[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-18]...
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Hunter horse
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【未登場のマナ・コストを持つカード】Pick結果です。
[入賞] >>704 subaruizu 様 《叡智の息吹、アストラ/Astra, Breath of Wisdom》 4URW。サイクリング関連のコスト踏み倒しカードには《忘れられた者たちの伝令》《予測不能な竜巻》がありますが、それらと十分な差別化ができている点、シンプルで素直な働きをする能力である点が好ましいと感じました。サイクリングをすればするほど多大なアドバンテージが生まれ、有利の度合いが高まっていく挙動は非常に直感的です。普段と違ったアクションを要求せず、違和感を生じさせることなく大きなボーナスをもたらすというシナジーカードのお手本のようなデザインだと思います。
>>705 様 《燃えがら蜘蛛》 RGG。お題発表時に例示していたマナ・コストです。実戦的なアグロ向けのクリーチャーで、3/3/4のボディと好きなところに1点のダメージを与えるCIP能力の組み合わせは《ゴブリンの鎖回し》に近い使用感を生んでいると思われます。赤緑らしい攻撃的で飛行に強いカードであり、赤の機能1つと緑の機能2つとなっている能力の構成はシンボル数を強く意識したデザインで大変良く作り込まれていると思いました。厳し目のシンボル数であることを差し引いても使用したくなるカードです。
>>720 様 《ニジリゴケ》《ガジガジムシ》 全く新しいシンボル。マナを要求しないシンボルなのでもはやマナ・シンボルと呼んでいいのかすらわかりません。《ドライアドの東屋》とよく似た挙動をするメカニズムですが、起動型能力の支払いにも使えるなど拡張性が高められています。緑にも関わらずタッパー能力を持っていたり飛行を持っていたりして既存の殻を大きく破るカードであることも示唆されています。パワーバランスが適切であるかはわかりませんが、アイデア性の観点では格別に刺激的なカードです。
>>721 様 《豊穣の巨身》 GGGGGGG。《尊原初》を超えるセプタプル・シンボルのクリーチャーです。呪禁・警戒・到達の組み合わせは盤面にそびえる不動の存在を思わせます。カウンターの割り振りで合計パワー14相当の戦力になったり7/7絆魂のように機能したりするなど出力が大きく、シンボル数に見合った華のあるデザインです。カード・アドバンテージを得られるカードでないにも関わらず存在感があり、それでいて強すぎることもない絶妙な調整になっていると思います。
>>725 様 《褪せゆく世界》 1CC。大変シンプルな除去です。ゲートウォッチの誓いでは無色シンボルはかなり重いコストと見なされていてダブルシンボルのカードは《大いなる歪み、コジレック》1枚しか作られませんでした。このカードもシンボル部分は重いと言えますが、それに見合うだけの強力な除去効果となっています。《屈辱》や《英雄の破滅》よりも概ね広いカバー範囲を持ち、土地やエルドラージには無効ですがそのこともパワーバランス的に面白さを生んでいると考えられます。
>>755 様 《聖夜のサンタクロース+プレゼント》 3SGW+GW。もうすぐやって来ますね。プレゼントは氷雪版の宝物トークンで、カード名通り相手にもプレゼントしてしまいますが適切なデッキで使えば自分の方が多く得られることが多いでしょう。プレゼントを自らの支払いに当てることで自分のクリーチャーが3体なら5マナ、4体なら4マナと実質コストダウンして登場します。色の役割から白の平等性や緑の呪禁といったサンタクロースの性質と合致するものを適切に選んできた丁寧なデザインを感じました。
[大賞] >>742 様 《アングラスの激怒/Angrath's Rage》《ジェイスの献策/Jace's Suggestion》 新しいマナ・シンボル。複製や多重キッカーと近い挙動をします。しかしそれらよりもシンプルに挙動を説明することができ、新たに導入するに相応しいだけの魅力が感じられました。《アングラスの激怒》は通常よりも1マナ分高効率のX火力で、《破壊放題》でもあります。単色デッキでの使用が推奨されますが、2色デッキでも採用されることがあるでしょう。《ジェイスの献策》は通常のXマナとの合わせ技で、2マナ、4マナ、6マナいずれで使っても標準的な強さです。パーミッション要素を含むコントロールデッキに採用されるでしょう。《魂の消耗》が元ネタであるとされていますが、単色デッキに限らない活用法が提示されている点が大変素晴らしいと思いました。大賞おめでとうございます。
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(last edited: 2020/12/20(日) 18:44:16)
2020/12/14(月) 00:10:57
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