[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-18]...
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Hunter horse
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【悪斬の天使系ファッティ】Pick結果です。
[入賞] >>120 subaruizu 様 《鏡纏いの恐怖囚われ/Mirrorcoats Horrorcaught》 非戦闘のダメージと破壊効果をプレイヤーに反射するクリーチャー。青や黒が今まで持ったことがない種類の能力ではありますが、青の対象変更や黒の利己的性質で説明ができるため妥当性は十分です。新しい役割の拡張の可能性を感じるカードだと感じました。ファッティにはテンポ損しないための除去耐性がセットで求められることが多く、それでいて破壊不能のような強力すぎる除去耐性はゲームをワンパターン化してしまう問題があります。このカードは限定的な破壊不能とも言える能力によってその問題を和らげることができるでしょう。一方で、一般に7マナクリーチャーに求められるカードパワーはもう少し高そうで、フィニッシャーを任せるにはもう一声ほしかったところでもあります。
>>129 ねころぶいぬ 様 《排外主義のサイクロプス》 4つの新能力を持ったクリーチャー。PWへの速攻は相手がPWをコントロールしていないと働かない限定的な能力ですが、本体を殴りすぎずPWにだけマイルドな対策をする点でバランスが取りやすいと考えられます。通過は主にトークンとアーティファクト・クリーチャーに働く能力で、比較的近いキーワード能力はかつての畏怖でしょうか。条件がわかりやすく整理されている点が高ポイントです。分解と返報は既存能力のキーワード化ですね。いずれの能力も実現性が高く、1枚のカードに詰め込むことには疑問がないわけでないですが、全体として適切なバランスとフレーバーの範囲に収まっています。
>>133 様 《猛進するアイベックス》 5マナ3/3と素の性能はファッティとは言えないところですが、攻撃時は最低でも6/6となり十分なファッティに変化します。緑はパワーが5~6のクリーチャーが多く存在し、パワーへの修整も得意なのでさらなる強化を目指すことは難しくないでしょう。相手のクリーチャーも参照するため戦闘で負けることもほぼありません。元ネタの《草分けるアイベックス》は《踏み荒らし》の生物版でしたが、これは単体や少数で運用した方が効率的で、うまく差別化もできています。緑らしく成長性がありパワフル、魅力がわかりやすく、扱いが容易でありながら強化手段は多彩に考えられる優れたデザインであると思います。
[大賞] >>111 様 《運命の処罰者》 破壊不能へのソフトなアンチカード。トランプルとブロッカーへのダメージ能力の組み合わせは「タフネス2以下にブロックされない」かのように働くほか、タフネス3以上にブロックされたときはパワー8のトランプルであるかのように振る舞います。クリーチャー戦においては見た目よりもダメージの生産量が大きいですね。速攻と警戒を持つスペックが近い過去のカードには《概念の群れ》や《造反の代弁者、サムト》がありますが、破壊不能によって膠着したゲームを飛行などのハードな回避能力を使わずに打破するという役割を持つ点で独自性があります。神や骸骨などの破壊不能クリーチャーが跋扈するリミテッドの環境をマイルドにしてくれることなどが期待できますね。新しい効果を使わずに組み合わせによって面白いバランスを演出できていると思います。大賞おめでとうございます。
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(last edited: 2020/09/30(水) 19:05:18)
2020/09/28(月) 00:18:32
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