| [テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-19]...
 
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													Hunter horse												 
 【増殖が登場するセットのカード】全カードレビュー
 
 今回のお題は人気の割に登場しない増殖でした。
 調整が難しくなかなか登場の機会がないようです。
 
 ミラディンの傷跡ブロックでは主に毒カウンター、-1/-1カウンター、蓄積カウンターが、
 灯争大戦では主に+1/+1カウンター、忠誠カウンターが扱われました。
 今回の投稿作はミラディンの傷跡ブロックを意識したものが多かったですね。
 ヴォリンクレックスが約10年ぶりに登場するなどファイレクシアへの期待が高まっているのも影響しているのでしょうか。
 
 では見ていきましょう。
 
 >>149 肉じゃが 様 《恨みの歌》
 両の頬を叩かれたなら左の頬を叩き返しなさい。被ダメージを原動力にクリーチャーを強化します。増殖との相性は抜群ですね。ノーガードや自傷を是とする方向性と強化にターンを要する中長期的な強化はややミスマッチでしょうか。
 
 >>151 様 《命の増殖》
 延命系オーラ。9回殴られると死亡するように敗北ルールを変更します。相手がPWなどを使用している場合、増殖が厄介になりそうです。毒殺系デッキに対しては無意味なのでサイドボーディングを意識した構築が必要ですね。
 
 >>152 様 《蛇教団の司祭》
 有毒。未来予知で登場して以降、音沙汰が無いですね。毒を用いるキーワードとしては感染と競合するので今後も登場の機会に恵まれないかもしれません。
 
 >>153 様 《第六の太陽》
 5色の太陽に続く新ファイレクシア6つ目の太陽。感染、生体武器、増殖、-1/-1カウンターといったファイレクシア要素のてんこ盛りです。単体で制圧力が高く、勝利への道筋も近いパワフルなカードです。
 
 >>154 様 《汚染された祝福》
 カウンターの扱いを変えるカード。カウンターを多用するデッキへの対策になりますね。これを除去することができればクリーチャーにメリットを与える効果に転化することもできます。
 
 >>155 様 《集結点》
 カウンターの配置先を変えるカード。増殖で増えるカウンターを1箇所に集結させます。PWを複数並べるデッキなどで活躍しそうです。
 
 >>156 マザー 様 《渦の天使の都》
 2マナランド。蓄積カウンター3つは1枚で満たせるカードもあるので比較的楽な条件ですね。この土地を複数枚を並べることで爆発的にマナが出そうです。
 
 >>157 様 《冒涜の儀式》
 調節可能なX系の全体除去。自軍への被害は常に最小限で、増殖を除去以外の用途にも使える機能的なカードです。
 
 >>158 様 《侵略の手順》
 モードが4つになった魔除け的な呪文。いずれの効果を選んでも1マナとしてはかなりの高水準ですね。《ぎらつかせのエルフ》相当のトークンが特に狙いどころです。
 
 >>159 様 《本質の学士エレイス》
 カウンター使いのPW。[-3]の能力は+1/+1カウンターに限らない《活性化のうねり》のような効果で、幅広いシナジーが見込めます。
 
 >>160 様 《癌細胞》
 増殖するものといえば。毎ターン2回の増殖を可能にするカードです。ただし絶大な効果の代償として大量のライフが失われます。相手につけることもでき、PWデッキなどには効果覿面です。
 
 >>161 様 《高速増殖炉》《肉体の統一》
 新ファイレクシアを思わせる2枚のカード。《高速増殖炉》で狙っていたコンボが《肉体の統一》に台無しにされる激しい戦いが予感されます。
 
 >>162 様 《蔓延する油》
 感染拡大。相手のクリーチャーをじわじわと倒して配下に加え、自軍のクリーチャーを強化する攻防一体のカードですね。実際のカードでは文章欄を3~4行ほど短くする必要があると思います。
 
 >>163 Nishi 様 《団結の拠点》
 貯蔵カウンターを用いる土地。アンタップインで好きな色のマナが出るのが利点ですね。《知られざる楽園》に近い性能ですが、増殖と組み合わせると貯蔵ランド的にも使えます。単体でのカードパワーが低いので少し調整が必要なように思います。
 
 >>164 通りすがりのジョニー 様 《緊急事態宣言》《オーバーシュート》《市中感染》《無症状の若者》《濃厚接触》
 新種のカウンターを用いるカード群。増殖すると将来与える毒が増えるデザインですね。クリーチャー同士の接触はどちらかが死ぬ結果になることが多いのでそれほど蔓延しないかもしれません。
 
 >>166 様 《育みの導師、フェールァ》
 多機能・高性能なクリーチャー。単独で毎ターン+2/+2以上の修整が可能で、除去耐性が高く、並べるほど増殖の効力が高まってお得と嬉しいことだらけのデザインです。
 
 >>167 様 《蒐集家の極致》
 勝利条件カード。専用のカウンターを扱う土地やキーワード・カウンターを駆使することであっさり達成できそうな予感もしますが果たして。
 
 >>168 様 《開拓者の前線基地》
 開拓精神を体現化したカード。出るマナが増えていく土地ですが、ただし3体以上のクリーチャーで2回以上攻撃する必要があります。高速なデッキほど条件を満たしやすそうですが最初から色マナが出ないことはネックになりそうです。
 
 >>169 居玉 様 《学習するハイドラ》
 +1/+1カウンターを扱わない特異なハイドラ。キーワード・カウンターの増殖に意味を持たせたカードです。5マナ5/5速攻トランプル、8マナ10/10速攻到達トランプル警戒と増殖しなくとも高めのスペックですね。
 
 >>170 様 《ピコリン》
 新種のアーティファクト。錬金部品を並べるかもしくは増殖をすると性能がよくなっていきます。カウンターを増やす方法がセット内に複数用意されているのは嬉しいですね。
 
 >>171 様 《先頭を進む者、アジャニ》
 3色アジャニ。トークン、+1/+1カウンター、回復といったおなじみの要素の他に増殖や火力も扱います。共同や復讐のPWであるアジャニにぴったりな各要素を全部乗せした形ですね。
 
 >>172 ESP 様 《多くにして、一つなるもの》
 切ると増えるウーズ。1/1トークンを2/2にしてやると再度の分裂が可能になることに増殖を利用させるカードですね。伝説でありながら複数のトークンでもあるクリーチャーというアイデアもチャレンジングな試みです。しかし、通常の伝説・非伝説との差異を作るための文章が長くなりすぎている点は問題で、改善が必要だと思います。
 
 >>173 様 《電結の製造者》
 トークンやカウンターに関する能力盛りまくり。単体では2/2×1体と1/1×2体、または3/3×1体になりますね。接合、製造、その他類似能力すべてとシナジーがあり、可能性の幅が広いカードです。
 
 >>174 ひじき 様 《したたるキョンシー》《伏せる道士》《葬送の侍臣》《夜霧》
 毒を移し替え。毒カウンターがクリーチャーに置かれても意味がないことを逆手にとったアイデアです。単体では毒殺を狙えませんが、毒に関する各種のシナジーでそれを補うデザインですね。
 
 >>175 様 《聖別された狂戦士》《爛れ牙のビヒモス》《水銀の盃》
 増殖とその逆の行動の同時収録。互いにカウンターに干渉し合うせめぎ合いが発生しそうです。《爛れ牙のビヒモス》はシャドウムーアやアモンケットで登場した-1/-1カウンターを自力で取り除くタイプのカードですが、攻撃的な条件が近代的なデザインですね。
 
 >>176 様 《よりよい適応》
 呪文に反応するエンチャント。他のプレイヤーの呪文にも反応するのでやや大振りな置物ながらも隙が少ないデザインです。緑青らしい中長期的な戦略に適したカードですね。
 
 >>177 様 《増殖》
 いっそシンプルに増殖だけ。ドローが付かなくなった《着実な進歩》ですね。軽い分、増殖の量と質次第では支払ったマナに対して大きな見返りが得られるカードです。
 
 >>178 様 《放電》
 カウンターをコストに。《暗黒の深部》をクリーチャー化させると即死コンボが狙えますね。0/0系のクリーチャーやPWも良い燃料になりそうです。
 
 >>179 様 《毒への順応》
 強烈な毒対策。毒を無効化し、逆に相手を毒殺するチャンスを作り出します。感染デッキがこれを並べ合って泥試合をしてしまうこともありそうです。
 
 >>180 様 《黒くぎらつく粘体》
 増殖に反応して増えるウーズ。単体での性能は低いですが、繰り返し増殖ができるカードと好相性です。
 
 >>181 様 《衰退のバンシー》
 盤面全体に影響を与えるクリーチャー。小粒な相手ほどよく刺さります。クリーチャーを完全に除去することはできない点と自身のタフネスの低さが欠点となっていますが、タフネス1を完全に抑えることができる強みは魅力的です。
 
 >>182 様 《石撃ちトカゲ》
 自軍への強化と相手クリーチャーへのダメージの割り振り。過去の割り振り火力などと比較してかなり強めですが、火力に耐えられて+1/+1カウンターをプレゼントしてしまうこともありそうです。
 
 >>183 様 《成長の芽》
 ぐんぐん成長。増殖との相性が一際光るカードです。単体では悠長なので積極的に加速させたいですね。成長カウンターが4つ5つと乗ると手のつけられない強化量になってきます。
 
 >>184 様 《民族浄化政策》
 《盲信的迫害》っぽい呪文。コンバット・トリックでの瞬間的な優位でなく持続的な盤面の優位性を目指す形です。混乱を避けるため1つのセットでは+1/+1と-1/-1のカウンターを扱わない方針ですが、モダンホライゾンなどの特殊なセットでは両方が登場しているのでこのようなカードも目があるでしょう。
 
 >>185 様 《元気玉》
 全エネルギーの集結。PWデッキの必殺技になりそうです。《暗黒の深部》とのコンボも期待できますね。
 
 >>186 様 《痕跡の洞窟》
 カウンターをマナに変換。貴重な毒を治療するカードですね。-1/-1カウンターなどのデメリット系のカウンターと運用すると強そうです。
 
 >>187 様 《疫病泳ぎの死霊》
 毒スペクター。毒が2個以上乗っているととんでもないスペックになります。疫病が流行っている空間を泳ぐように渡る存在でしょうか。独特性の高いネーミングに魅力を感じます。
 
 >>188 様 《トリック・モックス》
 新たなモックス。使い切りで3マナが出るので睡蓮っぽくもあるカードです。増殖を必須としますが、0マナで好きなタイミングで設置でき、2回の増殖もさほど難しくはないのでなかなか強そうです。
 
 >>189 八三五 様 《はびこりの根》
 自己シナジーの強力なエンチャント。+1/+1カウンターをばら撒き、4ターン後には毎ターン自動的に増殖を行う強力なカードに変貌します。クリーチャーも並べる必要があるので1ターン目から3ターン目まで生物、これ、生物とテンポよく並べたいですね。
 
 >>190 様 《井戸と毒薬》
 クリーチャーと土地の未使用に罰則を与えるエンチャント。間接的にブロックやインスタントの使用をし難くするカードです。酔っているクリーチャーには強制的に効果がある点も強みですね。
 
 >>191 様 《苦痛の探究者、ティボルト》
 プラスの能力がないPW。アッパー調整でいずれの能力も強力です。誘発型能力と[0]の能力と[-4]の能力がそれぞれ相互にシナジーを形成していて、増殖との相性も良好、[-2]の能力によって盤面外への干渉能力も抜群と、実用性を追求されたデザインだと思います。
 
 >>192 ねころぶいぬ  様 《陰謀の支配者、シェオルドレッド》
 約10年ぶりの再登場を果たした緑の法務官に続くシェオルドレッドの再構築。カウンターの性質を書き換えてしまいます。+1/+1カウンターを活用するカードは緑や白に多いので対抗色対策的な要素を含んでいますね。
 
 >>193 様 《生命耕しのツリーフォーク》
 命に活かされて命を活かすツリーフォーク。素のコストは重いですが然るべきデッキであれば早いターンでの登場が期待できます。必然的に増殖先が存在するという設計ですね。
 
 >>194 様 《焼け野原》
 全土地を無力化。ライフが多い方が先に動きやすくなります。使うデッキによってはかつての《ハルマゲドン》よりも強力になるでしょう。
 
 >>195 様 《呪樹族の戦士》《穢れ》《呪いの王》
 生け贄かライフでの維持かを選ばせる新メカニズム。4つの呪いカウンターが置かれたパーマネントを維持するには累計10点のライフが必要でなかなか悩ましいですね。呪いをメリットに転化するカード、呪いを増強するカードなど各種シナジーの提示もあり、動きがイメージしやすいです。
 
 >>196 様 《せせらぎの賢人》
 どんどん増殖。リミテッドでの増殖軸デッキのお供に最適なカードです。セットデザインには派手な効果の主力カードばかりでなく、このような隣で戦略を助けるカードも必要となりますね。
 
 >>197 ゴールキーパー 様 《減退》
 黒のカウンター除去。灯争大戦で《裏切りの対価》が登場したように増殖セットではカウンターを対策する黒のカードが登場する可能性が大ですね。現時点でははっきり言って強いカードにはとても見えませんが、セットの内容次第では評価が大化けするかもしれません。
 
 >>198 様 《霊気の導管》
 カウンターを移動したり減らしたり。「選んだ種類のカウンター」についてはクリーチャー・タイプを選ぶ際の旧ルールの改定と同様に整備が必要かもしれません。
 
 >>199 善乱 様 《活力の導師》
 白にしばしば登場する、ライフ回復をフィニッシュ手段にするカード。増殖よりも+1/+1カウンターを複数個置く《高まる残虐性》のようなカードと大きなシナジーを発揮しそうです。
 
 >>200 様 《腐れ根の侵襲》
 好戦的なハイドラ。「0/0の状態からでも増殖できる」ようなカードです。育てることで盤面を支配することができれば最高ですが、タフネス1のクリーチャーを繰り返し討ち取る動きも悪くないですね。
 
 >>202 ふわとろ生ライス 様 《際限なきハイドラ》
 えらいサイズに育つハイドラ。X=2で設置して増殖を1回しただけでも10/10です。増殖を2回行うカードと組み合わせればほとんど即死コンボですね。
 
 >>203 様 《成長の中心地》
 《ガヴォニーの居住区》+《カーンの拠点》。色々と用途が広そうな土地です。5枚のサイクルを形成していそうですね。
 
 >>204 様 《吹き矢使い》
 小粒な毒使い。毒をプレイヤーまたはクリーチャーのどちらかに与えます。過去の《ただれたミイラ》などと違い、本人が死ななくても-1/-1カウンターを配置できるので状況にもよりますが基本的には強そうです。
 
 >>205 様 《大物狙いの闘士 》
 イチかバチか。ほとんどの状況においてクリーチャーやプレイヤーにダメージを与えることができないクリーチャーです。逆にPWは一撃で倒すことができます。エネルギー・メタとして使う、または何らかの方法で感染を持たせるなど、工夫が必要そうですが嵌った時の威力は絶大ですね。
 
 >>206 様 《成長促進サリッド》
 カウンターを多用するクリーチャーといえば。増殖を行うことでサリッドを複数体並べたときの増産速度を加速します。
 
 >>207 様 《弱肉強食》
 -1/-1カウンターと+1/+1カウンターの働きを強めるカード。手札のすべてのカードが1マナで+2/+2修整になります。強化効率が高く、短期決戦に適したカードです。
 
 >>208 様 《畔の死角》《梢の死角》
 対PW対策。青はPWに対して無条件除去相当となるのが強みで、緑は複数クリーチャーに+1/+1が乗る可能性があるのが強みですね。
 
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 「私が考えたカード」のコーナー
 
 増殖の亜種が登場するカードセットです。
 
 不遇への介入 (3)(白)(白)
 ソーサリー
 待機5 ― (1)(白)
 あなたが1点以上のダメージを受けるか1枚以上のカードを捨てるかあなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーが死亡するたび、待機されている不遇への介入から時間カウンターを1個取り除く。
 あなたは5点のライフを得て、カードを1枚引き、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを3体生成する。
 
 放散虫の孵卵 (X)(黒)(黒)
 ソーサリー
 待機5 ― (1)(黒)
 放散虫の孵卵は任意の対象にX点のダメージを与え、あなたはX点のライフを得る。この呪文が待機されていたなら、Xは5である。
 
 ヴァンシェルドの境王 (2)(青)(青)(赤)
 クリーチャー ― ドラゴン
 瞬速
 飛行
 ヴァンシェルドの境王が戦場に出たとき、歪曲を行い、その後もう1度歪曲を行う。(望む数のあなたがコントロールしているパーマネントやあなたがオーナーであり追放されているカードを選び、それぞれについてすでにそこにある各カウンターを追加で1個置くか1個取り除く。これをもう1度行う。)
 (青/赤):ターン終了時まで、ヴァンシェルドの境王の基本のパワーとタフネスは6/2か2/6になる。
 4/4
 
 時間紡ぎの走者 (1)(赤)(緑)
 クリーチャー ― スピリット
 消失3
 警戒、速攻
 時間紡ぎの走者が戦場を離れたとき、あなたがコントロールしていて消失を持つパーマネント1つを対象とする。それの上に時間カウンターを3個置く。
 3/3
 
 時の泡、ウェルサム (1)(白/青)(白/青)
 伝説のプレインズウォーカー ― ウェルサム
 消失
 時の泡、ウェルサムの上に置かれている忠誠カウンターは時間カウンターでもある。
 [-0]:パーマネント1つを対象とする。次のあなたのターンまで、それが与えるダメージとそれに与えられるダメージをすべて軽減する。
 [-3]:土地でなく消失を持っていないパーマネント1つを対象とする。それの上に時間カウンターを3個置く。それは消失を持つ。
 <6>
 
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							(last edited: 2021/02/14(日) 03:34:42)
						2021/02/08(月) 00:25:46			   |  |