[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-27]...
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Hunter horse
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【青でない打ち消し】全カードレビュー
今回は稀に登場する青でない打ち消しを扱うカードでした。 打ち消しは基本的には青の独壇場ですが、緑・白・赤は近年でも登場したカードが有り、各色とも可能性はゼロとはいえないラインです。
では見ていきましょう。
>>413 肉じゃが 様 《睥睨するビースト》 戦闘中のみ打ち消しができる緑のビースト。《ザンティッドの大群》《コイルの破壊者、マリーシ》系のクリーチャーと考えると打ち消しを扱うことに違和感がないですね。
>>414 様 《霊気の徴税人》 複数回呪文を唱えることを難しくする税を課すクリーチャー。相手のアップキープにインスタントを唱えるなどして能動的に使うことも可能です。
>>415 マザー 様 《セレズニアのオーブ》 青以外の4色の起動型能力を持つアーティファクト。特定のデッキに対するピンポイントな対策ですね。カード名がなぜセレズニアなのか、どういったテーマ性のもと作られたカードなのかよくわからなかったです。
>>416 様 《踏み荒らすマストドン》 緑に時たまある自分のターンに相手が呪文を唱えることを難しくするカード。《龍王ドロモカ》のように機能します。文章が短く要点がしっかり抑えられている好デザインです。
>>417 muratsu 様 《スクイーの真似事》 打ち消しをデメリットとしたドロー・カード。打ち消されない呪文と組み合わせるとノンデメリットの2マナ2ドローとなりますが、相手の打ち消しに対応して呪文を損切りする使い方が主となるでしょうか。
>>418 様 《衝動と本能の魔除け》 《耳障りな反応》や《夏の帳》などの系譜を継ぐカード。青がやる大部分のことに対して反撃できます。能動性をあまり持たない代わりに対応範囲が広いカードとなっています。
>>419 様 《チャンドラの秘策》 不要な呪文を+1/+1カウンターに変え、必要であればさらにドローやマナへの変換をするカード。色々と多機能ですね。除去に2対1交換を取られる点は要注意ですが、逆に相手のカウンターに合わせることもできます。
>>420 様 《境界の監視者》 自分のターンのみ置き打ち消しとなるスピリット。スピリットはトークンを並べるのが得意なので弾に困ることはなさそうです。
>>421 Nishi 様 《緊急指令》 自分の呪文を打ち消してトークンを生成。>>417などと同じく打ち消されない呪文に使う・相手の打ち消しに対応して使う用途のカードですね。
>>422 様 《真面目な鑑定官》 コピー封じ。白らしい先出しして外法を制限するカードです。いくつかのコンボを単体で止められますが、一方で何かをコピーするカードはそれほど多くないので汎用性にはやや欠ける感じがあります。
>>424 様 《魔術鑑定士》 まさかのネタかぶり。よりシンプルにコピーをすべて打ち消します。白だけでなく緑もアンチ・コピーの色と位置づけることができそうですね。
>>425 様 《怒声によるかき消し》 クリーチャー呪文がカウンター化。これ自体は5マナと重めですが、1度通ると手がつけられなくなります。
>>426 様 《騒乱を食うもの》 ストーム対策。4マナ4/4、護法持ち、打ち消しに強く自分で打ち消しを使う分にも強いなどハイスペックで実用性が高いですね。
>>427 様 《邪法の排斥》 アンチ生け贄カード。《歓喜の天使》などの生け贄を禁止するカードの発展形です。不要なシーンも多いと思われるのでサイクリングがありがたいですね。
>>428 様 《運命の倍化》 打ち消して後で2倍化。自分の呪文を2回唱えたり相手の呪文のタイミングを遅らせたりすることができます。
>>429 様 《対抗守門》《対抗呪怨》《対抗愚問》《対抗獣紋》 打ち消しサイクル。いずれも効果範囲が狭いカードとなっています。緑だけは他と方向性が違っていますね。
>>430 様 《紅蓮の僧兵》 自分の呪文を打ち消して火力化。果敢を持っているので攻撃が通れば1枚あたり4点相当、そうでなくても3点はなかなか大きいですね。
>>431 様 《契約の焼却》 赤の打ち消し呪文。赤が元々対処可能なカード・タイプのみを対象にすることができ、弱点を埋めないように色の役割を拡張しています。しかしカードパワーに少し難がありますね。できるなら青との差別化もした方がよいと思います。
>>433 様 《知性の排他》 先に置いておく打ち消し。2マナと軽いので気軽に置いておけます。相手に選択権があるとはいえ、2マナでなんらかのカードと1対1の交換をするのは標準的な性能で従来の緑にないタイプのカードでもあり、戦略を広げる可能性を感じさせます。
>>434 様 《威圧する咆哮》 格闘を拡張する方向での打ち消し呪文。クリーチャーのみ、パワーを比べて相手が格下だったときのみ打ち消します。ダメージを扱わずパワーを比較するというのは新しいアイデアですね。
>>435 様 《精神摩耗》 ハンデスか打ち消しか。片方が既存の役割でなおかつ相手に選ばせるのであれば色の役割を拡張してもよいというのは赤がよく使っていた手法ですが黒も扱うことができます。どちらも2マナとしてはかなり強力で痛手となりそうです。
>>436 様 《無に帰す》 部族カードではないですがエルドラージ系と思われる打ち消し呪文。かなり重めですがウルザの土地などでサポートできそうです。
>>437 八三五 様 《忌み除け》 忌み数への打ち消し。4マナが狙い所です。全体除去、PW、硬いクリーチャーなどを叩き落とす白アグロへのサポートとなりそうです。
>>438 善乱 様 《静寂な幕間》 アップキープ、終了ステップ毎に誘発する能力への対策カード。近年は毎ターンの能力が終了ステップに誘発するものも多いので両方を潰せるのはありがたいポイントです。
>>439 様 《燃え立つ思想》 瞬速・インスタントが打ち消し呪文に変貌。しかしそれらのカードを全く持っていない相手には効かないで終わる結果となります。青でない同士でも打ち消し合いが発生する奇妙なカードです。
>>440 様 《黄金鱗の呪文喰い》 自分のドラゴン呪文を打ち消してしまうドラゴン。凄まじいサイズになりますが性質上チャンプ・ブロックや《平和な心》にに弱くピーキーさが目立つカードです。
>>441 ねころぶいぬ 様 《霊廟の案内人》 墓地対策。墓地から戦場に戻る能力の多くも打ち消せます。トークン生成能力との組み合わせが独特で、他の墓地対策カードとの差別化がうまく図られています。
>>442 様 《刺激》 ランダム打ち消し。普通に使うと成功率は50%です。成功率を底上げする方法などもないため純粋に運が試されます。
>>443 様 《初心》 白の正統性を問うタイプのカード。マナを支払わずに唱えられた呪文などが標的となります。2マナではカードパワーが低すぎるので1マナでもよいかもしれません。
>>444 様 《鏡刃の障壁》 能力への打ち消し。除去能力持ちのパーマネントを処理するのに長けたカードです。特にPWに対して有効打となるでしょう。
>>445 様 《無邪気なグランクラックス》 自分の非クリーチャー呪文を打ち消し。基礎的なスペックが高く、トークンも2マナ相当で強力ですね。使いたい呪文があるときは少しコストは嵩みますが任意でどかすことができる柔軟性も好ポイントです。
>>446 様 《海賊版の撲滅》 こちらもコピー封じ。「コピー可能な値」に言及する珍しいカードです。ストームや《鏡割りのキキジキ》などへの耐性カードですね。
>>447 様 《静寂の神秘家》 起動型・誘発型能力への対策カード。無限ループの発生を防ぐためにカード名を参照していますが、稀な状況ではありますがカード名が変わると無限ループが発生してしまうので毎ターン1回だけの誘発にするなどした方がよいと思います。
>>448 様 《霊気の占有者、カンバール》 先に宣言してから行う打ち消し。「予告」はときどき白や黒が扱う機能ですね。1~3マナのクリーチャーを唱えることがインスタント除去や打ち消しへの耐性になり、相手のアップキープにインスタントを使うことで行動妨害もできます。
>>449 様 《弾ける魔力》 キッカーなしでは相手が呪文を唱えたときに一時的マナ加速。キッカーありではさらに打ち消し。2つの機能が噛み合っていて面白いですね。
>>450 様 《バーン・アウト》 同色を打ち消し。確実性に乏しく、打ち消せたとしてもディスアドバンテージを背負うなど少し使いにくそうです。
>>451 様 《慰撫》 打ち消してライフを返還。《意志の力》や《溢れかえる岸辺》が使用可能な環境で恐ろしい強さを振るいそうです。
>>452 様 《水面院の後継》《新たなる水面院》 打ち消し効果を持つ土地2種類。《水面院の後継》はカード化されなかった『Denying Channel』ですね。能力を気軽に毎ターン打ち消せるのはなんらかのコンボとして使えそうです。
>>453 様 《アーティーの自動杖》 毎ターン、マナを縛るトークンを生成するアーティファクト。5マナで動き出すのが次ターンからとなる遅いカードですがハマったときの威力は抜群です。
>>454 様 《蛮族の計略書》 打ち消し機能を持つアーティファクトのサイクル。黒赤混成のものが特に強力で広範囲のカードに有効です。
>>455 様 《夜道に消える》 夜限定。わずか1マナの打ち消しです。《月の憤怒獣の切りつけ》が構築レベルではさっぱり使われていないのを見るにカードパワーは強すぎるということはないでしょう。夜を継続させる効果があるのも面白い演出です。
>>456 逃亡者 様 《騒音の拒絶》 青の呪文を打ち消しor懲罰者メカニズム搭載の打ち消し。近年の色対策カードらしく青以外に対しても有効で、どの結果も1マナとしては上々なのでどう転んでも特になりますね。
>>457 様 《反射的な対応》 相手の行動をやり返すカード。現在のスタンダードのような黒が多い多色環境ではなかなか有効かもしれません。このカードが白黒であるべきかは少し疑問が残ります。
>>458 様 《無為徒食》 昇華者メカニズムを持つインスタント。昇華者の再録はかなり難しいとされていてこのカードが実現するのも難しいと思われます。
>>459 様 《マナの衰微》 無色から有色への打ち消し。《秘儀の否定》のリメイクでもありそうです。最近の青はこの類の効果をあまり扱わないのんで青の打ち消しとの差別化ができそうですね。
>>460 様 《徹底排除》 アーティファクト破壊と打ち消し。《Rust》の強化版ですね。能力を起動させてから破壊することでよりよい結果を得ることができます。
>>461 様 《大技の成功率》 不確定な打ち消し。とはいえ2マナは75%、3マナは87.5%、4マナは93.75%…と打ち消せる可能性は大きめです。
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「私が考えたカード」
流刑執行官 (1)(白) クリーチャー ― 人間・ウィザード 警戒、護法(1) 流刑執行官が戦場に出たとき、以下の呪文トークン1つを生成する。(それはあなたの手札にあるかのように唱えてもよい。) 2/2 呪文流刑 (2)(白) インスタント ― 巻物 対戦相手がコントロールしている呪文1つを対象とし、それを打ち消す。そうしたなら、その呪文のコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、それをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
白の打ち消しは「相手に見せてから使う」「一方的な利益を得ない」などフェアネスな態度のものがふさわしいと考えています。
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(last edited: 2022/10/03(月) 00:06:04)
2022/09/19(月) 00:36:04
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