[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-18]...
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Hunter horse
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【飛行】Pick結果です。
[入賞] >>369 様 《綿毛鱗の草ハイドラ》 ふわふわの綿毛を付けたハイドラ。ハイドラには爬虫類系の姿のものと植物系の姿を併せ持つものがありますが、これは後者の形です。名前と能力から、格闘をすると綿毛が散らばるイメージがありありと伝わってきます。召集持ちのXクリーチャーであり、トークンが生成されるとそれらが再び召集のタネになるという機能も意図が明快です。全体のバランスは少し見直しの必要があるように思いましたが、アイデアについては今回の投稿作で最も優れていると感じました。
>>381 居玉 様 《鼠のこそ泥》 屋根の上を伝うこそ泥。樹上能力の再来です。樹上能力を再割り振りするにあたってこの能力を持つ色として考えられるのは、攻撃時のみ飛行を持つ白、飛行とブロックできないを併せ持つ黒がありますが、緑の飛行対策をすり抜ける対抗要素であるとして対抗色の黒に与えるのは説得力が伴っていると思います。2/2/1の回避能力持ちという攻撃的なカードをコモンに作ることができることを示したことも評価したいポイントです。
>>385 様 《跳躍兵》 ジャンプの動作を表現したクリーチャー。呪禁を得る起動型能力は屈んだ体勢で防御をすることを表していて、アンタップ時に飛行を得る誘発型能力は屈んだ体勢からジャンプをすることを表しています。シンプルでいてフレーバー深い優れた造形です。回避能力と除去耐性を併せ持つという点でオーラの付け先などにも適していて、2色が含まれていることからリミテッドの指針になりそうなカードですね。現実的かつ新しさを持つカードです。
>>386 ねころぶいぬ 様 《探査ロケット》 空高く飛んでいくロケット。キーワード・カウンターの登場により1体のクリーチャーが同一キーワード能力を複数持ち得る状況が以前よりも増えました。このカードは、そのことを踏まえての複数の同一カウンターに意味をもたせる実験的な意欲作ですね。飛行を複数持つことでより高く飛ぶという発想は他の投稿作でも見られましたが、成層圏を超えて飛んでいくというアイデアは非常に独自性があると思います。成果として知識(カード)がもたらされる点も興味深いフレーバーです。
>>389 様 《ハエ叩き》 ハエ以外にも多くの害虫に有効な言わずとしれた汎用武器。虫のみに有効な武器をゲーム上に落とし込むに際して、「昆虫のみに有効」ではなく「飛行のみに有効」としたところは(今回のお題に合わせる意図もあるでしょうが)ゲームを豊かにする適切な拡大解釈であると思います。それでも《バジリスクの首輪》と比較すると残念な性能ではありますが、この名前である以上は弱い装備品であることが求められるので致し方なしでしょうか。コミカルで印象的なカードだと感じました。
>>416 わど 様 《幸福なツバメ》 幸せの王子をアレンジしたと思われるカード。宝石や金箔でなく自身の翼を犠牲とします。MTG世界への落とし込みにおいて必ずしも元ネタに忠実である必要はないという好例ですね。こちらも複数の飛行カウンターを扱い、最大2体のクリーチャーが飛行を持つようにできます。1/1/1飛行+1体に飛行付与の状態も2体に飛行付与の状態も1マナでもたらされる効果としては強力な部類に入り、使用感が良さそうなカードです。最後は死んでしまうのが悲しい。
[大賞] >>403 様 《鉄羽の大鴉》 クリーチャーやPWを連れて大空へ。攻撃時に他の攻撃クリーチャーに飛行を付与するのはよくある能力ですが、これは防御時にPWに飛行を付与することもできます。防御系飛行能力の代表格《Moat》を踏襲しながらも、対象をPWに限定したことでパワーを抑えていて好ましい能力ですね。攻撃時と対になるように「ブロック前にクリーチャーを飛ばす」といった能力を持たせることも考えられたと思いますが、そうした能力よりもダイナミックで面白い働きを持つように思います。どちらの能力も白と青に跨ったものですが、2つを同時に扱うことができるのは空の色である青にふさわしいと感じさせられました。全体として様々なものを運ぶ大きな鳥の描写に溢れていて、フレーバー的な一貫性も感じます。大賞おめでとうございます。
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(last edited: 2020/11/06(金) 18:35:40)
2020/11/02(月) 00:01:16
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