[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-18]...
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わど
今回のお題は『2つ以上のカード・タイプを持つカード』でした。
[入賞] >>648様 《森の先導者、ヴァーデロス》 マグニゴスの森の長。マナ・コストを持つ土地、という極め付けの特殊系です。戦場以外では土地としての性質を失うことで、土地がスタックに置けない問題を回避していますね。どちらかというとクリーチャー単タイプに近い挙動にはなってきますが、フレーバー的に土地が外せない場合の抜け穴の提示として見事と感じました。
>>659 居玉様 《当て無き旅路、ヤングー//頼れる友、モーウー》 不可分な二人。ヤングーとモーウーの関係をモードを持つ両面カードとして表現した形です。どちらも単体である程度有用ながら、並ぶと互いに強化される、という関係性がいいですね。どちらも土地を伸ばす方向性が一致しているのもポイントでしょうか。伝説ながら嬉々として4枚積みたくなるタイプのカード。
>>669様 《神の錨》 怒り/Anger、錨/Anchor。《神の怒り》と《Anger of the Gods》で翻訳が噛み合ってないのが微妙に惜しいですが、日英両言語で掛け言葉を試みた一枚です。効果も本歌取り気味な全体除去ながら、錨らしさを持つ《忘却の輪》系能力にアレンジしています。テーロスイメージであれば2タイプ持ちにも納得です。
[大賞] >>689様 《ドラゴンの僣主//竜鱗の武具》 劇的ビフォーアフター。変身前はクリーチャー・変身後は装備品、という挙動は《収穫の手//拾った大鎌》と類似していますね。第1面の性能がいささか高いようには感じますが、そこは数値の調整如何でカバーできる範囲でしょう。こういったシンプルなカードはフレーバー面が重要ですが、その点において竜退治という英雄の偉業を垣間見せるこのカードは見事にその要望に応えています。変身前と変身後でひと繋ぎのフレーバーにする手法も古典的ではありますが、こういった王道をゆくフレーバーには綺麗に嵌ってくれているのではないでしょうか。性能・フレーバー・表現方法いずれも奇を衒わない正道そのものなカードですが、その一貫具合が琴線に触れました。大賞おめでとうございます。
以上です。
(last edited: 2020/12/12(土) 18:12:52)
2020/12/07(月) 00:00:39
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