【スタンダード】エスパー変成者デッキ(終了しました)...
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名も無き者
以前似たようなデッキを試していたので、書き込ませていただきます。
良いと思う所は、コンセプトでおっしゃっているようにキーカードを変成者に絞ってらっしゃる点で、4ターン目(杯や彫刻家を併用すれば3ターン目)に変成者を出すことに注力していることが伺え、実際この構成ならばかなり安定して出すことができると思います。 また、《広がりゆく海》を入れられているのも良いです。ジャンド対策はもちろん、候補に挙げられている吸血鬼デッキも《マラキールの門番》《吸血鬼の夜候》あたりに刺さるので無駄にはなりません。1ターン目に境界石、2ターン目に彫刻家などと展開して行けば、エスパーデッキの立ち上がりとしてはまずまずではないでしょうか。
次に改善点として、やはり変成者を守る手段と、相手のボードに影響するカードが必要になってくる思います。
デッキレシピを拝見すると、相手を直接いじるカードが《災いの砂時計》《潮の虚ろの漕ぎ手》の5枚のみのようなので、相手からすればほぼ妨害なしで展開できてしまいます。仮に3ターン目に変成者、4ターン目にファッティ召喚という回りをしたとしても、20点を削りきるのにリバイアサンであれば3ターンかかり、計7ターンもあれば、相手がこちらを上回るボード+ファッティ除去手段を構えられても文句は言えません。特に互いの腹が分かる身内同士のプレイでは、「どうせ除去ないし」と容赦なく回されるかもしれません。更に、相手のキーカードが変成者(もしくは大男)だとばれてしまうと、そこを狙い撃ちされると厳しいものがあります。ただ変成者で勝つという明確なコンセプトがあるのは素敵だと思いますので、変成者のギミックも残しつつ、「アーティファクト」をテーマにブラッシュアップしていく感じでしょうか。
というわけで、比較的安価でindigoさんのデッキにも良いかと思われるカードをいくつかピックアップさせていただきます。
デッキから抜く候補: 《卓越の印章》…ファッティで勝つのであればいらないと思います。0で出して変成者のタネにするならば、《羽ばたき飛行機械》《骨の鋸》辺りをお勧めします。 《時の篩》…早いターンで追加ターンを決めるのはなかなか大変です。 《蔵の開放》…難しいところですが、サイドでもいいと思います。 《潮の虚ろの漕ぎ手》…変成者・鋳造所との相性は△。
おすすめ: 《磁石のゴーレム》…一番のお勧めです。相手の動きをかなり抑制できます。値段も1枚300円前後です。 《セジーリのステップ》…変成者を守るのにいいかもしれません。 《否認》《呪文貫き》など…同上。 《苦悶のねじれ》《未達への旅》…優秀除去。上で挙げた理由から。 《巡礼者の目》…使い勝手がいいです。 《補強された防壁》…テーマに合ったブロッカーとして。 各種多色土地…《秘儀の聖域》など。ZENのアンコ2色土地は安価。
番外: 《鋼の風のスフィンクス》…強力フィニッシャー。でも高い。 《永遠の器》…ネタですが、意外と止まるデッキもあります。 《ヴィダルケンの異国者》…赤使いへのサイドに。
こんなところでしょうか。
2010/06/05(土) 01:21:32
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indigo
丁寧かつ的確なご回答、ありがとうございます。 ゼンディカー後の有用なアーティファクトをたくさん候補に出して頂き、とても参考になります。
《磁石のゴーレム》は彫刻家との相性も良さそうなので、是非採用してみたいと思います。 ただ、自身もカウンターや除去などのアーティファクト以外の呪文をメインで投入する場合、《磁石のゴーレム》の能力がデメリットとして大きく働きそうな点が少し気になります。
また、《セジーリのステップ》ですが、土地であるため戦場に出せるタイミングが限られるのと、効果時間の短さ故に「守る」という使い方が出来難い印象があるのですが、どうなんでしょうか。
《潮の虚ろの漕ぎ手》は自分でもデッキとの整合性は微妙だと思ってはいたのですが、変成者を利用してリムーブの効果がスタックにある時点で戻すという使い方が魅力的だったので採用していました。
やはり《鋼の風のスフィンクス》は強力ですね。資金と相談して買えるようだったら投入したいところです。
《巡礼者の目》《補強された防壁》《永遠の器》あたりは入れて回した経験が無いので、面白そうです。 検討させていただきます。
具体的な変成者を守る方法としては、やはりカウンターがベターなのでしょうか。 例としては現実的ではないですが、《囁き絹の外套》のようなアーティファクトを使って被覆を持たせるなどの方法で、より採用しやすいものがあれば望ましいのですが…。
2010/06/05(土) 09:17:29
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>>2
>>《磁石のゴーレム》 確かにその点がネックですね。2マナの除去orカウンターを構えるとして、3マナ分を浮かせていたのでは通常時の取り消しと変わらないですし、余りテンポは良くないかもしれません。メインで投入されるのであれば、別の手段も必要になってくるでしょうか。
>>《セジーリのステップ》 おっしゃるように、インスタント除去には余り効果的ではないです。境界石で使い回せるかな、という程度でしたので気にしないでください。
>>《塩の虚ろの漕ぎ手》 その使い方は確かに面白いです。回れば今引きにも拘束力をかけられる点が斬新ですね。が、そもそも変成者を安定して動かせる状況ならばこちらに有利な盤面になっていますし、「有利な状況をさらに有利にする」事を狙うよりは、「同等、もしくはやや劣勢を取り返す」カードを入れられたほうが良いかと思います。また、そのギミックが回りだすのはおそらく5?6ターン目以降かと思われますが、その頃に相手の手札は結構減ってしまっているでしょう。
そこで、カウンターや被覆に依らない変成者の防御手段として族霊鎧はいかがでしょうか。ROEで登場した強化版オーラといった感じで、破壊を一回だけ受け止めてくれます。また安価です。 《ハイエナの陰影》《蟹の陰影》は1マナで族霊鎧の効果を得られますので、相手のマナが寝ている状態で5マナから変成者→エンチャントと唱えれば、返しではかなり死ににくくなるでしょう。軽いので、ゴーレムを投入しても運用できると思います。除去を2発打ち込まれても、それはそれでおいしいはずです(2?2交換ではありますが)。欠点として《流刑への道》等の追放やバウンスに弱いという点がありますが、メタに挙げられている黒単やエルフであれば直接除去が殆どと思いますので悪くはないでしょう。また、《蟹の陰影》はアンタップ能力がついていますので、役立つことがあるかもしれません。 黒デッキに時々入っている《見栄え損ない》や《蔓延》はマイナス修正なので防ぎきれません。そういった場合は《長魚の陰影》をお勧めします。瞬速持ちなので擬似的な再生のように運用でき、かつタフネスも上がるので-2/-2修正なら耐えます。
というわけで、カウンターより「陰影」シリーズのほうが良いかもしれない、という案でした。
2010/06/05(土) 14:08:14
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名も無き者
《セジーリのステップ》は生物守るのには使えないと思います。
《潮の虚ろの漕ぎ手》はテンポ面で優秀なのでそのまま続投でいいと思います。 《時の篩》はあきらめた方がいいです。そうなると《蔵の開放》もたらればで強いカードになるのでいっそ《ガラス塵の大男》も含めこのギミックは削っていいと思います。
できたらですが、《覇者シャルム》は6マナとマナ加速にもマッチしてますし《エーテリウムの変成者》とシナジーを組むことができるので数枚あると強いと思います。
2010/06/05(土) 14:35:29
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名も無き者
アーティファクトじゃないですが《前兆の壁》は問題なく入るレベルです。
《磁石のゴーレム》はテンポが強いです。《稲妻》であっても2マナ要求するので、その間に《スフィンクスの召還士》につなぎたいです。
メタのエルフや吸血鬼には《飛行機械の鋳造所》が効果的です。
ちょっと変成者デッキとは違う形になってしまいますが資産内で効率よく強化するのなら私のおすすめは《エーテリウムの達人》のフル投入と《飛行機械の鋳造所》の増加です。 達人はエスパーのパーツ全体とシナジーを形成し、どのタイミングでも安定して強いカードです。それにあわせ鋳造所もシナジーとビートへの耐性を高めてくれます。 確かにコンセプトと若干ずれますが、勝ち手段の増加と変成者以外の除去候補が増えるのはありかと。
もし、このままコンセプト上で改良するなら既に上がっている《覇者シャルム》2~3枚と《前兆の壁》4枚を加えると思います。除去は《流刑への道》は高いので《未達への旅》などで。
>>4 そもそも《セジーリのステップ》は特殊地形で境界石で戻せないっていう・・・
2010/06/05(土) 20:30:30
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