|

第二波
>>320、えーてりおんさん >>321さんの言うように、「呪文や能力の解決中」というのは、本来であればインスタントですらプレイできないタイミングです。 呪文や能力・カードをプレイできるのは、基本的には「優先権」を持っている間だけだからです。
またちょっと立ち入った話になります。 私はソーサリー呪文やクリーチャー呪文をプレイできるタイミングについては「プレイ制限」という言葉を極力使わないようにしています。 なぜならば、これは厳密には誤りだからです。
MTGには「“できない”は“できる/する”に勝つ」という黄金率があります。CR103.2 では、「呪文や能力の解決中に“カードをプレイしてもよい”とする効果」や《急かし》などがルール上で成立するのはなぜでしょうか。
ソーサリーのルールを見てみると、CR212.7aに 『優先権を持つプレイヤーは、自分のメイン・フェイズで、スタックが空の間、ソーサリー・カードを手札からプレイすることができる。』 とあります。気付いたでしょうか、 「ソーサリー・カードは、自分のメイン・フェイズで…にしかプレイできない」 とは書かれていません。
プレイのタイミングについては、基本的に「制限」ではなく「許可」の形で書かれています。 ですから、別の効果やルールによって、更なる「許可」を与えることができるのです。
土地は別で、CR212.6dにいくつかの「制限」が設けられています。 また、他の効果・ルールやカードの記述によってプレイ制限が設けられている場合、その条件如何では《記憶の略取》を使ってもそのカードをプレイできない場合があります。
2009/02/04(水) 19:52:46
|