
２回唱えられる……という訳でかなり相性のいいモード呪文。その汎用性も相まって、一粒で二度美味しい呪文とは当にこの事。
ビートにもコントロールにも使え、ドローがあるのでほぼ腐らない強力な１枚。流石に緑のモードは強すぎる気もしますが。
うーん、これくらいの強さならアリかなと思ってしまうのは、昨今のカードパワーと色の優秀さ故か。そのデザインを評して入賞とします。
>>455 名も無き者様 《長時間停止》
まさかのデメリット反復。対戦相手への影響も強烈なだけにリスクもまた強烈。普通に使うとただ相手にドローさせるだけのカード。
しかし、本家《時間停止》よろしく打ち消しの感覚で使ったり、アンタップを活かして擬似警戒にしたりと、何かと出来る事は多そうです。
この類のカードは実際に使って見ないと何とも言えませんが……上手く使えばかなりの強さかと。そのデザインを評して入賞とします。
★【大賞】★
>>453 名も無き者様 《精神の濁流》
《残響する真実》と《陰謀団式療法》が組み合わさった１枚。どちらも単体で十分に強力なカードですが、反復によって更なる強さに。
バウンスと手札破壊の相性の良さは《はね返り》等で周知の事でしょう。反復で双方を使えば、インスタント《大渦の脈動》宛らの働き。
それ以外にも複数バウンス、セラピーのフラッシュバックと同じくピンポイント手札破壊等々、モード呪文だけに汎用性には事欠きません。
個人的には……なぜ黒じゃないのかが不思議です。割とオーバーパワーですが、そのデザインを評して《反復》の大賞とさせて頂きます。
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《族霊鎧》
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Totem Armorだと割とカッコいいのに、日本語になると中々珍妙な名前になるこの能力。
能力も……スポイラーに全部出揃ってもやっぱりリミテッド向けっぽいですね。熊は強いけど。
まあ、ウリル様はさぞ喜ばれておられる事でしょう。
◆【入賞】◆
>>431 dain様 《戦友の加護》
クリーチャーは護るけど、オーラから狙われたらどうしようもないじゃん……そんな弱点を克服した、真にクリーチャーを護る族霊鎧。
追放・生け贄や《供犠台の光》は勘弁願いたいですが、安全性はかなりのもの。勿論、オーラによって強化されるクリーチャーとの相性も抜群。
このコストなら、多少の強化修正なりは与えても良かったと思いますが…… そのフレーバーとデザインを評して入賞とします。
>>451 名も無き者様 《多面体の陰影》
地味ながらも中々鬱陶しい族霊鎧。コピーという点は青っぽいですが、クリーチャーを保護する、という点で見ると青らしからぬ強さ。
ただ只管に１体のクリーチャーを破壊から守り続ける事も、複数のクリーチャーに付けて全体除去すら容易く回避させる事も出来ます。
こんなのがリミテッドで回りだすと、オーラ破壊以外では手が付けられないでしょう。そのデザインを評して入賞とします。
>>467 ネームレス・ワン様 《神格化》
エターナル族霊鎧。普通に考えてそれだけでも強力なのに、更に被覆までつけるものだから手に負えない。当に神格化というべきオーラ。
被覆＋再生のタフさはリミテッドならず構築でも活躍し得るでしょう。その重さは玉に瑕ですが、青白コンのフィニッシャー作成に最適。
《悪魔の布告》のような除去が跋扈する環境なら神も形無しになってしまうのは御愛嬌。そのデザインを評して入賞とします。
★【大賞】★
>>465 名も無き者様 《受肉》
かの体育会系PW《ギデオン・ジュラ》の如く、PWが自らの肉体で前線に躍り出て戦う、もとい無理矢理戦わせる「粋」なンチャント。
＋能力を１度でも使えば十分なコストパフォーマンスのクリーチャーになるでしょう。エルズペスやガラクとは特に相性が良さそう。
族霊鎧でもあるので、例え死んでもまたPWとして使えて良い事ずくめ。この手のオーラで不足しがちな破壊耐性は何より嬉しいもの。
《陰影の神秘家》の発表前で、クリーチャー以外の族霊鎧というのも斬新でした。そのデザインを評して、《族霊鎧》の大賞とさせて頂きます。
●【ニアピン賞】●
>>425 名も無き者様 《溝鼠の饗宴》
《遊牧の民の集合》の…色が変わって…コストが減って…出てくる種族が違う、要するに効果だけが一緒なのですが、それでも凄い。
反復のシステムを上手く活かした効果でしょう。まあ、大体返しに《大渦の脈動》や《審判の日》が待っているのが常ですが……
まだ全スポイラーが公開されて無い中でのこの投稿、見事な先見性でした。今回は特別賞改め、ニアピン賞を差し上げます。
■【総評】■
御意見・御指摘は増刊号まで。
取りあえず、スポイラー全公開の時期までにお題が間に合って良かったです。
（公開されてから、というのも中々面白いものになったかも知れませんが）
さて、これからエルドラージ覚醒のカードが環境に参入してきます。
皆さんもスポイラーを見て目ぼしいカード、新しいデッキを考えていることでしょう。
続唱と強力な除去で猛威を振るったアラーラブロックが去るまでの約６ヶ月、
このエルドラージ覚醒という石がスタンダードにどのような波紋を齎すか楽しみですね。
次回予定：【本や小説のタイトルを名前に冠したカード】
では見事大賞となりました御三方の御名前と御投稿作品は>>3に記させて頂きます。
以上、第87回のPick結果発表でした。
(last edited: 2010/04/22(木) 15:32:25)
2010/04/22(木) 15:18:10 
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