【開発中止】オリエキ『開発コード:Wish』増刊号【開発中止】...
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名も無き者
>>539 >また調整の話にしても、>>503さんがおっしゃっているように能力を使えば弱くなり正しくコストを払えば強化されるという方法や、固定コストを重く設定することでこちらが想定する最低ターンより早いプレイを禁止する方法もあると思います。
というよりも、そのような調整が必須ですよね。 魂唱X自体は、1マナを1ライフで買うメカニズムですが、>>508に指摘されている通り、呪文のマナ域に応じて、マナとライフの適正な交換レートも変わりますから。 すべての魂唱Xカードは、そのように、得られる効果に対して支払いが不足する分、マナを何点軽減したかに応じてカード・パワーを調整する能力をつけてやる必要があります。 となると、それってメカニズムの欠陥じゃないの? と言いたくなりませんか?
それで、どうすればいいか、ですが。
《蛇人間の戦士》や《悪臭のインプ》を見るに、ウィザーズは、「Nマナ相当の効果を持つクリーチャー呪文を、(N-1)点のライフを支払うことで、N-1マナで唱えさせること」は適正だと考えているようです。 このことは、決して、「Nマナ相当の効果を持つ呪文一般を、2*(N-1)点のライフを支払うことで、N-2マナで唱えさせること」が適正だということにはなりません。 例えば、9ライフ払えば《黄金のたてがみのアジャニ》を1マナでプレイできていいということではないでしょう。 が、色マナ・シンボルの数で、軽減できるコストの上限を担保できる、そのことでそう危険になることもなかろうと期待できるのなら、以下のようにすることは考えられると思います。
まず、Nマナ相当の効果の「魂唱」持ちの呪文は、N+1マナにすることとし、「魂唱」をこのように定義します。
「魂唱」は、それを持つ呪文がスタック上にあるときに機能する常在型能力である。「魂唱」は、「この呪文を唱える際の追加コストとして、あなたは望む回数だけX-2点のライフを支払っても良い。これによりX-2点のライフが1回以上支払われた場合、この呪文を唱えるためのコストは、{N+1}少なくなる。Xはこの呪文の点数で見たマナ・コストに等しく、NはX点のライフが支払われた回数に等しい。」を意味する。魂唱能力の使用は、rule 601.2b や rule 601.2e-g の追加コストに関するルールに従う。
例えば《カメレオンの巨像》だったら、素出しで5マナの生物で、3ライフ払うと3マナで、6ライフ払うと2マナで出せるということになります。 《吠えたける鉱山》だったら、素出しで3マナ、1ライフ払うと1マナ、2ライフ払うと0マナで出せます。 《ソリン・マルコフ》は素出し7マナで、5ライフ払うと5マナ、10ライフ払うと4マナで出てきます。 どうでしょう。皆さんのコスト感覚にマッチしてるといいんですが。
とはいえ、例えば《神の怒り》を3点払って3マナで打てたらやっぱりマズイような気がするので、魂唱を持たせてよいカードの種類や効果は、もうちょっと考えないといけないかもしれません。
2010/01/12(火) 16:02:16
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