【ルールは】MTGルーリング質問スレ11【ここで】...
135 : |
|

シャロン
>>134さん
はい、「レジェンド・ルール」によって、パーマネントが墓地に置かれる処理はスタックを使用せず、またプレイヤーが優先権を得る前に行われるため、その処理に対応して、呪文を唱えたり、起動型能力を起動したりすることはできません。
1 レジェンド・ルールとは、 「同じ名前を持つ」 「伝説のパーマネントが複数戦場にある」場合、 それらはすべて、オーナーの墓地に置かれるという 「状況起因処理」 です。
したがって、戦場にある伝説のパーマネントと同じ名前の呪文がスタック上にあっても、それらにはレジェンド・ルールは適用されませんので、唱えられた《梅澤の十手》呪文がスタックにあるうちに、戦場にある梅澤の十手の起動型能力を起動できます。 しかし、梅澤の十手呪文が解決されたあと、プレイヤーが優先権を得る前に状況起因処理はチェックされるため、呪文の解決後、梅澤の十手が戦場に出たあとでは、能力を起動できるようになる前に、すでに両方の梅澤の十手は戦場をはなれています。
2 上記のとおり、レジェンド・ルールは双方が戦場にある場合に適用されます。したがって、《ヴィンディリオン三人衆》はいったん戦場に出ています。戦場に出たあとで、状況起因処理がチェックされ、ヴィンディリオン三人衆は墓地に置かれますが、そのことはすでに誘発した能力がスタックに置かれたり、解決されたりすることを妨げません。
3 マナ能力であっても、 「コストの支払いが要求されたために、起動の機会が与えられた」か 「呪文や他の能力によって、起動が許可/強制された」場合を除き、 プレイヤーが優先権を持っていないかぎり起動することはできませんから、1の十手と同じ理由で2枚めの《モックスのオパール》が戦場に出たあと、それが戦場を離れるまでに、それの能力を起動する機会はありません。
(last edited: 2011/01/29(土) 07:18:08)
2011/01/29(土) 06:24:36
|
|