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第二波
>>119 (1)2/2です。 (2)トランプルも飛行も得ますが、元々持っていたマナ能力やクリーチャー化能力は失います。
パワー/タフネスや能力など、オブジェクト(パーマネントとか呪文とか)の特性を変更する類の効果が、1つのオブジェクトに対して複数掛かっている場合は、 「種類別」「タイムスタンプ順」といったルールで、どのような結果になるかを決めます。
「種類別」 http://mtgwiki.com/wiki/%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E5%88%A5 まず、各効果は、部分ごとに種類別に分類されます。 質問の例では、「クリーチャーになる」部分が第4種、P/Tを特定値に変更する部分は第7種b、能力を弄る部分は第6種といった具合になっています。 こうして種類別に分類した後、番号の小さいほうから順に加味していきます。
「タイムスタンプ順」 http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%97 質問のケースでも、第6種に2つ、第7種bに2つの効果があります。 このように、同じ種類別に複数の効果がある場合は、タイムスタンプをチェックし、早い方から順に加味していきます。
タイムスタンプは、「いつそれが起こったか(開始したか)」を示すものです。 《謙虚》のように、パーマネント自身が持つ常在型能力の場合は、そのパーマネントが戦場に出た時刻のタイムスタンプを見ます。 《ミシュラの工廠》のように、起動型能力や呪文などを解決して効果を生み出した場合は、その呪文や能力が解決した時刻のタイムスタンプを見ます。
こうして効果を順番に適用していき、最終的な結果がゲームの状況として現れます。
(2)を例に取り、質問の状況を整理しましょう。 《謙虚》(以下K)が戦場に出た後に《樹上の村》(以下J)の能力を使用したとすると、
・第4種:Jの能力のうち、「類人猿・クリーチャーになる」を適用する ・第5種:Jの、「緑の」を適用する ・第6種:Kの「能力を失う」とJの「トランプルを持つ」は、タイムスタンプ順でK→Jの順に適用する ※能力を失う効果を適用した後にトランプルを得ます。マナ能力やクリーチャー化能力は失いますが、トランプルは持ちます。 ・第7種b:Kの「1/1の」とJの「3/3の」を、タイムスタンプ順でK→Jの順に適用する ※こちらも、1/1になる効果の後に3/3になる効果を適用しますから、結果は3/3です。
とこのように考えることができます。
追記 より詳しいルールは、MTGwikiの各項目を参照してください。 また、このルールには「依存」というルールもあり、それが重要になることもあります。 http://mtgwiki.com/wiki/%E4%BE%9D%E5%AD%98 とりあえずルールの概略を把握し、迷ったらwikiを見たり紙に書き出したりしながら確認してみるとよいでしょう。
(last edited: 2009/12/07(月) 21:26:48)
2009/12/07(月) 21:17:27
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