[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-16]...
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Hunter horse
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【色の役割を外れたカード】全カードレビューです。
「色の役割を外れた「曲げ」のカードを作ってください。」が今回のお題でした。 「曲げ」は狭く難しい領域です。 色の役割の「曲げ」とは色の役割を外れたカードのうち、色の弱点を埋めないカードとされています。 色の役割は意外と広く、滅多に登場しないものも含みます。例えば、緑の飛行は色の役割の範疇です。 色の弱点を埋めてしまうカードは「折れ」です。例えば、赤のライフ獲得ですね。 「曲げ」とは色の役割と「折れ」の中間にある狭い領域です。
そして、色の役割を外れたカードを作るには強い理由が必要です。 それはエキスパンションのテーマであったり、強いフレーバーであったりします。 「曲げ」の話題で頻出する《ドラゴン変化》が赤のカードでありながら攻撃制限を扱えるのは強いフレーバーによるものです。
それから、「曲げ」は時代によって移ろう性質もあります。 同じ「曲げ」が何度も使われるならそれはもはや色の役割の範疇です。 例えば、古い時代の緑の速攻は今で言うところの「曲げ」だったでしょう。 時代の変化によって後から「折れ」と認識されるようになったカードも数多く存在します。 例えば、青によるパーマネント除去は何度も作られましたが、今では弱点を埋める「折れ」ですね。 ・・・長すぎるので省略されました。全文を読むには こちら。
(last edited: 2020/01/31(金) 01:14:50)
2020/01/27(月) 00:07:04
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Hunter horse
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【色の役割を外れたカード】Pick結果です。
[入賞] >>540 Nishi 様 《ゴブリンの高射砲部隊》 本来はクリーチャー破壊を扱うことができない赤の役割を「曲げ」たカードです。前例としては《ハンマーハイムの落とし屋》があります。緑が時々するように複数の飛行クリーチャーを対策できる点が魅力ですが、そのためのリソースとして同数のゴブリンが必要なことが愚直な赤らしいですね。
>>558 様 《加護の重圧》 能力を失わせる黒のカード。通常、忘却や変質を扱うのは青の役割ですが、呪いや虚無や弱体化を扱う黒のイメージに合致する効果になっています。効果はややニッチですが、苦手なオーラ対策・装備品対策としてはなかなか強力で環境次第ではサイドカードとして出番があるでしょう。
>>560 様 《集団心理》 白の土地を含むパーマネント破壊。《過大な贈り物》も少し「曲げ」だとされていますが、交換条件でないこのカードはさらに曲がっています。集団の意思で何かを成し遂げることは白的ですが、そのことを加味しても少し染み出している、絶妙な「曲げ」具合だと思います。
>>564 様 《大陸背負いの亀》 青のマナ加速は宝物を用いるか、特定の用途にのみ使えるマナの生成が常です。しかしながら近年のセットでは緑青の2色カードをマナ加速の色に位置づける動きが出てきました。青が扱えるようになる可能性は十分あるのではないかと考えます。その場合「曲げ」でなく最初から2~3種色になるかもしれません。
[大賞] >>552 様 《勇者の片割れ、テセラ》 オーラをコピーする勇者。効果範囲をオーラにのみ絞ることで白の能力として説得力があるものとなっています。また、カード名が「勇者の片割れ」であり、コピーの付け先と共に2人で勇者になるというストーリーラインも白的ですね。コピーを扱わなければ成立しない、「曲げ」を必要とする理由が今回の投稿作の中で最も強いカードだと思いました。ここにテセラとまだ見ぬ英雄の誕生を祝福させていただきます。大賞おめでとうございます。
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(last edited: 2020/01/31(金) 01:28:18)
2020/01/27(月) 00:07:22
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