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名も無き者
>>158 >秘匿能力や《概念の群れ》の起動型能力によってカードをプレイする場合、それがクリーチャーやソーサリーであってもインスタントタイミングでプレイ出来るのでしょうか?
いいえ。 秘匿能力や《概念の群れ》の起動型能力は、能力の解決中にカードをプレイさせる能力です。 一方、「インスタント・タイミング」とは、自分に優先権のあるときのことを指す用語です。 起動型能力の解決中には誰も優先権を持っていませんので、それはインスタント・タイミングではありません(もちろんソーサリー・タイミングでもありません)。
「秘匿能力や《概念の群れ》の起動型能力によってクリーチャー・カードをプレイできるか?」という質問なのであれば、それは可能です。
>《過去の罪》やフラッシュバックのプレイはそのカードの使用タイミングに準ずると記憶していたのすが、上記の例との違いは何でしょうか?
カードは、そのタイプに応じて、プレイできるタイミングがルールによって定められています。 秘匿能力や《概念の群れ》の起動型能力は、そのルールを上書きする能力です。 これらの能力は、本来なら如何なるタイプのカードもプレイできないタイミングでそれをプレイすることを指示しています。 カードの効果は、それと直接矛盾するルールに優先するので(CR103.1)、そのカードのタイプに関わらず、それはプレイできます。 (ただし、カードの効果はそれと直接矛盾しないルールや他のカードの効果には優先しません。 「これは戦闘フェイズにのみプレイできる」という能力を持った呪文は、これらの能力を使用しても、戦闘フェイズにしかプレイできません。)
一方、《過去の罪》や《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》などの効果は、ルールが定めるタイプ毎のカードのプレイのタイミングに関するルールと直接矛盾しません。 すなわちそれは、本来そのカードをプレイできないタイミングでプレイさせるようプレイヤーに指示するものではありません。 カードの効果と直接矛盾しないルールは常に有効です。
>また、パーマネントが場から墓地に置かれたとき、その上に置かれているカウンターはどのタイミングで取り除かれるのでしょうか?
オブジェクトが領域を移動するに際して取り除かれます。 オブジェクトは領域を移動すると新しいオブジェクトと見なされ、そのオブジェクトを表すカードが古い領域にあったときの情報を引き継ぎません(CR217.1c)。
2008/10/18(土) 06:51:12
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