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>>941、シャロンさん。フォロー感謝です。
>>933-934について、何か読み返してみたら、質問者への配慮が欠けていたので、要点を書きます。
ポイントは、以下の2点です。 1.複数の置換効果が同時に適用可能であった場合、置換前のイベントから影響を受けるはずだったオブジェクトのコントローラー(またはプレイヤー本人)が置換効果を1つ選んで適用します。 複数のプレイヤーに選択肢がある場合は、APNAP順に従って決定します。 →CR616.1(旧CR615.1) 2.あるイベントを置換していく中で、1度適用された置換効果は、“同じイベント”に対して再度適用することはできません。 →CR614.5(旧CR613.5)
この2点を押さえながら、イベントの置換を紙に書き連ねてみると、解り易いと思います。
また、>>934の回答では“不確か”と書きましたが、よく考えたら、>>933の質問の範囲では十分確かでした。 申し訳ありません。
―以下、読みたい人だけ― さて、>>934にて、“不確かな部分”と言っているのは、上記のポイント2についてです。 この件に関しては、>>237-290にも議論がありました。
CR614.5(旧CR613.5)は、置換は『各イベントにつき1回だけ』と言っていますが、 多種の処理・多数の置換効果が入り組んだイベントが起こる場合には、このルールが指すのが「厳密に」どういうことなのかを理解する必要があります。
例えば、>>934では《最下層民の盾》によって《草ハイドラ》にダメージを与えられるとしていますが、これも http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/rule/20051128/index.html の話を知らなければ、パッとは判りません。 これについて私は、 「(1つの発生源から、)ある1時点で、1つのオブジェクトに与えられるダメージは、一塊に扱われる」 ためと考えていますが、ちょっとこの辺りもハッキリさせる必要がありそうです。 参考:MJMJ「同時に与えられるダメージ」 ttp://qabbs.mjmj.info/topics/1247/1247107641_9509.html
―以下、駄文― もっと言ってしまえば、 ライフゲインを《加護の反射》で2倍に置換して、それを《極悪な死》でドローに置換して、それを《戦争の言葉》でダメージに置換して、それを《清純》で軽減してライフゲインが生じて… はい、何が起こりますか。 みたいなことがあっても、できるだけ解りやすく説明するためには、何がエッセンスでどう考えればいいのかを明確にしたいのです。
…が、まぁ、段取りやテストケースが上手く練れずにグズグズしてました。 もっとちゃんと動いて、早いとこwikiに反映したいとは思っています。
ちなみに、今考えてる関連問題 ・上記の問題 ・「次の3点ダメージを軽減」=「次の1点ダメージを軽減×3」かどうか ・複数の置換効果があるときの、APNAPルールの詳細 ・あるイベントが多種の「段階(順序)を持つイベント」に置換されたときの、処理の順序 ・ダメージのイベントが内部に「段階を持つ」場合の、ダメージのイベントの扱い ・ダメージのイベントの内部に「ダメージのイベント」を入れ子にした場合の扱い
考え出すと止まらないのですが、昔の身内戦では《戦争の言葉》が大人気だったので、まぁほったらかす訳にもいかず。
(last edited: 2009/11/16(月) 07:40:12)
2009/11/15(日) 23:46:57
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