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2024/12/24(火) 10:54:12

[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part9-2]...

1 :
オリカスレ管理人
テーマに沿ったオリジナルカードを作成するスレッドです。
初めての方はまず概要>>2をご覧ください。

オリカ研究・雑談スレ

●オリカ研究・添削スレ[オリジナルカードを創ろう!増刊号]
http://forum.astral-guild.net/board/21/110/

現在のお題

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第35回お題【テキストに+1/+1を含むカード】

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増刊号174様のリクエストです。
この条件を満たすカードは、例を挙げたら限がないほど作られてきました。
しかし、まだまだデザインの余地は十二分にあると見ます。
なので、あえてこの手垢がつきまくったテーマを採用しようと思います。
みなさんのオリジナリティを、是非どうぞ。


《頌歌の作詞家》 (1)(W)(W)
クリーチャー―人間・クレリック
あなたがコントロールするオーラでないエンチャントは「あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。」を持つ。
1/1

なお、締め切りは4/5(sun)24:00を予定しています。


第31回お題【アーティファクトをコストに】のpick結果を>>981で発表しています。

第33回お題【コストを踏み倒すカード】の結果を>>975で発表しています。

第32回お題【ウィニーのためのオーラ】の結果を>>909で発表しています。

第30回お題【土地を参照するカード】のpick結果を>>774で発表しています。


概要は>>2
Pick結果/過去スレ一覧は>>3

(last edited: 2009/03/30(月) 00:23:02) 2008/11/28(金) 22:58:06

909 :
パラシュート
私的な都合により、予定を前倒しでお送りします。
それ故にpick数も少なめですが、平にご容赦下さい。

それでは第32回のpickを発表させていただきます。

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お題【ウィニーのためのオーラ】
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ちょっと似てるものから丸被りしたものまで。
「制限が強く皆が同じ様なものを作る」ことになったと見ます。
誰とも被らなかった方は、それだけでも価値があったかも知れません。
失敗したと思うのは、明らかにウィニーよりも他のアーキタイプ、特にコンボ向きであろう作品が複数見受けられたことでしょうか。
アドバンテージに直結する効果など、いかに悪用されやすいか再認識したいところです。
全体を見ても言えることですが、オーラということもありバランスが取りづらかったのだとも思いますね。
ところで、やけに混成が多かった気がしますけど、なぜでしょう?



【pick】

>>796 名も無き者様
>《山岳の護法》
《御身の刃》が色を参照するなら、これは対応する基本土地を参照します。
後半一行は《密林の猿人》の能力ですが、おそらくこれもモチーフなのでしょう。
両方の条件をクリアしたときは1マナで+3/+3の修整を与える……どこかで見た数字ですね。
緑には皆勤賞の座を固持する《巨大化》が、赤には次元の混乱ではありますが《粗暴な力》が。
これらとの一致まで考えられているのなら、これをとてもよく出来たパズルとでも言いましょうか。
地味ですが、敵対色から友好色へシフトしたことで、多色化によるプロテクションとのアンチシナジーが減っていますね。
SHM環境で白黒ウィニーを試みたことがある方の多くは、《静月の騎士》《御身の刃》がつかないことを嘆いたのでは?
赤緑ならその心配は少なく、そもそもエンチャント先を選ばないことともあいまって、その点で使い勝手は良さそうです。
ただ赤緑というのは、歴代のステロイドを見てもそうですが、回避能力に乏しい色。
火力でブロッカーを排除してより多くの頭数を押し込む戦術と、パワーを強化するだけのオーラは逆行していると言えるでしょう。
コメントにもある通り、額面通りの強さをそう簡単には発揮させてくれない気難しい一枚でした。


>>807 名も無き者様
>《連なる覚醒》
3マナにして歴伝持ち。
+3/+0の修整に加えて破壊されない能力を付加する効果が弱いはずはないのですが……
既に場に出ているクリーチャーを、1ターンに1体ずつ覚醒させていくのは悠長なものです。
ウィニーで使う場合、時間さえ経てば《神の怒り》《紅蓮地獄》には耐性が出来ます。
しかしその手のデッキで初めからロングプランをあてにしちゃいけないのは周知の事実。
現環境に限って言えば主に白がわけの分からないほど変則除去を抱えているのも悩みの種ですね。
一度場を流されると立ち直りがほぼ不可能という致命的な弱点に拍車がかかります。
火力に頼る赤には強そうですが、それはそれで白お得意のプロテクションで十分だったり。
ネタの域を出なさそうですが、土地単かそれに近いデッキで使うのはどうでしょう。
ミシュラランドやトークンを出す土地を多めに投入すれば、歴伝により後続が補充できないことが緩和できます。
対象に困ることがないというのは、歴伝持ちとして非常にありがたいですね。
問題点も少なからずあるので、一筋縄とは行かないでしょうが、面白いコンセプトな気がします。
現環境における除去の異常なほどの発達を改めて痛感させられた一枚でした。
緑を含んでいるのだから、被覆の一つでもつけばまた違ったかも知れませんが、はてさて。


>>847 名も無き者様
>《満潮の誘い》
《海の要求》おまけ付き。
予てからこの手のカードとマーフォークの相性の良さは語られてきました。
《高潮の戦士》《水大工の意思》など、まさにそのためだけに作られたカードもいくつかありますね。
実際、狭義でのフィッシュには、これらのカードを採用しているものも少なくないです。
島を作るカードの亜種としてみた場合、《海の要求》《水大工の意思》のいいとこ取りと言えます。
書き換え型なので擬似的な土地対策になり、さらにトークンが出るためアドバンテージ面でのロスもありません。
頭数としてみた場合、本体とトークンが独立しているために、書き換えと殴りを常に平行できて、一蓮托生でもありません。
《高潮の戦士》の小さなジレンマまでとっぱらった形になりますね。
また、島渡り標準装備により自己完結したので《アトランティスの王》に依存もしていません。
被ったときにもったいないとも言いますが、微々たる欠点でしょう。
互いの弱点を補い合うように、最小限のテキストでスリムにまとめていただきました。
もし実際にあったら間違いなくアトランティス御用達になるであろう一枚でした。



【特別賞:誤爆?上等!】

>>781 ネームレス・ワン様
>《小さき者の力》
《羽ばたき飛行機械》と一緒に来れば1ターン目に3/5飛行。確かに悪くはない。
しかし《羽ばたき飛行機械》がウィニーに入るかといわれると、残念ながら。
同じく+3/+3の修整を得られるものとしてトークンがありますが、トークンにオーラをつけるというマゾっ気全開の行動をあてにしたくはないでしょう。
となれば順当に1マナの奴らですが、ついた場合は《巨人の力》相当の+2/+2修整。
中盤でマナ・クリーチャー、《極楽鳥》なんかにつけるのが効率的でしょうか。
さて、ここまで前置き、ここから本題。
点数で見たマナ・コストが4以上のクリーチャーにつけましょう。なぜかマイナス修整がかかります。
名前的にはこの機能が本意でないように見えますが、あくまで原本通りに取るとそうなりますね。
強化オーラを除去に転用するというのは、《よじれた実験》が実際にその使われ方で活躍しました。
これをこの方法で使った場合、修整効率はとても悪く、単体では特別マナレシオが低いシステム・クリーチャーを除去できる程度です。
しかし直接除去にならずとも、とりあえずつけてブロッカーとしての性能を削ぐ使い方ができ、これは《よじれた実験》ではあまりできないことです。
ハイブリッドの1マナ・オーラがこれだけ仕事してくれるなら、十分と言っていいでしょう。
緩くない制限があるので実用性に疑問は残りますが、奥行きが期待できるシステムを含んだ一枚でした。



【準大賞】

>>832 名も無き物様
>《平均化》
フレイヤー1人のクリーチャーをみんな3/3に。
言われて見れば、マジックのクリーチャーの平均サイズってどれぐらいなんでしょ。
特性定義能力持ちや+1/+1カウンター系などを0/0にカウントしちゃかわいそうなので、その辺を考慮して計算するのはかなり面倒でしょうね。
遊んでる限りでは2/2ぐらいだという感じがしますが、いかがでしょうか。
それはさておき、エンチャント(プレイヤー)なだけあってあからさまに二通りの使い道があります。
一つ目は全体強化ですが、これは普通に使っては《栄光の頌歌》と比べて分が悪いですね。
大抵のウィニーが《栄光の頌歌》を1枚張れば、その多くのクリーチャーは3/3前後になるでしょう。
二枚目以降でさらに大きくなることが期待できるかどうかも無視できない差です。
なれば、こちらはスパイク、幻影、接合、移植などに代表される+1/+1カウンターを使うクリーチャー群と合わせましょう。
元々のサイズが0/0なので+3/+3という最大限と言っていい恩恵が得られます。
その上にカウンターの修整が乗っかるので、驚異的なコストパフォーマンスです。
種類によってはカウンターを使い切っても死ななくなるという点でも、非常に相性がいいですね。
二つ目は全体弱化、になるのでしょうか?
素のサイズが3/3より大きいクリーチャーをずらずら並べてくるような相手なんてそう居ないでしょう。
こちらの使い方はあくまで緊急手段で、二枚目が腐らないことがある、程度に考えるのが無難そうです。
特殊なウィニーで使われる、というよりこれにより特殊なウィニーが生まれそうな一枚でした。



【大賞】

>>809 名も無き者様
>《放粉痢の加護》
アーティファクトだった《冬の宝珠》が、エンチャントの《水位の上昇》になり、さらにオーラになったらこうなりましたとさ。
おっと、もちろんその間にはこのカードの名前の由来にもなったクリーチャーの《塵を飲み込むもの、放粉痢》も居ます。
余談になりますが、これだけ影響力の強い効果にも関わらず、たくさんのカード・タイプを経験してきたというのはなかなか珍しいかと。
制覇にはあと土地とプレインズウォーカーですが、前者はカードパワー的に、後者はシステム的に、それぞれ難しそうですね。
閑話休題。
エンチャント先は基本平地のみというなかなかの狭さですが、白ウィニーならまったく問題ないでしょう。
それらの対価として手に入れたものは、自分だけアンタップできる土地が《平地》1つ分多いというもの。
エンチャント先の平地を使わないと得られないメリットなので、そのマナをコンスタントに消費できるデッキがいいでしょう。
例えばボロスウィニーなんかが展開、これ、火力などと華麗に繋がったら止められる気がしませんね。
この際に、同じマナ・コストである放粉痢本人より、全体除去耐性が圧倒的に良いのもポイント。
全体除去に巻き込まれないのはもちろん、第一波のクリーチャー達が流されたとしてもこれによるマナ差がその後の展開に大きく響きます。
その影響下で展開される第二波は、相手にとってより厳しいものになるでしょう。
そして、やはり《リシャーダの港》も忘れてはいけませんね。
相手は1つで自分は2つ、というシチュエーションが実にお誂え向きで、近似的には土地が全くアンタップしない状況に。
一時的とはいえ「土地は消耗品」というルールブレイカーな効果を簡単に実現してしまうのは怖ろしいですね。
他のマナ基盤に頼ることもスロットの圧迫もしない、内部で完結しているエンジンによってなのがますます怖ろしい。
しかも縛りっぱなしではなくこちらに若干の選択権あり、と至れり尽くせりですね。
オーラか土地かのどちらかでも除去できれば抜けられるので、どの色でも対処可能なのが救いでしょうか。
多色化のためにタップインランドへの依存が著しい現環境では、出すだけでも強烈に効きそうな一枚でした。

お名前とご投稿を、>>3にエンチャントさせて頂きます。



以上、第32回【ウィニーのためのオーラ】のpickをお送りしました。
2009/03/22(日) 04:19:31
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