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2025/01/16(木) 13:33:08

[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-19]...

1 :
オリカスレ管理人
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現在のお題(5/31~6/6):【毒カウンター】(>>945-

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その他不明な点があれば、何時でも増刊号スレにてご質問下さい。
オリカに関する雑談もこちらの増刊号でどうぞ。
http://forum.astral-guild.net/board/21/1658/
(last edited: 2021/05/31(月) 15:41:18) 2021/01/05(火) 22:01:35

822 :
Hunter horse
+

【過去の入賞作のリメイク】全カードレビュー

今回は過去を振り返っていただくお題でした。
流石に元が入賞作というだけあってすば抜けたアイデアが勢揃いでしたね。
では見ていきましょう。

>>794 マザー 様 《リリアナの上司》
除去能力を内蔵したクリーチャーのリメイク。元カードの特徴的な要素があまり残ってないですね。畏怖と「黒でない」の条件設定という古いカードの特徴を持たせたことの意図がよくわかりませんでした。

>>795《マードリー・ブラナード》
パーマネント使いのPWのリメイク。盤面干渉力が弱かったリメイク前と比べると破壊不能トークンのおかげで随分とがっしり防御できるようになっています。ライフを得ながらカードを引く能力は色は違えど繰り返し使える《スフィンクスの啓示》のような性能でとんでもなく強力ですね。

>>796 Nishi 様 《引く手あまたの巡礼者+千手の大天使》
大きすぎる数を扱うクリーチャーのリメイク。7/7ブロックされないに相当するオーバースペックなカードです。「引く手あまた」の設定を生かした能力がなく、マナのみで変身できるのは面白みに欠けるようでちょっと残念に思いました。

>>797《壮大な断片》
断片サイクルの穴埋め。これまた強烈な効果です。これで盤面制圧とフィニッシャーが揃ったことになり、断片を主軸にしたコントロールデッキの輪郭が見えてきましたね。

>>798-799《せっかちな整備士》
一時的に機体を出すカードのリメイク。2/2/1瞬速のスタッツは構築向きですね。しかし条件が厳しく、この能力を活かせるデッキはあまり多くないように思います。マナ総量が偶数でETBを持ち攻撃1回あたりの価値が高い《エシカの戦車》は良い相棒となるでしょう。

>>800 ゴールキーパー 様 《魔術師絞り》
長期戦用フィニッシャーのリメイク。元カードとは大幅に機能が異なります。「4積み」を多用したデッキほど呪文を唱えるのが難しくなり、そうでないデッキは切削が大きく作用する可能性があります。

《悲劇的な隠遁者》
過去を参照して強化するカードのリメイク。元カードの上位種ですね。現出と切削を新たに取り付けたことで誘発頻度を高めています。

《機を見た撤退》
救出+死者蘇生の組み合わせはそのままにリメイク。色拘束は厳しくなりましたが、ドロー付きで黒マナ2つで支払えばカードアドを得られます。

《開拓地へ》
本来の色に修正リメイク。確かにこの条件であれば土地は選べても問題がないですね。しかし《強迫》を使った方が強そうな性能になってしまっているのでパワーレベルでの再調整が必要かもしれません。

《真摯な修行僧》
能力を持つとP/T修整を受けるカードのリメイク。キーワード能力にのみ反応するようになりましたが、複数の修整を得られます。イコリアのようにキーワード・カウンターが大量に収録されるセットで登場しそうなカードです。君だけの最強の修行僧を作ろう!

>>801 わど 様 《霧の大魔術師》
覇権+セルフ明滅のリメイク。クリーチャーになったことで自身を守る目的で明滅する機会は増えたと思われます。ETB能力を好きなだけ使い回せる能力であることを考えると《ミストメドウの魔女》と同じ4マナのコストは妥当なところですね。

>>802《地底街の隆盛》
切削を軸にしたメカニズムの拡張。ゴルガリ流の《踏み荒らし》です。1ターンきりの修整でなく+1/+1カウンターを扱うので同じ6マナの《生体性改造》にも近いですね。リミテッドでの強力なエンドカードの役割が期待できます。

>>803《月の影》
追放領域からプレイするエルドラージのリメイク。月の影なので当然カニです。元カードの爆発的なパワーはなくなりましたが、このカードを水準とすると気軽にカードを追放できる環境になりそうなのでそれもまた良しですね。

>>804 ねころぶいぬ 様 《有望な若者》
クリーチャー・タイプを減らしていくカードのリメイク。元カードの元ネタは《運命の大立者》だと思われますが、このカードでは成長性を取り外したことでシンプルな最小の文章量の形に抑えることができています。

>>805《均衡の崩壊》
黒版天秤のリメイク。最終的な決定権はオーナー側にあるものの、他プレイヤーはタイミングへの干渉が可能で駆け引きが複雑化しています。しかし待機10は長すぎるので放置されることも多そうです。

>>806《単純数列の探求》
ライブラリーの並びを参照する勝利条件カードのリメイク。上から7枚が0~6マナなら即勝利。《墓所粛正》などを使うことで達成できるでしょう。緑青らしい数学性を表現したカードですね。

>>807《木霊のオカリナ吹き》
能力を流用し、ライブラリーでなく手札から出すようにしたリメイク。繰り返し使えるマナ加速であり、《湿地帯のグロフ》のような追加コストを要求するクリーチャーに使える踏み倒し手段でもあります。

>>808《地底街の盗品流し》
http://forum.astral-guild.net/board/21/1626/13
http://forum.astral-guild.net/board/21/1645/389/ が元カードとのことです。
非常に強力であった1枚目の元ネタと低レアリティが想定されていた2枚目の元ネタが合わさってちょうどいい塩梅のカードになっています。

>>809《荒廃の宝珠》
砂漠化を広げるカードのリメイク。元カードは自身が土地であるために起動コストが嵩むデザインでしたが、アーティファクトになったことで自動的にマナがもりもり増えていきます。

>>810 ふわとろ生ライス 様 《ヘテロダーム》
衰退するクリーチャーのリメイク。消散をキーワード・カウンターで再現したカードでもあります。トランプルが付いたことで《ブラストダーム》への対応策として有効だった3回のチャンプブロックが通用しなくなっている点が興味深いところ。

>>811 八三五 様 《身勝手な進出》
相手の手札を借用するカードのバリエーション。空振りすることもありそうですが、命中時にはアド差に繋がるため効果は絶大です。

>>812 通りすがりのジョニー 様 《暗躍するドレイク》
暗躍能力のバリエーション。《金粉のドレイク》に限りなく近いですね。他にクリーチャーがいなければ2マナで3/3飛行があっさり手に入ります。

>>814《巨獣の安息地》《ドライアドの合唱》
異なる方向性のカードへの拡張。ソフトサーチや一時的な全体除去など様々なカードを作ることができることを示しています。名前被りを防ぐ処置のため多用できるメカニズムではないですが、ここぞというときに使えるツールになりそうです。

>>815《ドーラの命令》
一時的に機体を出すカードのリメイク。搭乗員は他で用意する必要があります。最良のサーチ先は《エシカの戦車》で、《高速警備車》なども選択肢に入るかもしれません。

>>816 居玉 様 《カズミナの斥候》
PWの忠誠カウンターを利用して変形するカードのリメイク。元カードもそうですがETB能力を利用した後で戦闘用のクリーチャーなどと入れ替われる挙動が合理的です。変身の術は諜報活動と相性が良いことを示していてフレーバー性はより豊かになっています。

>>817《不滅の遍在者、サイフォス》
トークン生産と4/4化のPWのリメイク。元カードの雰囲気を残しながらも爆発力を抑えた手堅いデザインに変更されています。[+1]の能力が使用できないタイミングがあることは意図的でしょうか。「多相を持たない」の条件は必要性を感じなかったです。

>>818《焼尽のフェニックス》
土地に置くカウンターのリメイク。革新的ながらも冗長すぎた元のメカニズムを手短にまとめています。元メカニズムもそうでしたが、フェニックスの攻撃的でしつこい性質と合致したメカニズムですね。

>>819《三角海域の幽霊船》
大量のトークンを引き連れてやってくる海の脅威のリメイク。《船喰い》と熱いバトルを繰り広げたことが想像されます。三角領域を島3つで表すという新たな試みも見られますが、元カードが良すぎただけに物足りなさも感じました。

>>820 肉じゃが 様 《偽装商船+難破船の幽霊》
幽霊でもある機体のリメイク。TDFCになったことで生前(?)の姿を描くことが可能となり、幽霊である側面がより強調された形になっています。

>>821《クロールの死槍》《往時軍のトロール兵》《ゴルガリの屍術士、マジレク》
墓地に残るトークンのメカニズムとしてのリメイク。墓地である間のみカードとして扱うということでしょうか。ルール問題を引き起こす可能性がいくらかあるような気がしますが、アイデアはそれ以上に魅力的です。

+

「私が考えたカード」のコーナー
今回最大枚数を投稿した方がいなかったので私が書きます。

安寧の庇護者 (1)(白)(白/黒)(黒)
クリーチャー ― スピリット・クレリック
瞬速
安寧の庇護者が戦場に出たとき、あなたがコントロールしているこれ以外のクリーチャー1体かあなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをオーナーの手札に戻してもよい。
3/2

《債務者への庇護》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1626/156
能力をそのままETBに。2色双方の効果を合わせることで対応可能な状況を広くしているのがこの能力の魅力だと思います。そして汎用性の高さを最大にする方法として、クリーチャーとの抱き合わせにしてしまうことが考えられると思います。

+

サンバーの看守殺し (1)(赤)
クリーチャー ― 人間・狂戦士
サンバーの看守殺しが戦場に出たとき、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークン1体を生成する。それが戦場にあるかぎり、サンバーの看守殺しでは攻撃もブロックもできない。
(赤):これによって生成されたトークン1体を対象とする。サンバーの看守殺しはそれと格闘を行う。ターン終了時まで、サンバーの看守殺しは速攻を得る。
3/3

《無害なヘリオン》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1626/651
このカードにはとても感銘を覚えました。囚われた檻から自力で脱出するクリーチャーという赤らしく豊かなフレーバーに加え、壁を活用したり他の手段で破壊したりする余地があるレンズ状のデザインが素敵です。上のカードはレンズの度合いを弱めたプレーンな亜種を想定しています。

+

無双布陣 (3)(白)
エンチャント ― 塁陣
落塁 (戦闘終了時に、1体以上のクリーチャーがあなたに戦闘ダメージを与えていた場合、あなたは塁陣1つを生け贄に捧げる。落塁能力は1つのみ誘発する。)
あなたがコントロールしているクリーチャーが単独で攻撃かブロックするたび、それの上に+1/+1カウンター2個を置き、それをアンタップする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。

《茨の要塞》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1630/721
カードのリメイクでなく落城能力のリメイクで、元カードとは異なるアプローチをしています。落城は今までオリカスレで見てきた中で最も好みのアイデアの1つです。多人数戦において「誰が城を落としに行くか」の駆け引きが生まれ、プレイ体験を濃密にしてくれることが予想されます。

+

識眼のピリヨン (2)(白)
伝説のプレインズウォーカー ― ピリヨン
対戦相手がコントロールしているプレインズウォーカーは、それがこのターンに戦場に出たなら忠誠度能力を起動できない。
[+1]:各プレイヤーは自分のライブラリーの1番上のカードを追放する。次の各プレイヤーの終了ステップの開始時に、そのプレイヤーは自分が追放したカードを手札に加える。
[-3]:アーティファクトやクリーチャーやプレインズウォーカー最大2つを対象とし、それらを留置する。
<4>

《聖域の夜番》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1638/461
「本来酔わない2タイプを酔わせる」という挙動が直感的に理解しやすいことは非常に面白い発見だったと思います。元カードでのヘイト・ベアー的な方法以外でこの能力を輝かせる方法として、PWが多数展開される灯争大戦のようなセットに自身もPWとして収録するというやり方があると考えました。

+

場当たりな模造品 (青)(黒)(赤)
クリーチャー ― キマイラ
場当たりな模造品は、その上に呪禁カウンター1個と絆魂カウンター1個と威迫カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。
あなたがコントロールしているこれ以外のクリーチャーにキーワード・カウンター1個が置かれるたび、これの上に同じ種類のカウンター1個を置く。
あなたのアップキープの開始時に、場当たりな模造品からカウンター1個を取り除く。
3/3

《朽ちゆくキマイラ》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1638/928
近年は少なくなりましたが「弱っていくクリーチャー」は心をくすぐられるジャンルのカードです。元カードが投稿された時点では存在していなかったキーワード・カウンターに焦点を当てています。
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沈黙の廃墟
土地
(T):(◇)を加える。
あなたがコントロールしている1体以上の人間が死亡したとき、沈黙の廃墟を変身させる。

絢爛たる不夜城
土地
この土地が絢爛たる不夜城に変身したとき、黒の1/1のスケルトン・クリーチャー・トークン1体を生成する。
(T):好きな色のマナ1点を加える。

《猿の支配地》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1645/326
ETBでなく人間が死亡したときトークンが出るのはどうだろうか、と感じた印象をそのままカード化。元のモチーフでは説明が付かないためテーマ性は全く異なるカードとしています。

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定常の担い手 (白)
クリーチャー ― ニューク・兵士
定常の担い手が死亡したとき、このターン、それが攻撃かブロックしていた場合、カード1枚を引く。
2/1

《敢然たる犠牲獣》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1650/603
元カードはこれが低レアリティ・リミテッド向けの能力であることを示したのが大きな魅力だったと思っていますが、せっかくなので構築に向いたカードにも持たせてみたいものです。

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珍鳥狩り (緑)
クリーチャー ― トカゲ・射手
珍鳥狩りが戦場に出たとき、飛行を持つ緑の0/1の鳥・クリーチャー・トークン1体を生成する。
(T):飛行を持つクリーチャー1体を対象とする。珍鳥狩りはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
飛行を持つクリーチャーが死亡するたび、宝物・トークン1個を生成する。この能力は、各ターンに1回のみ誘発する。
1/2

《極楽鳥の雛》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1656/316
元カードの受動的にマナを生み出す極楽鳥というアイデアの延長から新しいマナ・クリーチャーを考えてみました。自分が出したトークンを破壊する挙動は上の《無害なヘリオン》から拝借しています。

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絶叫するマンドレイク (3)(黒)
クリーチャー ― 植物
絶叫するマンドレイクはタップ状態で戦場に出る。
絶叫するマンドレイクが戦場に出たとき、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている場合、絶叫するマンドレイクをアンタップする。
絶叫するマンドレイクが初めてアンタップしたとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
3/3

《叫び狂い》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1656/754
収穫は明らかにアイデアの新規性が高く目を引くメカニズムだと思いました。マンドレイクをモチーフにしたカードというのも何気に斬新です。このモチーフは墓地を経由せずとも表現可能であると思いプレーンな亜種を想定しました。

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不吉な油売り (赤)
クリーチャー ― ゴブリン・ならず者
威迫
(2)(赤):対戦相手がコントロールしている土地1つを対象とし、それの上に焦土カウンター1個を置く。この能力は、あなたの各ターンの間に1回のみ起動できる。 (焦土カウンターが置かれている間、その土地は「(T):(◇)を加える。これはあなたに1点のダメージを与える。これから焦土カウンター1個を取り除く。」を持ち、他のすべての能力を失う。)
土地が対戦相手にダメージを与えるなら、代わりにそれはその点数に1を足した点数のダメージを与える。
1/1

《焼尽のフェニックス》より http://forum.astral-guild.net/board/21/1656/818/
元ネタの元ネタである焦土カウンター http://forum.astral-guild.net/board/21/1645/187 については、アイデア性が非常に高いという点で大賞に選ぶに至りましたが、デベロップについては荒削りであることが気がかりなところでした。その後数作の投稿を経て、今回の投稿で完成形が見えたと思います。

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(last edited: 2021/05/11(火) 00:13:53) 2021/05/10(月) 01:15:17
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