[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-34]...
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ねころぶいぬ
【入賞】
>>122 魔力の飛散 スタックストーム 基本的には相手の呪文に合わせて使って1回はコピーできます。 相手の呪文に、自分の打ち消し呪文、更に「スタックコピー」の呪文で2回コピー、が必勝パターンで、このメカニズムが存在するだけで打ち消し呪文の価値がぐっとあがりそうです。3マナ「スタックコピー」1ドローのコモンカードでもあれば構築で使ってみたくなります。 たくさんのコピーを作るには、1マナインスタントを大量に入れることになりますね。元となったストームと違って、マナ加速呪文との相性はよくないのでぶっ壊れることはなさそうに思います。元ネタの面影を感じさせながら、バランスの取れたいい調整だと思いました。 ただ、少しでも複雑な効果になると、コピーたちを解決したあと、もともとスタックにあった呪文を忘れてしまいそうなのは問題点か。 カード単位の話では、3マナで2点×2は歴史上最高クラス。ただ、タフネス4をコントロールしている相手は、あえて自分の呪文を使わないことでこのカードを腐らせるといったテクニックが使えるので、駆け引きが成り立ちそうで、ゲームが面白くなるカードだと思います。
>>133 予言学応用 復唱 呪文版の新生。先生と生徒の呪文というフレーバーがすばらしいです。 このカードは《血清の幻視》のように、カードを引いたあとに占術にしたほうが、呪文を連続で唱えるシナジーがあるのでより良いと思います。
>>148 民衆の結束 連合 昇殿のように一度達成すればゲーム終了時まで達成していることになるメカニズム。 最低3つの土地でないパーマネント、宝物などの無色のトークンはカウントされないので達成できるのはだいたいの場合3ターン目以降となり、簡単すぎません。多色は2カウント以上になるわけではありませんが、どの色としてカウントしてもよいのでやっぱり便利。 3色のカードは基本的にマナ総量3以上でしか作れないですが、このカードは3色を表すことができています。 カード単位では、ソーサリーにも関わらず白のトークンを生成するので連合の達成に貢献します。達成時の効果はトークン5体となりますが、MTGで「5」とは色に関係する数字であり、それを連想させて美しいです。
>>162 頭ごなしの否定 連唱 手札1枚かかる「複製」。フラッシュバック→再活でも、意外とプレイしてみると感触が違ったので、これも使ってみると新鮮に感じる能力かも。 カード単位では・・・これ、コピーで本体を戻すことでバイバックのような動きができますね! 《非実態化》にこの能力がついたことで、新しい使い方ができています!
>>163 ファイレクシア病の進行 残響N 効果が変わる反復。拡張性が高く、残響コストを設定したバージョンもできますね。その場合はコピーのタイミングの差はあれど >>133 復唱っぽくなります。 数字が小さくなるのもその逆も、どちらも魅力的なカードができそうです。 カード単位では、タフネス1とタフネス2の2体除去してももちろんいいですし、-1/-1でいったん弱らせておいて、反復分で同じ対象を選ぶことでタフネス3だったクリーチャーを除去できますね。
>>165 輪唱 前例のない効果です。>>162 連唱 と一見似ていますが、マナ・コストは手札のカードのまま。1マナのカードを抱えていれば、1マナでコピーできて夢があります。この能力を活かすために、ゼロックス的な軽いドロー呪文を入れたデッキを作りたくなります。これがついたカードによっては、下の環境でオパールのモックスなど0マナの呪文かき集めた、新しいデッキタイプができるかもしれません。 今回大賞に選ばなかったのは、似た能力のオリカを海外サイトで見たことがあるというごく個人的な理由だけです。 カードのスペックは+1/+1カウンター2個にするなど、もう少し盛っていいと思います。しっかり、連続して唱えることにシナジーがある効果ですね。
>>173 延焼 減衰反復 >>133 復唱と >>163 残響 の間といった感じ。 「反復」ではできなかったX呪文というのが面白いですね。しっかりこのキーワード能力を使いこなしている感じがします。 美しいカードです。言う事なし。
【大賞】
>>172 侵食 色の役割を曲げる効果は、たった1枚存在するだけでMTGの歴史を完全に塗り替える可能性があります。かといって慎重なコストではワクワクしない。だからカラーパイを破るカードは嫌いです。
(1)(黒) インスタント この呪文は打ち消されない。 呪文1つを対象とし、それを打ち消す。それのコントローラーは自分の墓地からクリーチャー・カード1枚を自分のコントロール下で戦場に戻す。
このカードは許されません。墓地にクリーチャーがないならデメリットなしで黒い《対抗呪文》です。 しかし、これがキーワード能力になることで、ギリギリ青以外でもありえるラインになっていると今回は感じました。打ち消しという言葉を使わず、このカードのコピーに変える。その色らしさをそのままに、打ち消しと似た挙動になっています。 2マナで確定打消しはスタンではたいていの青い打ち消しより強いです。しかし統率者やレガシー以下でのみ使えるのなら、最近のウィザーズは作りかねないと思いました。 とはいえ、やはりすべての統率者とレガシー以下の黒いデッキには採用されるでしょう。このような場合によってはデメリットが無くなる効果なら、コストは(1)(黒)(黒)か(3)(黒)のほうが安全ではあります。モードのひとつに《取り消し》があるなら上々です。 黒でよくある、ライフルーズなどデメリットのある呪文がこれを持っていたら面白いと思いますし、さまざまなカードにこの能力がついていたら相手が思ってもいないことが起こりそうでワクワクします。 議論を呼ぶカードながら、発想に心底驚いたので今回の大賞に選ばせていただきました。
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【おまけ】 スタックストームと侵食と輪唱を合体させて、こういうカードはいかがでしょうか。
リスのパーティ (1)(緑) インスタント 塗替(1)(緑)(緑)(この呪文を塗替コストで唱えてもよい。そうしたなら唱えたとき、スタックにあるこれでない各呪文はそれぞれこの呪文のコピーになる。それらの呪文のコントローラーは、新たな対象を選んでもよい。) 緑の1/1のリス・クリーチャー・トークンを1体生成する。その後、あなたがコントロールしているそれでないクリーチャーの数に等しい+1/+1カウンターをそれに置く。
(last edited: 2024/12/12(木) 23:35:39)
2024/12/09(月) 00:01:31
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