オリカ研究・添削スレ[オリジナルカードを創ろう!増刊号] Part3...
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名も無き者
>>148 何とも答え難いですね。 というのは、本スレ170のテキストは、テンプレートに則って記述されていないのです。
確かに、書きぶりからは、マナの支払いというイベントの際に、それに追加して、色の変更というイベントも実行されるというように読めます。 そうであれば、それは置換効果ということになりますが、置換効果の書き方はCR613.1で決まってまして、本スレ170はこのどれにも当てはまりません。 無理矢理置換効果として書くなら、「使われた場合、その呪文は無色になる」→「支払われる場合、代わりに、それを支払うと共に、その呪文は無色になる」くらいでしょうか。 そのような置換効果であるとするならば、>>148で正しいです。
が、置換効果でない場合、ハナシがちょっとややこしくなります。 (置換効果のテンプレートに則っていないんですから、置換効果だと決め付けるわけにもいかないですよね。) 例えば、想起やバイバックなどは、As you cast ...みたいな書き方をされていて、何となく置換効果っぽい書き方なのですが、これは実は置換効果ではなく、追加コストの支払いのルールに従う常在型能力です。 呪文を唱える手順はCR601で定められていますが、今のところ、本スレ170のような効果を扱うルールはそこには定められていません。 CR601のルールを変更するなりルールを追加するなりして、本スレ170のような効果を扱えるようにするという主旨なのだとすれば、そのルールをどう定めるかによって本スレ170の効果の意味は変わるでしょう。 そもそも呪文の色を無色にすることで期待する第一の効能はプロテクションの回避でしょうから、これを置換効果だと思ってしまったら、このカードは機能不全になってしまいますよね。 カードの主旨に対して好意的に解釈するなら、本スレ170のようなテキストの書き方が意味するところはこれこれですよ、と、プロテクションを回避できるようなルールを追加することが前提になっている、とするんでしょう。 (例えば、この書き方がなされているときは、そのマナの支払いを代替コストの支払いに準じた扱いにするとかね。)
おそらく、ルールを良く知らない人が作ったオリカでしょうが、こういうものをどう扱うかは悩ましいですね。 カード・デザイン能力を競う遊びなんだから、ルールに詳しくないことでペナルティを受けることは当然あり得るのだという立場に立つなら、>>148のように考えざるを得ないでしょう。 一方で、ルール的に正確であることがオリカの全てではないのだし、テキストがデザインの主旨に正確に一致しないからといって、そのデザインそのものを否定すべきでないと考えるなら、本スレ170は、書き方を少し間違えただけで、>>148のように解釈するのは行き過ぎだということになるかもしれません。 わたしとしては前者の立場を支持したいところではありますが、まあ、ピッカー次第じゃないかしら。
2009/11/10(火) 11:34:27
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