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2024/04/20(土) 01:03:07

[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-16]...

1 :
オリカスレ管理人
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現在のお題(3/30~4/5):【戦場のエンチャントを対策する黒のカード】(>>944-

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■注意

《トップのお題は最新でない場合があります。お題は常にPickerの最新の投稿を参照して下さい。》

複数投稿(サイクル除く)は原則禁止ですが、Pickerが許可した場合はその限りではありません。
投稿を修正する場合は、以前の投稿を破棄した上で行って下さい(ログイン後の編集はその旨を示す事)。

初めての方は>>2
過去のPickは>>3
過去スレ一覧は>>4

その他不明な点があれば、何時でも増刊号スレにてご質問下さい。
オリカに関する雑談もこちらの増刊号でどうぞ。
http://forum.astral-guild.net/board/21/1636/
(last edited: 2020/03/30(月) 23:54:54) 2019/10/14(月) 23:43:39

575 :
Hunter horse
+

【色の役割を外れたカード】全カードレビューです。

「色の役割を外れた「曲げ」のカードを作ってください。」が今回のお題でした。
「曲げ」は狭く難しい領域です。
色の役割の「曲げ」とは色の役割を外れたカードのうち、色の弱点を埋めないカードとされています。
色の役割は意外と広く、滅多に登場しないものも含みます。例えば、緑の飛行は色の役割の範疇です。
色の弱点を埋めてしまうカードは「折れ」です。例えば、赤のライフ獲得ですね。
「曲げ」とは色の役割と「折れ」の中間にある狭い領域です。

そして、色の役割を外れたカードを作るには強い理由が必要です。
それはエキスパンションのテーマであったり、強いフレーバーであったりします。
「曲げ」の話題で頻出する《ドラゴン変化》が赤のカードでありながら攻撃制限を扱えるのは強いフレーバーによるものです。

それから、「曲げ」は時代によって移ろう性質もあります。
同じ「曲げ」が何度も使われるならそれはもはや色の役割の範疇です。
例えば、古い時代の緑の速攻は今で言うところの「曲げ」だったでしょう。
時代の変化によって後から「折れ」と認識されるようになったカードも数多く存在します。
例えば、青によるパーマネント除去は何度も作られましたが、今では弱点を埋める「折れ」ですね。
黎明期に頻出した赤対策の《青霊破》は今では許されないでしょう。
時間をかけて除去する《現実の酸》はもしかしたら色の役割に入ることを期待して作られたのかもしれませんが、後継となるカードは登場していません。

いつもより少々前置きが長くなりましたが、「曲げ」のデザインは狭く難しいということです。
何が「曲げ」であるかは投稿については皆様に委ねましたが、Pickについてはそうではありません。
Pickについては上記のことを考慮して行います。
では見ていきましょう。

+

>>530 マザー 様 《理論の先送り魔道士》
マナレシオが良好な青のバウンス持ち生物。ある程度環境には左右されますが堅実にテンポを稼ぐカードですね。

>>531《激情の発露》
赤による明滅。基本的にはブロック制限と同じように働く小さな効果です。オーラや装備品を外したりトークンを除去したりできることは時に大きな差異となるでしょう。

>>532《崩れ落ちる城壁/Wall Collapse》
赤による防衛への攻撃許可。フレイバー色の非常に強いカードです。「曲げ」を扱う説得力は十二分ですが、しかし効果が限定的すぎるのは気になるところ。

>>533 肉じゃが 様 《突然の倦怠感》
青による濃霧。かつての青は軽減を扱える色でしたね。《濃霧》が強すぎると判断され基本セットから弾かれる昨今、緑より防御的な色である青の濃霧はさらに強そうです。

>>535《テンプルパの魔法》
赤以外の4色の効果。懲罰者カードに見られるように、赤はしばしば選択の権利を放棄することで役割外の効果を扱います。白と青、黒と緑の効果を強く発揮できる状況が対立的でギャンブル性が強いですね。

>>536《不完全な蘇生》
青によるリアニメイト。青は5色の中で最も死を扱わない色ですね。明滅の1種のようですが死亡時に誘発する能力も扱うことができ、《黴墓の大怪物》《変幻の大男》などと好相性です。

>>537《巣網の罠》
緑による封鎖。蜘蛛の巣と火による脱出をモチーフにしたカードですね。類似のカードに《アラクナスの蜘蛛の巣》がありますがパワーで脱出するよりも面白いフレイバーだと思います。

>>538 ESP 様 《押し流す炎の波》
赤によるバウンス。次元の混乱で用いられた役割です。除去できない範囲をバウンスに任せる二段構えは面白い組み合わせですね。ただし、増刊号でも指摘されていますが、このカードはデザインの意図通りに機能しません。致死ダメージのチェックは呪文の解決後です。

>>539《未来の拘留》
白によるミル。超常的な未来予知は青の領分ですが、公明さや事前対策といった白の理念の範囲で青のような挙動をするカードです。実際のプレイでは過去の罪を問うことも多そうですね。

>>540 Nishi 様 《ゴブリンの高射砲部隊》
赤による(ダメージでない)飛行破壊。なるほど、飛行を最も得意とする2色の対抗色である赤もこの能力を扱えるべきかもしれません。手段も赤らしいですね。

>>541《タッサの大波》
青による速攻。「波」の激しく刹那的な性質は赤のようでもありますね。威力を出すためにパーマネントを並べる必要がある点でパワーが調節されています。

>>542《格の違い》
緑による打ち消しとパーマネント破壊。昔は時々打ち消しを扱えましたね。報復としてのパーマネント破壊は《テフェリーの反応》に似ています。現代ではPWを破壊できることが多そうです。

>>543《剣戟の嵐》
白による全体ダメージ。赤っぽいテキストですね。戦士はどの色にもいるので効き目はまちまちでしょう。戦士デッキでもコントロールデッキでも自分は被害を受けずに運用できます。

>>544《錬金芸術家、ナイドール》
赤による無能力化・非生物化、ライフ獲得。本来できないことがてんこ盛りですね。ルーター能力を繰り返した後に「傑作」に辿り着ける方が好ましい挙動かなと思います。

>>545《理論武装》
10年以上前のこのスレに投稿されたカードですね。覚えていますよ。「次元の混乱」がお題だった回の大賞でした。しかし今回のお題は次元の混乱ではありません。マロー能力は青の役割です。

>>546《恐怖の餌食》
黒の全体除去。条件付きですが一方的な全滅を狙える可能性があります。自分の手札を公開するのはどの色も時々使用するコストですね。黒のパワー参照も珍しいとはいえ《地底街の抱擁》など無条件に使えています。

>>547《形成阻止》
白による確定カウンター。白は僅かに打ち消しを使える色ですが確定カウンターは「曲げ」ですね。「誓い」などのEtBがメイン効果のカードに対して特に有効です。

>>548《評議会の乱闘》
青による格闘。青は拳を持っていないわけではないのです。ただ、青は感情のままに殴るよりも効果的な解決法を探したいのです。

>>549《力による圧倒》
緑によるクリーチャー破壊。一方的格闘の亜種とも取れますね。クリーチャーを破壊するためにクリーチャーを必要とする緑の原則が守られていて良い試みだと思います。

>>550 八三五 様 《巨体の尖兵、プード》
青の1マナ2/1。伝説のバニラとしては《今田家の猟犬、勇丸》《アーボーグの暴食、ヤーグル》に続くカードです。これらほどのインパクトは感じないので能力を持たせた方が良いかもしれません。

>>551《再度の息吹》
緑によるリアニメイト。緑は自身の能力であるか、もしくは手札を経由する場合にクリーチャーを墓地から戦場に戻すことができます。他者による直接の蘇生は自然に反することを象徴します。「曲げ」の題材としては良い着眼点だと思いますが、もう少し強い理由が欲しかったところです。

>>552《勇者の片割れ、テセラ》
白によるパーマネントのコピー。自身につけられるオーラに限定することで、オーラを扱う白らしい効果になっています。オーラの欠点であるカードアドの損失を補うカードとしても秀逸ですね。

>>553《破壊の秩序》
青によるアーティファクト破壊。赤によるバウンス。なぜ青がアーティファクトを破壊できるのか理由の提示が欲しかったです。ゴーレムを参照する青/赤の混成カードは以前にも投稿されていましたね。世界観が見えてくるとカードの印象がまた違うかもしれません。

>>554 ねころぶいぬ 様 《雨ざらしの祈祷者》
白によるマナ加速。最近は少なくなりましたが、白は自身の不利を埋める効果を扱えます。後攻の序盤にほとんど確実に使えるのは弱点を埋めるほどの強力さを感じます。

>>555《浄化の炎》
赤によるオーラ破壊。「炎による浄化」はオリカでよく用いられるモチーフですが、効果は様々。装備品やオーラの破壊は「浄化」のイメージによく似合っていますね。

>>556《熱心な人魚》
もしも、初めに何かが違っていたら。白のマーフォークと黒のゴブリンはローウィン・ブロックに登場していますね。青のネズミ、赤のエルフも決して不可能な存在ではないでしょう。

>>558《加護の重圧》
黒による能力喪失。時のらせんブロックでは黒が扱っていた役割ですね。黒が苦手とするオーラや装備品への対策として機能します。

>>559《死人に口無し》
黒による呪文の追放(実質的な打ち消し)。墓地対策の一環ですね。黒らしい命名は見事ですが、しかしバランス的には白の方がより「らしい」カードになっていたと思います。

>>560《集団心理》
白による万能パーマネント破壊。主席デザイナー、マロー氏が明言したことがある「曲げ」ですね。集団の意思を尊重する白らしい効果です。

>>561《記憶飛ばし》
赤によるミル。殴ったら記憶が飛ぶ。直感的なフレーバーです。ライフ3点は概ね構築のライブラリー7枚に相当する割合で、リミテッドであればより高効率です。

>>562《森の静寂》
緑による呪文の禁止。緑は自分のターンにのみ機能する他プレイヤーへの呪文禁止、クリーチャー以外の呪文に対するペナルティを扱いますが、それらの間の子のような立ち位置です。

>>563 わど 様 《市場への供出者》
白によるドロー/相手のライブラリーからドロー。混沌の赤の領分を白の平等を理由付けとして扱っています。ドローは白の弱点ですが、公式でも頻繁に登場するところを見るに埋めたいと思っている類の弱点なのかもしれません。

>>564《大陸背負いの亀》
青による土地のコピー。実質的なマナクリーチャーです。近年の公式は緑青をマナ生成の色にしたがっているので、もしかしたらこういったカードも登場するかもしれません。

>>565《開かれた知識》
白によるドロー。白にドローを与えるとすれば、最も単純な方法は「同じ枚数を引く」になるでしょう。しかしパワーバランス的には難しいカードになりそうです。

>>566《流動人材》
白による宝物の生成。白はマナ加速を扱わない色であり、宝物の生成は《息詰まる徴税》のみが実在しています。パーマネントが大量に増えることを何かに使えそうです。

>>567《一時しのぎ》
赤による《差し戻し》。追放領域を利用し、手札に戻すよりも赤らしいメカニズムになっています。しかし物事を遅らせる概念は赤らしくないかもしれません。

>>568《報復の代弁者、タカス》
白によるハンデスと万能パーマネント破壊。白の報復の理念を使った「曲げ」ですね。能動的な喊声能力と合わさって力強い戦士のイメージが象られています。

>>569《大昆虫ヘラクレス》
緑の飛行。意外に思う方もいると思いますが、緑の飛行は色の役割を外れていません。飛行を使えない色は存在しないのです。滅多に登場しないのはゲームバランス上の事情でしょう。

>>570 moti 様 《しがみつく夢魔》
黒によるアンタップ制限。かなり限定的な効果ですが、「Q」を使うカードがこのカードと同じセットに複数枚収録されるのであれば効果を発揮できるでしょう。活力の否定を黒に割り当てるのは面白い考えです。

>>571《古龍の復権》
豪快なリアニメイト&墓地回収。緑や白が得意とする役割を多分に含んでいる効果ですね。全体としてはボーラスカラーの雰囲気がよく出ています。

>>572《バベルの崩壊》
青によるマスデストラクション。カード名の通り「バベル」デッキで威力を発揮しますが、60枚のデッキでも1発は撃てるかもしれません。

>>573《飛びかかる巨体カマキリ》
緑の飛行。《地面歩きの襲撃者》のような相手に合わせて飛行を持つカードですね。サイズが大きく警戒持ちで青の小型フライヤーが通り抜ける隙を与えないことが期待されます。

>>574《狂乱の熱病》
赤によるアンタップ制限。戦場がほぼノーガードになり、さらにシステムクリーチャーの機能を大幅に狭めます。3マナのエンチャントとしては些かやりすぎでしょうか。

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蛇足「私が考えたカード」のコーナー

赤が打ち消しを扱わない理由の1つとして、赤は対戦相手が呪文を唱えるまで待つことを好まないことが挙げられます。このことは公式の記事でも触れられています。

嫉妬の炎、バラディア (1)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー ― エレメンタル
対戦相手が点数で見たマナ・コストが4以上の呪文を唱えたとき、その呪文を打ち消す。嫉妬の炎、バラディアはそれのコントローラーに2点のダメージを与える。その後、嫉妬の炎、バラディアを生け贄に捧げる。
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(last edited: 2020/01/31(金) 01:14:50) 2020/01/27(月) 00:07:04
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