[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-16]...
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Hunter horse
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【競り】全カードレビュー
今回はリクエストラッシュから拾い上げてみた【競り】でした。
この効果は好ましくない要素を多分に含んでいると思います。 増刊号でも指摘があった通り「テキストが回りくどく長過ぎる」こと、 それゆえに「直感的に理解し難い」こと、「手順が非常に面倒である」こと、 そして自分が有利になることを仕込めすぎるので「競りが成立しにくい」ことです。 (まだまだ書けますがこのくらいにしておきます。)
実在のカードでも3枚しか存在せず、類似カードも少数。 最後に登場したのは遥か遠き神河ブロック。 当然ながら開発陣もこの扱いの難しさを十分に理解していると思われます。
しかし、裏を返せば公式が開拓していない領域はいくらでも開拓し放題ということでもあり、 今回の投稿作にもド派手で斬新なカードや、 公式よりも現実的な競りのやり方を提唱するカードなど 様々なアイデアが生まれたと思います。
では見ていきましょう。
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>>316 様 《命切る儀式》 ライフ競りで報酬は5/5飛行。自分だけが攻撃的なデッキならどちらに転んでも嬉しいですね。
>>317 様 《書庫の炎上》 ライブラリーで競る火力。バベルで使えば即死。《機知の戦い》よりもコンパクトで使いやすそうです。 ・・・長すぎるので省略されました。全文を読むには こちら。
(last edited: 2019/12/20(金) 22:40:02)
2019/12/16(月) 00:17:56
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Hunter horse
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【競り】Pick結果です。
[入賞] >>332 ねころぶいぬ 様 《ポッドレース》 危険なチキンレース。元ネタは某映画より。ドローを得るorライフを失うチャレンジに挑む権利を設定値で競るという斬新な形です。設定値は現実的な範疇では0~1、多くて2でしょう。小規模な衝突を何度も繰り返す様や利益を難度も得る様がカード名や雰囲気に合致していて小気味よいと感じました。一方で、占術などのライブラリー操作と極めて相性が良いことや《マナ切り離し》など意外なコンボの可能性に満ち溢れていることなど、可能性も広いカードになっていると思います。
>>339 様 《道化の教示者》 ライブラリーは削れたところで痛くもなんともないとするデモコン理論に対する真っ向からの挑戦。削られるライブラリーを賭けてサーチ権を競りますが、強いカードから順に削られていくため目当てのカードはまず獲得できないという奇怪な状況が生み出されます。相手から見ても万能サーチは魅力ですがフィニッシャーをすべて失う事態は避けたいところでしょう。いわゆる「金太郎飴」なデッキならデメリットは軽減できますが、サーチもあまり有用でない。非常にカオスで独特なカードですね。
[大賞] >>328 様 《生き急ぐ若者》 先攻の価値や如何に。後攻のプレイヤーが公開し、先攻の権利を賭けてライフで競りを行う形のカードです。明確に赤単色のアグロデッキ用のカードであり、自分が先攻を取れたならそのまま第1のターンに唱えてOK、相手に先攻を取られてもいくらかのライフが失われているなら得と、どちらに転んでもメリットになる強かさが魅力です。「先手ゲー」というスラングが存在する通り、MTGは先攻が有利であり、運の要素が大きいとされることも多いゲームですが、そこに技術介入の要素を作り出すのは非常に面白い試みだと思います。競るに値する最も相応しい商品だったと言えるでしょう。大賞おめでとうございます。
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(last edited: 2019/12/17(火) 00:05:34)
2019/12/16(月) 00:18:15
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