[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-19]...
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Hunter horse
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【群れ・大群】全カードレビュー
今回のお題はカードのモチーフとして頻繁に扱われる群れや大群でした。 《ハイエナの群れ》のような単に1体のバニラクリーチャーであるものも多く、必ずしもトークンやその他の特殊な表現技法が使われているわけではありません。 しかしせっかくお題にしたところなのでやはり新しいやり方に挑戦したカードが多かったですね。
では見ていきましょう。
>>863 様 《貪る大群》 虫の行進。単体ではそれほど増えないのでコピーやリアニメイトを駆使して能動的に増やしてやる必要がありそうです。
>>864 様 《群れ呼びの儀式》 X呪文をなんでも「群れ」化。これを出すために3マナとカード1枚を支払っているのでそれ以上の踏み倒しを狙う必要があります。《死せざる者への債務》《発破》が狙い目でしょうか。
>>865 様 《新ファイレクシアの侵攻計画》 全装備品を生体武器化。色の設定に関しては前例がなく難しいですね。装備コストの踏み倒しは白や赤の領分で、アーティファクトを動くようにするのは青、ただし細菌の生成を黒の新しい役割としても違和感はないように思います。
>>866 様 《三つ子の大牙獣》 3体揃い踏み。打ち消しに強く、合計パワーが高いなど独自的な強みはありますが、効果を発揮するターンが遅すぎて役割を持ちにくいカードですね。主戦場は単純スタッツが物を言うリミテッドになるでしょう。
>>867 様 《黙示録の虫》 第5のラッパ。累加アップキープによって土地の減る量が途中から大きく逆転します。打点は高いのでその前に相手を仕留めたいところです。
>>868 様 《群れによる狩り》 じゃんじゃん増えるビースト。8マナのエンチャントらしい派手な効果のカードです。止まらない群れの勢いが感じられる様は今回のお題に相応しいですね。重すぎて戦略に組み込むのが大変なのは難点。
>>869 様 《群れ乗っ取り》 紛れ込む偽物。フレーバー性は高いと思いますが、文章が煩雑で挙動が複雑すぎます。いくつかの能力に焦点を絞った方が良いと思います。カウンターを用いる必要もないでしょう。
>>870 様 《大勢なるカスリル》 虫率いのPW。忠誠度が増える速度がえげつないですね。盤面制圧力が極めて高く、単体でフィニッシュも可能で強力です。
>>871 マザー 様 《探求の群れ》 緑による《茨潰し》系マスデストラクション。クリーチャーは破壊できませんが、土地がなくなった状態でクリーチャーが残れば有利を確定できるので逆にメリットとなるでしょう。
>>872 肉じゃが 様 《物陰の繁殖》 《厄介な害獣、ブレックス》で扱われた各タイプへの補佐カード。タイミングが限定されることや効果量のブレが大きいことは不安要素ですがうまく決まったときの威力は抜群です。
>>873 様 《群れの脅威》 勝利条件カード。主にトークンを複数生成するカードで条件達成を狙うことになるでしょう。《未練ある魂》など多くのカードと2枚コンボを形成します。
>>874 様 《百竜夜行+風神龍、イブシマキヒコ》 英雄譚とクリーチャーのTDFC。1番目の章能力を繰り返し使えるのは新しい試みです。1ターンあたり2/2トークン増産はこの重さのカードとしてはさほど強いアクションでもないので維持しないことも多そうです。
>>875 様 《避けられない衝突》 かつてないほど低コストで大量のトークンを生成するカード。クリーチャーが戦場に出たときの能力を誘発させまくったり全体強化や召集を利用して自分だけ得をするようにしたりと活用可能なシナジーが多彩です。
>>876 様 《騎馬隊の主》 大軍を率いるリーダー。数に守られ、数で圧倒する様子が表されています。睨み合いが発生したときに安定したクロックになってくれるのが好ポイント。
>>877 様 《羊の大群》 眠るときの羊。2ターンに1回しか攻撃できませんが、サイズは良好でブロッカーをどかす能力もありがたいですね。死亡時誘発は相手に利用されることも。
>>878 Nishi 様 《ローチの大群》 増えるローチ。おぞましいイラストが目に見えるようです。攻撃する側から見ると攻撃するほど接死ブロッカーが増えることになるのがとてもいやらしいですね。
>>879 居玉 様 《悪食バッタ》 蝗害を表現したカード。倍々に増えていって最後は何もなくなります。この手のリソースを全力で食い潰す挙動は赤に多く、調和を是とする緑に実装できるかどうかについては議論が起こりそうです。
>>880 ゴールキーパー 様 《大群の黒き眼、スイミー》 攻撃にもブロックにも使えない小さな魚たちの協力劇。コストに対してトークンの数が多いのが特徴的で《対立》の種など別な用途にも使えます。
>>881 様 《風のドレイクの群れ》 攻撃時に戦力を2倍化。無尽に似た能力ですが、実際的な機能は《聖トラフトの霊》に近いですね。このカードはコモンをイメージしていると思いますが、アンコモン以上であれば複数であることを利点にした様々な能力を持たせることができそうです。
>>882 様 《薮蚊柱》 幻影クリーチャー系の能力を持った蚊の群体。+1/+1カウンターを用いないものは珍しいですね。この類の能力は単に頑強さや再生力を表したものが多かったですが、群れを表すのにも使えるのはなるほど納得です。
>>883 八三五 様 《セゴビアの大隊》 《セゴビアの天使》に匹敵する兵士の戦力。絆魂持ちで優秀なウィニークリーチャーです。今後セゴビア出身のクリーチャーが定番化する可能性も十分ありますね。
>>884 様 《屍骸の群れ》 2枚目を出すと特殊な挙動をするクリーチャー。2/2同士が重なることで見かけ上の戦力は減となりますが、代わりに除去耐性が得られます。
>>885 様 《狂怖のパレード》 黒赤版《謙虚》。赤らしく無作為要素がありますが、その結果による有利不利は少ないですね。重すぎるのでちょっと使い勝手が悪そうです。
>>886 シカガネ 様 《軍隊蟻の噛みつき+軍隊蟻の住みつき》 群れによる格闘系除去。トークンデッキ用の緑除去として有用ですね。説得力の高さを感じます。分割カードであることはプレイアビリティの点では嬉しいですが、他の方法を使った方がフレーバー性が高まると思います。
>>887 様 《絶滅のタブレット》 大動員。《絶滅の王》並のP/Tを持ち、独自の除去耐性を持つカードです。一撃で相手を葬り去ることができる可能性も十分で、高い機能性を感じます。
>>888 様 《北方の兵団》 わらわらと増え、増えれば増えるほど強力になる鉄砲玉の兵士たち。横並びの攻撃、目的のための団結という2色の重なりに着目したカードでもあります。
>>889 様 《避難民の祈り》 パワー0の代わりに2マナで3体の高効率生成 or 6マナで賛美6。どちらも新しい効果ですね。即効性があり、1体ずつ攻撃させるだけでもかなりの破壊力となります。
>>890 様 《生ごみの日》 食物を昆虫に。0/1トークンを活かすためにはサポートが必要ですが、食物を生成するデッキであれば生け贄の手段や《フェイに呪われた王、コルヴォルド》などのシナジーを形成するカードが自然とデッキに入るでしょう。
>>891 様 《死肉の誘引》 死亡カウントでのトークン生成×2。この手のカードは年々強くなっていて《マーンの戦慄の隆盛》ではついに1マナで撃てるようになりましたが、こちらは2倍の生成量です。生け贄エンジンを全力で吹かせて能動的に使っていきたいですね。
>>892 様 《群れの支持者、アジャニ/Ajani, Bolsterer of the Pride》 猫デッキ専用PW。的中したときの威力が高く、空振りしても最低限の保証をしてくれる[-3]能力は使用感が良さそうです。
>>893 様 《17年蝉の羽化》 周期蝉の大群。17ターンと考えると長いですが、ドローやルーティングなどで早めることが可能で、決まれば必殺の威力があるためなかなか強そうです。
>>894 様 《灯蟲の群れ》 群れる非伝説のPW。2枚揃わないとほとんど効果がないため戦力としては不安定です。シンボルもかなり厳しいですね。
>>895 様 《ドラゴンダンス》 "Dragon dance"と呼ばれるコウモリの大群。コウモリが散る条件が2種類設けられていて戦闘にも除去にも強く、非常に取り回しが良いデザインです。
>>896 様 《人海戦術》 群れまくる苗木。これ自体が召集持ちで起動型能力も数が数を呼ぶ効果と群れ系の効果づくしのカードです。数の暴力をとても真っ直ぐに表現したカードですね。
>>897 通りすがりのジョニー 様 《烏合の衆+シュプレヒコール》 異なる種族の協力という意図は明快ですが、どちらの効果も強すぎます。コスト設定を見直す必要があると思います。
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「私が考えたカード」のコーナー
自立飛行編隊 (赤) アーティファクト・クリーチャー ― 飛行機械 飛行 あなたがコントロールしている飛行機械は可能なら攻撃する。 自立飛行編隊が攻撃するたび、あなたはこれ以外のアーティファクト1つを生け贄に捧げるかあなたの墓地からアーティファクト・カード2枚を追放してもよい。そうしたなら、飛行を持つ赤の1/1の飛行機械・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。 1/1
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(last edited: 2021/05/30(日) 03:38:49)
2021/05/24(月) 08:06:08
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