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2024/12/30(月) 02:49:36
塾スレ3。
1
:
塾講師
しがない塾講師です。
色々な経緯を経て、中学生にマジックを教えています。
というより、一緒に遊んでいます。
登場人物紹介は
>>2
以前の更新
>>306-
>>329-
>>405-
>>416-
>>541-
>>576-
>>634-
近時の更新
>>830-
現在の状況がよくわかるまとめ
>>197
様
現在進行中の計画
・黒と赤の隆盛を食い止めよう。
関連してそれを食い止めるためのデッキ草案募集。
・Eの改良案募集。
・Cのフェリダーの君主デッキを改造。
・カササギブルーを広めよう。
このスレの主な目的は
・生徒が自分でデッキを構築する時の発想の糧となるようなものを皆様のアドバイスから生徒に伝える
・また、周りから頭一つ抜け出すという努力をさせるために、各々の強さの均衡を図る
等々、そういった感じです。
さまざまなアドバイスをお待ちしております。
また、よく利用するショップの在庫が不明です。
古いカードを勧めてくださる場合は、基本的に代用できるスタンのカード、手に入れられるなら本命カード、のようにしていただけると助かります。
忙しく反応出来ないこともあるかと思います。
しかし皆様が生徒たちのために議論した跡を見るのは楽しいものですし、色々ヒントになることもあります。
なので、自由に私以外で議論を進ませることも特に遠慮しないで頂ければ。
ですがネットなのでマナーを守って・・・。
ちなみに私が書き込みする場合、省略されないように分割して書き込みしています。
連投ご容赦願います。
また、文章中の生徒の発言、メールなどは私が要約したものです。
では、よろしくお願いします。
(last edited: 2010/01/17(日) 00:12:25)
2009/11/21(土) 20:23:19
405
:
塾講師
《疫病吐き》
《屍の原形質》
はまず
《地震》
を使いこなしてからですね。
《剃刀毛のマスティコア》
・・・どうなんでしょう・・・。
一応参考に入れておきますか。火力を除去に使うために手札に溜めておけば維持もできますね。
さてさて。
ちゃば様、404様のアドバイスも考慮しまして、これで確定かなー?
以前載せたやつの修正版ですし、分割せずに投稿。
《エラソウ》
だった口調は後ろに合わせて修正。
MTG塾、二学期通信簿
前文
勝つためには二つのアプローチがあります。
一つは相手にとって脅威となるようなカードを使うこと。
つまり自分が有利になるように動くこと。
もう一つは相手の脅威に対策するカードを使うこと。
つまり相手が不利になるように動くこと。
この二つを両立させたデッキが強いデッキと言えます。
前者は皆がすでに知っていることですが、もう一段強くなるために、後者について考えて欲しい。
例えば、攻撃的カードは前者、除去呪文など受身なカードは後者となります。
そして現在、攻撃にもなり除去としても使える火力を皆が使っているわけですが、
逆に考えると、この脅威に対処できれば簡単に勝利できます。
皆が使っている基本火力は
《稲妻》
だということを考えて欲しい。
その対処法はなんでしょうか?
また、同時に現在の皆が使っているデッキの共通点を考えると、対策が浮かびやすい。
現在、ほとんどのデッキが小型のクリーチャーを主体としています。
これに対して単体火力を使うことは一つの正解だが、他にも正解はあり、それぞれに長所短所があります。
例えば火力の長所は本体にも撃つことができること。
しかし欠点としてタフネスの高いクリーチャーは除去できない。
それに大量にクリーチャーを展開されると火力では追いつかない場合があります。
アドバンテージを得つつ、クリーチャーという脅威に対処するにはどうすればよいでしょうか?
※アドバンテージ概念
自分も相手も対戦中に使えるカードは初期手札7枚と毎ターンのドローが中心。
ということは、自分のカード1枚で相手のカードを複数枚潰せれば、
それだけ自分の余剰カードは好きに使えることになり、優位に立てることになる。
このことを逆に考えれば、ドローもアドバンテージの一種。
多くカードを引けば、それだけ優位に戦える。
例えば
《エルフの幻想家》
や
《グレイブディガー》
はクリーチャーを出しつつも手札は減らないのでアドがあると言える。
しかし、アドバンテージを捨て、速攻に賭けるという戦略もまた正解。
デッキ講評
A
速攻というコンセプトを貫いた良いバーン・ステロイドデッキです。
クリーチャーの選択も良く、
《怨恨》
を最大限に活用していると言えるでしょう。
しかしよく
《山》
が来ないと嘆いているのを見掛けるので、色マナが心配です。
《根縛りの岩山》
が4枚あると序盤グッと安定します。
最大の欠点は「息切れしやすいこと」。
コストが軽く、火力が多く、速攻戦略が可能であるということは逆に考えると、
パワーが低く、火力は単発なので、削りきれなければ負けるということにもなりかねません。
それを克服するためにクリーチャーの増量や何度も使える火力や無駄な土地の活用法などを考えましょう。
クリーチャーについては、せっかくステロなのですから3、4マナまで視野に入れましょう。
クリーチャー陣が厚くなれば、
《怨恨》
の活躍の機会も増え、
速攻戦略を維持しつつ、攻めの線の細さを補強することができます。
大会で活躍した赤緑速攻デッキでも4マナは採用されていました。
【重要参考】
《喧騒の貧霊》
《ボガートの突撃隊》
《ぼろ布喰いの偏執狂》
《渋面の溶岩使い》
《黒焦げ》
《密林の猿人》
【参考】
《ブラストダーム》
《樹上の村》
《嵐の束縛》
《グルールのギルド魔道士》
《台所の嫌がらせ屋》
《巨森の蔦》
【三色の場合】
《番狼》
《長毛のソクター》
《クァーサルの群れ魔道士》
《稲妻のらせん》
B
優秀なクリーチャーを火力でサポートするという正統派のバーン・ビートデッキです。
火力は除去も兼ねているので、全て本体に撃ち込まず、何枚かは常に抱えておきましょう。
しかし1ターン目に動かないことは得策ではないので、優秀な1マナカードを用意しましょう。
特にエンチャント破壊のないこのデッキではハンデスの
《強迫》
が生命線になることがあります。
またクリーチャーが少ないため除去されると戦況が厳しくなると思います。
あともう少しクリーチャーを増やすか、ドローで夜鷲を引いてくる確率を上げることで、
より強力なデッキに仕上がります。墓地回収手段も整えるとなお良し。
除去には、せっかく自分の主力クリーチャーが飛行中心なのですから
《地震》
もいいと思います。
最後に、テンポよく相手を圧倒するためには色マナの安定が不可欠です。
《竜髑髏の山頂》
を4枚入れるだけでグッと強くなります。
【重要参考】
《地震》
《強迫》
《血の署名》
《燃え立つ死霊》
《炎渦竜巻》
《弧状の稲妻》
【参考】
《グレイブディガー》
《カーノファージ》
《吸血鬼の裂断者》
《虚空》
《ファイレクシアの闘技場》
《剃刀毛のマスティコア》
【三色の場合】
《セドラクシスの死霊》
《祭影師ギルドの魔道士》
《モロイ》
《対抗突風》
《電解》
C
上陸や
《Berserk》
を活用した素晴らしい爆発力のコンボ・ビートデッキです。
このまま崩すのはもったいないように思います。
主体となるのは緑赤で、キーカードも他のデッキとは違うので再構成して残してはどうでしょう。
《ベイロスの林壊し》
を起点に20点ダメージを考えるなら、
1、林壊し+砕土(カルニ)+砕土(カルニ)
2、林壊し+砕土(カルニ)+バーサク(二度裂き)
の二通りの方法がありますし、
《ゼクター祭殿の探検》
を起点に20点ダメージを考えるなら
1、ゼクター+巨森の蔦+バーサク(二度裂き)
2、ゼクター+バーサク+二度裂き
となり、実はけっこう一撃必殺の実現確率が高いのです。
特に
《巨森の蔦》
はクリーチャーを除去から守ってくれるので重要。
《ベイロスの林壊し》
《ゼクター》
《巨森の蔦》
を4枚揃えるだけでかなり強いデッキになるでしょう。
弱点は序盤です。耐性の高い小型クリーチャーかもしくは除去を入れておきましょう。
【重要参考】
《二度裂き》
《カルニの心臓の探検》
《ムル・ダヤの巫女》
《リバー・ボア》
《台所の嫌がらせ屋》
《弧状の稲妻》
【参考】
《猛り狂うベイロス》
《エルフの幻想家》
《桜族の長老》
《板金鎧の土百足》
《迷える探求者、梓》
《残忍なレッドキャップ》
【三色の場合】
《化膿》
D
色マナ基盤にしっかりと配慮したバランスの良いビッグマナです。
最速3ターンでドラゴンを呼び出せる加速力は素晴らしい。
しかし、ドラゴンだけで制圧は出来ません。
まず序盤を生き延びるために除去は必要。
黒、赤と除去の得意な色が入っているのですから、除去はしっかりと備えておきましょう。
火力を使うのであっても本体に撃ち込むのではなく除去に専念しましょう。
せっかく多くのマナがあるので分割可能なX火力も良いと思います。
もしくは場に出るだけで場を支配できるドラゴンを選びましょう。
また、緑なのだからエンチャント対策も忘れずに。
構成としては、赤・緑が半々ぐらいになると思います。
上記の点は改善すべきですが、それによってマナ加速力は失わないでいて欲しいです。
高速で重マナ域に到達してパワー・タフネスの高いドラゴンを連続して出すというコンセプトは、
除去の中心が火力であるこの環境においてかなりのメリットとなり得ます。
(反面、除去が黒中心だと苦しくなる)
早い段階でドラゴンを多く出すには、やはりデッキのドラゴンの数そのものも考えなければなりません。
その辺りのバランスがデッキ構築の腕の見せ所です。
【重要参考】
《ボガーダンのヘルカイト》
《炎破のドラゴン》
《炎渦竜巻》
《弧状の稲妻》
【参考】
《桜族の長老》
《火の玉》
《とどろく雷鳴》
《残忍なレッドキャップ》
《火口の乱暴者》
【三色の場合】
《溶岩崩れ》
E
緑の特徴を掴んだ豪快なファッティデッキです。
エンチャント対策を忘れていないのが素晴らしい。
欠点はクリーチャー除去が薄いことと動き始めるのが遅いこと。
除去が薄く、ファッティが出るまでをつなぐ中級クリーチャーもいないので、
序盤に相手の猛攻があれば押し切られてしまいます。
なので相手のクリーチャーを除去する必要がないほど早い段階でファッティを出すか、
もしくは中級のクリーチャーも揃え、中盤から圧倒するのが良いと思います。
ファッティを中心に考えるならマナ加速を充実させるか序盤を生き残る方法を考える、
《怨恨》
を活用するなら中級クリーチャーも入れる、などコンセプトを明確にして構築しましょう。
また飛行対策が
《命取りの出家蜘蛛》
に頼りきりです。
蜘蛛を何度も使いまわす方法を取るか、他の飛行対策をしておきましょう。
除去の中心が火力であるこの環境において、火力では焼かれにくいファッティを使うというのは
良いコンセプトで、うまく構築すれば勝率も上がります。
問題は、どのようにファッティにつなげるか。
そこを突き詰めて、しっかり考えてデッキ構築しましょう。
【重要参考】
《掻き集める梢》
《エルフの幻想家》
《リバー・ボア》
《トロールの苦行者》
《棍棒のトロール》
《台所の嫌がらせ屋》
《ウェザーシード・ツリーフォーク》
【参考】
《砕土》
《カルニの心臓の探検》
《スカイシュラウドの要求》
《桜族の長老》
《傲慢な完全者》
【三色の場合】
《爆発的植生》
(last edited: 2009/12/23(水) 15:16:04)
2009/12/22(火) 01:15:32
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