【ルールは】MTGルーリング質問スレ11【ここで】...
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シャロン
>>155さん
>工作員×墨蛾 そのターン中は、5/5のちらつき蛾・アーティファクト・クリーチャー・土地で、墨蛾の生息地固有の能力(マナ能力とクリーチャー化能力)、飛行、感染を持ちます。
そのターンが終われば、5/5のアーティファクト・クリーチャー・土地で、墨蛾の生息地固有の能力(マナ能力とクリーチャー化能力)のみを持ちます。(ちらつき蛾ではありません)
>墨蛾×ゼンディコン そのターン中はアーティファクト・クリーチャーです。(なお依然土地でもあります。)
ボーラスの工作員、テゼレット(以下「工作員」)の2つめの能力は、「アーティファクト・クリーチャーになる」というものですが、このような「アーティファクト・クリーチャー」にする効果は、そのパーマネントがそれまで持っていたタイプを失わせません。 同様に風のゼンディコンの能力のように「それは[タイプ]でもある」も、オブジェクトが持っていたタイプを(そこに示された[タイプ]以外のタイプを含めて)残します。
また、タイプを変更する効果では、原則そのオブジェクトの持つ能力は失われません。(例外はオブジェクトが基本土地タイプに設定される場合です。)
さらに、工作員の能力は対象をとっていますが、その対象の適正性は、起動時と解決時にのみチェックされ、それ以降は対象の条件はチェックされません。また、能力の解決によってオブジェクトの特性を変更する効果ですので、その効果の適用される範囲はその能力が解決されたときに固定され、以降変わることがありません。したがって、工作員の能力の解決後、そのパーマネントがアーティファクトであるかどうかにかかわらず、そのパーマネントに適用されつづけます。
さて、複数の継続的効果が一つのオブジェクトの特性を変更する場合、それらの効果は原則として、種類別とタイムスタンプ順という2つのシステムで処理されます。(継続的効果や種類別、タイムスタンプについての詳細は割愛します。CR 613および枝番を一読して、不明な点は別途再質問してください。)
墨蛾の生息地自身のクリーチャー化能力の効果は、 第4種...ちらつき蛾・アーティファクト・クリーチャーになる 第6種...飛行と感染を持つ 第7b種...1/1になる です。
一方、工作員の2つめの能力の効果は、 第4種...アーティファクト・クリーチャーになる 第7b種...5/5になる です。
これを種類別順に(同じ種類別ではタイムスタンプ順に)並べて適用すれば、
第4種...ちらつき蛾・アーティファクト・クリーチャーになる 第4種...アーティファクト・クリーチャーになる(それまでのタイプを残す) 第6種...飛行と感染を持つ(それまでの能力はそのまま) 第7b種...1/1になる 第7b種...5/5になる
下2つの効果はよりタイプスタンプの新しい5/5にする効果が「勝つ」ので、結局、ちらつき蛾・アーティファクト・クリーチャー・土地になり、飛行と感染と元からの能力を持った、5/5になります。
ターンが終われば、墨蛾の生息地自身のクリーチャー化能力の効果が終了し、墨蛾の生息地へ影響する継続的効果は工作員の能力のもののみとなりますので、(上記のとおり、依然工作員の能力の効果は墨蛾の生息地へ適用され続けます) 第4種...アーティファクト・クリーチャーになる 第7b種...5/5になる となり、墨蛾の生息地固有の能力のみを持つ5/5のアーティファクト・クリーチャーとなります。
(last edited: 2011/02/03(木) 08:39:09)
2011/02/03(木) 07:11:50
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