[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-32]...
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Hunter horse
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【戦闘から生き残るようにできるクリーチャー】全カードレビュー
今回は戦闘の結果を変えるクリーチャーでした。 牽制になるもの、変装などでそもそも選択肢が相手に見えないものなど様々ですが、いずれにせよこういったクリーチャーは戦闘を適度に複雑化させてゲームを盛り上げてくれる存在です。
投稿作ではやはり戦闘の面白さを追求したものが多かったですが、別の方向に掘り下げを行い、結果的にパンプアップが付いているのでお題を満たすような方向のカードも見られましたね。 では見ていきましょう。
>>356 様 《愚直な牙、モナート》 複数の強力な能力を搭載したクリーチャー。過去のカードでは《炎歩スリス》が比較的近いですが、ブロッカーへのダメージ能力によって攻撃が格段に通りやすくなっています。
>>357 様 《疾風衣の衛生兵》 「疾風衣」能力持ちの新作。自分自身ともう1体のクリーチャーの保護が可能です。サイズ負けしている状況でも攻撃を仕掛けやすく、粘り強いカードです。
>>359 様 《疫病の壁》 ライフと引き換えにアタッカーを除去する壁。膠着状態を保つ能力が高いですね。1ターン目から攻撃を仕掛けるアグロ・デッキ相手ではライフが足りなくなってしまうこともありそうでバランスも取れていそうです。
>>360 様 《議事会の歩哨》 6/6になる兵士。攻撃時はこの能力をちらつかせることで攻撃を通しやすく、警戒でブロックにも参加できる使い勝手の良いクリーチャーです。
>>361 様 《眩惑の毒刃》 歴代の《巻物泥棒》と比較しても強力な1枚。攻撃するこのクリーチャーを戦闘で倒そうとするならクリーチャー2体でのブロックが必要で、主導権が攻撃側に大きく傾いている点が特徴的です。
>>362 様 《次元間の騎士》 ブロックされるたびに戦闘を回避し、成長する騎士。在住カウンターを乗せるメリットがないようですが次元カード側に設定されているかもしれません。
>>363 様 《気まぐれな友だち》 瞬時に換装できるクリーチャー。ブロック・クリーチャー指定ステップ中の起動が特に強力です。そのほかにも土地を立てておくことで火力系除去に対して強く出られますね。
>>364 Nishi 様 《通りの辻斬り》 今回のお題をシンプルに満たすクリーチャー。相対した敵を切ってしまうというイメージですね。本家の侍にはこういったカードがあまりないので掘り下げてほしいところです。
>>365 様 《月影の双子+陽光の双子》 瞬時に変身。戦闘では先制攻撃した後でタフネス4に戻ることができ、複数体にブロックされても倒されないパワフルな振る舞いが可能です。除去耐性もあり高スペックです。
>>366 様 《集う群衆》 何回パンプアップするか読ませないクリーチャー。サイズが2/3~3/4のクリーチャーに対しては特に強く出ることができます。二段攻撃を持たせて瞬殺コンボにしても良いですね。
>>367 様 《万華のミミック》 手札にあるカードのコピーとなる珍しいカード。護法付きで《秘儀の職工》よりも確実性が高くなっています。コンバット・トリック的な運用もできますが素直に滅殺などを狙った方が良さそうです。
>>368 様 《地底街の怪異》 《骨塚のワーム》系クリーチャー。変装コストは大きめですが、切削とP/T定義の能力が噛み合っています。墓地にカードがない場合に最低限2/2を確保できるのも良いポイントです。
>>369 様 《剃刀ヶ原の盾鍛冶》 盾作り。《名もなき都市の歩哨》のようなカードとのシナジーや、アーティファクト土地を使ったワンショット狙いなどが強力です。
>>370 様 《転異種》 《変異種》+《クローン》。《ペミンのオーラ》的でもあります。アンタップする能力を与えるカードの常として無限コンボに活用可能なほか、相手のクリーチャーをコピーすることで戦闘で優位に立つ動きが単純に脅威となります。
>>371 肉じゃが 様 《忍術師範、陽炎師》 忍術の挙動を変えるカード。ブロックされても忍術が可能で、《春葉の報復者》のような戦闘に強い忍者と相性がよくなっています。
>>373 様 《石ころ川の癒し手/Stonybrook Healer》《執念深い壁/Vindictive Wall》《トロールの投火師/Troll Fireslinger》《戦場の回収者/Battlefield Salvager》 再生持ちクリーチャー。マナがかからない上に攻撃し続ければ毎ターンドローできる戦場の回収者が特に強力です。再生は通常のセットから取り除かれた能力で、復活させるにはある程度の理由が必要だと思います。
>>374 様 《精鋭偵察部隊》 「疾風衣」に近い能力。調査が目的であるので戦闘を避けたいという理由付けが良いですね。他のクリーチャーをブロックすれば調査され、これをブロックすれば逃げられるというジレンマを相手に叩きつけることができます。
>>375 様 《夜明けの騎士》 条件付きの高効率パンプアップ。ブロック時に相手にコンバット・トリックを使うことを許さず一方的に打ち取ることができ、火力やマイナス修整はマナ次第で耐えることができるという防御的な2つの能力を持つカードです。攻撃面は単体では物足りないですが、1マナで警戒・絆魂持ちなので装備の付け先などに向いています。
>>376 様 《熟練の筋力魔導士》 6/6になるクリーチャー。攻撃時に使うとその後2ターン動けなくなります。疲れによって休息が必要になるというフレイバーはしばしば見られますが、このカードはよりコミカルですね。
>>377 様 《稲妻の先駆け》 FTにもある通り、速すぎるため捕らえるのが困難なクリーチャー。ブロックやレンジストライクを回避し、攻撃後に追加ダメージを与えることもできる高効率高水準のアタッカーです。
>>378 マザー 様 《魔女追い》 魔女を追う魔法使い。ドロー能力がぶっ壊れで、専用デッキではライフの限りライブラリーを引き切ることができます。
>>379 様 《火炎舌のサラマンダー》 基本セットを思わせるシンプルなクリーチャー。強すぎない火吹き能力として良い感じです。大量にマナを注いだところで《巨大化》されるなどのお約束的な光景が目に浮かぶようですね。
>>380 様 《電結の溶接者》 アーティファクトを《溶接の壺》にする電結クリーチャー。アーティファクト土地や宝物トークンなどを充てることで積極的にクリーチャーを生かすことができます。
>>381 様 《微細検知の奇魔》 手掛かりの生成と手掛かりを生け贄ににしての強化。1マナのクリーチャーとしてはカード・アドバンテージを得られるポテンシャルがかなり高く、フィニッシャーにもなる万能選手です。マナが余り始めた頃に強くなりますが、生成だけならマナがかからないので序盤から出しておきやすいのも良いバランスです。
>>382 様 《分け身》 ライフをクリーチャーに。《ファイレクシアの処理装置》よりも瞬発力がありますが、極限までライフを捧げる必要があります。パワーを2倍にして投げ飛ばすなどのコンボ運用も視野に入れる必要がありそうです。
>>383 様 《空蝉の静風》 忍者支援。「空蝉の術」がモチーフでしょうか。ソーサリー除去に強いフェイズ・アウトと、戦闘から生き残るようにできる能力で多角的に忍者を保護します。
>>384 様 《卑劣な暴漢》 肉を盾に。黒にしばしば見られる他のクリーチャーを犠牲にして生き残るクリーチャーです。類似クリーチャーとの比較ではマナの支払いを能動的にできるのが強みですね。
>>385 様 《教えを施す賛美者》 賛助に対する黒の回答。「なぜ他人に講義をするのか」に対する黒の回答は「それが自分の利益になるから」ですね。リソースの消費や1ターン限りなどの制限はありますが、コンボも色々と考えられそうです。
>>386 様 《甘言を弄する者》 相手のクリーチャーを勧誘してしまうカード。攻撃側ではパワーが低いこと、ブロック側では除去に弱いことがネックとなり、繰り返し使えるコントロール奪取という強力さを秘めていますが運用が難しそうなカードです。
>>387 様 《霧角の雄鹿》 タフなクリーチャー。対象を取る除去をシャットアウトし、接死やパワー4~5以上での戦闘による破壊も受け付けません。各能力は単色でも使えてサイズは2色でないと5/5にならないという調整が面白いですね。
>>388 様 《二人組の強盗》 1人を盾に。フレイバーフルなカードです。頑強能力持ちのように2/2→1/1となりますが、戦闘に絡めるとインスタント除去1枚で落とせるなどの差異もあります。
>>389 様 《消失の幻霊》 フェイズ・アウトを授与。再生持ちクリーチャーのようにマナが続く限り不死身です。1体のクリーチャーを守り切るデッキで特に効果的です。
>>390 様 《幽体の爆弾》 すり抜けるか道連れに爆発するかを選択できる爆弾。幽霊と爆弾という意外性がある組み合わせと2マナでパワー3の実用性が魅力的なカードです。
>>391 様 《皮を纏う者》 常盤木能力を得る系のクリーチャー。呪禁や二段攻撃と特に相性が良く、常に相手にプレッシャーを押し付けることができます。強力クリーチャーのリアニメイトと素プレイの両方を視野に入れたミッドレンジ・デッキに合いそうです。
>>392 様 《悪夢を導くもの》 驚異的な制圧力を持つクリーチャー。戦闘の結果を変えて生き残ることができるという今回の条件には合致するものの、そもそも戦闘が起こらないことが多そうですね。
>>393 様 《しなやかな豹》 パワーとタフネスの入れ替えを「しなやかである」というフレイバーで表現したカード。この能力は青であることが多いですが赤も使うことができます。青は呪禁やフェイズ・アウトなど他にも生き残りの手段があることを考えるとこの能力はもっと赤に割り振っても良いかもしれませんね。
>>394 様 《氷色の三面体+炎色の三面体》 7/1先制攻撃を作るために必要な2つの手順。3つの姿があるクリーチャーであることを「三面体」と呼ぶという発想がすごいですね。妙なカード揃いの既存の奇魔と比較してもとりわけ奇妙なカードです。
>>395 様 《彫像語りのゴルゴン》 石化使い。生き続ける限り戦場を一方的に支配します。他の方法で置かれた麻痺カウンターと区別が必要になってしまっていてプレイの誤りを招きやすい感じがあるので少し修正を加えた方が良いかもしれないと思いました。
>>396 様 《頑丈な自動修復機械》 無限コンボのお供。頑丈すぎますね。スタンダードならぶっ壊れですが最近の下の環境はこの程度では動じなくなっている感じがあります。
>>397 様 《乱数術の鬼才、グレッグ》 P/Tをランダムに決定。まずは自身に使い、5/5や6/6になれたら今度は相手のクリーチャーを弱らせていくのが良さそうです。
>>398 様 《純白の騎士》 自分のターンのみ全体強化。単色推奨カードですね。自分自身も恩恵を受けるため高効率です。白系アグロのフィニッシュ役として活躍してくれるでしょう。
>>399 シカガネ 様 《検束の霊魂》 強力な常在型能力を持つ小型クリーチャー。打ち消しや終了ステップでの後出しでの動きを禁じる珍しい能力を持っています。戦闘中と非戦闘中で明滅するためのコストの重みが異なるという設定も独特で、全体的に新しいデザインですね。
>>400 様 《臆病な幽霊》 なんでも避けられる幽霊。白にしばしばいるカードを捨てることで除去耐性を得る2マナのクリーチャーです。フェイズ・アウトしても仕事をするので安定してライフを得られることを生かしてライフ系のシナジーデッキに入れたり、ダメージレースに強いことを生かしてアグロに入れたりと多岐に渡り活躍しそうです。
>>401 様 《水底を這う蛇》 《リバー・ボア》《マイアー・ボア》リメイク。強力な回避能力、気軽に得られる破壊不能を持つクリーチャーです。現代のMTGはクリーチャーのP/Tが平均的に高くなっていて、追放除去も増えているので相手によって得手不得手がありそうです。
>>402 様 《虚異種》 変異種サイクル。先制攻撃と有色への呪禁が戦闘にも除去にも強く働くので隙が少ないですね。1体であればブロックできることや無色であれば対象にできることに一定の統一感があり、デザインのまとまりが良くなっています。
>>403 様 《爪牙の暴君》 お題の条件を相手が選択するカード。2マナ払った上でブロックしなければカードを引くと脅しをかけることができます。不利な選択を押し付けていく有用なフィニッシャーで、6マナらしいパワフルさです。
>>404 様 《湧血のギルド魔道士》 1回のみ巨大化。ブロックの状況を見てから起動できるのが嬉しいカードです。速攻が自身にも乗ることや単体でも十分なクロックになることなど使い勝手が良く作られています。
>>405 様 《避難砦の騎士》 クリーチャーの応援を受けて巨大化。賛美などと相性が良く、全力のダメージレースよりも睨み合いに強いカードとなっています。
>>406 八三五 様 《燃異種》 変異種の再サイクル。《光異種》が3マナになっていたことなどを考えると現代ではだいぶ力不足になっていると思われます。
>>407 様 《不屈の正義、ギデオン》 除去耐性と戦闘時限定の強化能力を持つギデオン。対象を取るダメージ呪文や破壊効果を受け付けず、戦闘で破壊されることもほとんどないというハイスペックなクリーチャーです。
>>408 様 《死んだふりの達人》 戦闘では不死身のクリーチャー。今回の投稿作の中でも最もシンプルな形です。「横になって死んだふり」は単純ながら今までにないアイデアですね。
>>409 善乱 様 《多才な指南役》 装備支援。装備品をインスタント・タイミングで起動できるだけでなく、先制攻撃を付けることで戦闘に一方的に勝てるチャンスを増やしています。換装持ちにクリーチャー除去を避けさせることもできますね。
>>410 様 《サディストのマゾッホ》 ダメージを+1/+1カウンターの形でもらうという《草ハイドラ》系カード。起動コストが重く、運用が難しくなっています。1マナのクリーチャーにこの能力を無条件に与えるわけにもいかないのですが、何かしらの調整が必要だと思います。
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(last edited: 2024/07/08(月) 07:37:29)
2024/05/27(月) 00:47:48
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