[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-18]...
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Hunter horse
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【白のドロー】Pick結果です。
[入賞] >>583 Nishi 様 《苦行》 ライフ回復をドローに置換。《崇拝の言葉》の逆バージョンで、この効果もまた白にぴったりだということを発見した洞察力が素晴らしいと思いました。1マナにして最大3枚のドローを行う非常に強力なカードで、《天界の語り部》のような特定の値を目指すカードとはディスシナジーですが、《清純のタリスマン》のようななにかのついでにライフを得るカードと好相性です。パワーレベルに関しては1マナではかなり強く、環境によっては2マナ以上でなければ収録できないでしょう。
>>584 居玉 様 《戦略会議》 会議だよ全員集合。クリーチャーを利用するドローは緑の役割ですが、このカードは1体1体に異なる手札を持たせることで「会議」の意味合いを生じさせ、白らしい雰囲気に落とし込んでいます。クリーチャーが除去されてしまうとカードが失われてしまうリスキーさがありますが、そのことも《放逐する僧侶》系効果を扱う白らしい側面として機能していますし、リスキーさと引き換えに《巫師の天啓》よりも1マナ軽くなったことで白が速いウィニーの色であることにも合致していると思います。
>>593 八三五 様 《戴冠式》 《休戦》亜種。色の役割が確立していたとは言い難い頃のかなり古いカードですが前例があります。近年試験中の平等な1ドローが認められ、平等な2ドローも試され始める可能性は十分あり得るでしょう。戴冠式という「全体として好ましい」と「頂点を決定する」の両方を満たすイベントをモチーフにすることで各人にドローを与え、その中でも自分が1番多く引くことを正当化しているのが非常に巧みなデザインであると思いました。
>>594 様 《救護兵のノーム+救護のボトル》 《ボトルのノーム》が元ネタと思われるカード。効果的には《活力回復》の方が近いですね。2マナ3/1絆魂と考えればアグロ的な性能のカード、3マナ3/1絆魂+3点回復1ドローと考えればコントロール的な性能のカードで、どちらにも適する面白い性能です。戦いと救護のために作られた機械であるという設定の質感が強く、兵士に呼び出され、力尽きるまで戦い、最後は回復剤となるという一連の流れに説得力があります。とても格好のいいカードだと感じました。
>>603 ワニの握り 様 《敢然たる犠牲獣》 相手のターンの戦闘で死ぬと1ドロー。大変に地味な効果ながら、斬新かつ白らしい効果だと思いました。このような受動的な効果は他のどの色も扱わないでしょう。見事な切り口です。警戒持ちであることも好ポイントです。警戒はこの能力と相性がよく、ノーガードの殴り合いとなったときに能力発揮のチャンスがなくなることを防ぎます。絶妙なバランスを巧く突いたカードだと思いました。誘発条件は戦闘中だけでなく対戦相手のターン全体としても良さそうです。
>>620 様 《鐘楼番》 《寺院の鐘》専用カード。もし公式に登場するならJumpstartのような製品で2枚組で収録されるでしょう。近年の白の平等なドローという新たな役割と、既存カードにそういったものが既にあることに着目したデザインですね。単体で毎ターン追加の2ドローをもたらすことができる影響力が大きなカードです。《名高い武器職人》が青でありながら実質的に火力を扱えるように、白にドローを持たせるべきか否か迷っているときに登場しそうなカードだなと思いました。
[大賞] >>596 様 《穀物袋/Grain Sack》 1マナで平地サーチ、2マナで3点回復。エルドレインの王権で少数作られたトークンでない食物のシリーズです。白に時々現れる、白が濃いデッキでのみ運用できるカードでもあります。穀物の2つの用途である「植える」と「食べる」を表現した2種類の能力に加え、穀物畑からは何度も繰り返し穀物を収穫することを表現した3つ目の能力を持ちます。多くの平地に麦畑が描かれていることに着目した非常に美しいカードです。土地枚数の安定化を図る1ターン目のアクションとしてもアドバンテージとライフを押し広げる終盤のアクションとしても有用で、《パンくずの道標》などをタッチすると食物であることも利用できます。今後白の食物シナジーカードも登場するかもしれませんね。大賞おめでとうございます。
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(last edited: 2020/12/05(土) 23:27:17)
2020/11/30(月) 00:16:07
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