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2024/11/24(日) 19:28:23

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対象
http://forum.astral-guild.net/board/21/18/396/
時間となりましたので、第7回お題:【1つのパーマネントにキーワード能力を与えるか失わせるカード】の
投稿を締め切らせて頂きます。

pick結果発表は、第8回締切・第9回出題と同時に行います。


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第6回お題:【指定されたカード名】pick結果発表

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大変お待たせして、申し訳ありませんでした。やっとこさ発表です。

4枚全部は難しいでしょう…と考えていましたが、多くの方に4枚全部お寄せ頂きました。
おかげで別個に大賞をpickすることができ、嬉しく思っています。ありがとうございました。

…ちなみにカード名は、メジャーを経て現在インディーズの、あるアーティストの曲の歌詞に倣ったもの。
特に《揺らぐ夜》はこの方法でないと見つけられなかったお題。機会があればまた考えてみたいと思います。


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《----(ここは任意で)歌う木(木々)》
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出題当初は《一匹狼》だったものの、超速攻でツッコミを頂いたので変更。
一旦《歌う木》としたものの、あまりに酷なのでさらにこのお題に変更。
発表直後にご覧になり、リロードせずにひたすら考えられた方に、特にお詫び申し上げます。


【pick】
>名も無き者 様
《風に歌う木》
>>312
シミックカラーの《大蜘蛛》。アンチ飛行の蜘蛛のくせに飛行を与えるサービスが。これは何かある。
まず、こちらの攻撃クリーチャーが飛行を持っていたら、他の攻撃クリーチャーに飛行を与えられます。
地上で遊んでいる大型クリーチャーがいたら、《石巨人》より丁寧に持ち上げてくれるでしょう。
さらに、対象に相手の地上クリーチャーを指定して《翼わな》という手も。その姿はもはや《旗艦プレデター》
また、相手の飛行クリーチャーの攻撃に、コイツ以外のクリーチャーでブロックすることも可能。
青の得意な飛行付与で、緑の飛行対策を無駄なく使える、攻守に活躍できるクリーチャーです。

>麗 様
《人面の歌う木》
>>314
「木が歌う」という表現は詩的なもので、枝葉が揺れる音や、とまっている鳥のさえずり等のことを指します。
…が、コイツは本当に口で歌うようです。幹から浮き出た、これまでに生け贄に捧げられた人間たちが…。恐いって。
人間を生け贄に捧げると+5/+5という凄まじい修整が。それは《Goblin Grenade》ならぬ、人間グレネード。
いや、その前にその凄まじい生け贄シーンを修正して下さい。放送できないんで。
生け贄に捧げる人間を安定して調達するには、白も混ぜておきたいところ。そうすると《包囲の搭、ドラン》の色に。
そのドランの影響下では、人間1体で実質10/10になるという壊れっぷり。《堕天使》がゴミのようです。
今回、「木に無理矢理本当に口で歌わせた」唯一のカード。FTのふてぶてしさも特徴を際立たせています。

>ボコちゃん 様
《永久に歌う木》
>>327
《桜族の春呼び》等と違ってマナバーンは起こるので、普通に使うとちょっと迷惑。あまりにも歌いすぎ。
しかし、《根の壁》のようなタフネス低下による使用制限が無く、墓地にあっても勝手にマナが出るので、
アップキープにマナを使えるアップキープコスト持ちや、パンプアップ持ちにはもってこい。
昔なら《ウンヤロ蜂》、今なら《極北ニショーバ》《カメレオンの巨像》を。
コストが安いので、早めに出せればブロッカーとして。後で一方的に倒されてもまあよし。
調子に乗って複数枚出すと、お供を除去されて自分に強力な数点クロックがかかる諸刃の剣。
緑のアップキープコストがかかる呪文や、やたらと重い呪文(《サイクロン》《砂漠の竜巻》等)に散見される、
理屈が通用しない自然の恐ろしさを。低コストながらさりげなく体現しているカード。

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《切ない痛み》
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>名も無き者 様
>>312
今回唯一の同じ方からの2枚pick。
すべてのダメージが1点減るかわりに、それ以上の軽減ができなくなります。
出すだけで全体のスケールがひとまわり小さくなるので、遅いデッキで使いたいところ。
プロテクション持ち対策に有効なので、高タフネスクリーチャーと全体火力を多く入れて、ビートコントロール風に。
また、あらゆるダメージを軽減し続けなければならない、ライブラリーアウト狙いにはキラーカード。
軽減されない効果は貴重なので、このコストで実現できるなら御の字か。
切ない痛みというものは簡単には癒せない…というイメージがよく表れているカードです。

>名も無き者 様
>>316
クリーチャーの死を猛烈に悲しむことを強要するカード。マジックが誇る陽気なブロッカー《Folk of An-Havva》でさえ0/-2に。
覇気を削ぎ、生きる気力も失わせるイメージ。苦痛を与えたり増幅したりするのは、やはり悪魔を擁する黒のイメージ。
墓地に置かれる1体ごとに-3/-3なので、生け贄に捧げる手段を要する黒ならば、簡単にクリーチャーを除去できます。
《墓穴からの契約》を出しておくと1体で-6/-6なので、さっさとこれがついたクリーチャーを生け贄に捧げることになるでしょう。
戦闘においても、これがついたクリーチャーのタフネスとこちらのクリーチャーのパワーの差が3までなら相討ちがとれるため、攻撃をけん制できます。
また、不利な形勢から総攻撃するのもあり。ブロックするとこちらのクリーチャーが墓地に置かれるため、ジレンマに陥らせることができます。
1マナ単体なので派手さは欠きますが、黒らしいいやらしさがやたらと光っていたのでpickしました。

>daze 様
>>322
その切り口に思わず目を見張ったカード。
6つめの呪文としてこれがプレイされた時点で、対戦相手の方がプレイした数が多いという状況は、
2人の場合は相手4自分1。かなり相手の好きにされている状況。
これを有効に使えるか否かは対戦相手次第なので、なかなか難しいところですが、
相手も相応の威力でプレイヤーに撃ちたい《ぶどう弾》には、単発なら事実上のカウンターとして働くでしょう。
このカードは、切ない痛みそのものではなく、切ない痛みを受けているその心情を相手に訴えかけることの体現になっています。
どうしたらこのお題をそういう向きにとらえられるのか、その発想に脱帽。

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《背中あわせ》
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>マスター・P・レイヤー 様
>>305
すべてのクリーチャーが裏向きにします。
(3)を支払って表向きにしても、他が表向きになったら裏向きにされる、なんという不毛な争い。
新しく出たクリーチャーは表向きなので、裏向きのクリーチャーがいなくなると効果を発揮しなくなります。
そこで、こちらも変異クリーチャーを裏向きで出すと、表向きにしたときに相手のクリーチャーを裏向きにできます。
1対1で3マナ以上優位であれば、どんなに表向き裏向きを繰り返しても、最後は相手のクリーチャーを裏向きにできるため、
火力を擁する赤にそれを除去するのは容易なこと。土地破壊に入れておくとこちらの攻撃を通しやすくなります。
ある特定の二者ではなく、みんな背中あわせにしてしまうのが何とも赤らしいカード。
…相手が青なら、6マナあればどのクリーチャーでも《塩水の精霊》の相棒になれるので注意です。

>名も無き者 様
>>318
コメントがいらないカード。…じゃなかった。
私は出題するに際し、あらかじめ5枚ほど毛色の違うものを考えていますが(今回の「歌う木」を除く)、
まさにそのうちの1枚そのもので、文字通りの背中あわせ。
例にあげたかったカードが《草原のドルイド僧》《カブトガニ》だったりするのは歳のせい、というのはきっと気のせい。
要するに局面に応じていいとこ取りができるので、うまく組み合わせると特定のタイプへの対策は効かなくなります。
《地震》に対応して飛行の方にする、《Anarchy》に対応して白ではない方にする…といった具合。
組み合わせるクリーチャーによって、このカードの効果が激変するあたりが青らしくあり、別の意味での「背中あわせ」でもあります。

>ファイレクシアのさまようもの 様
>>319
一見とても簡単なカード。《変成》を考えると、黒というのもわからないでもないです。赤や赤青でもそれらしいかも。
このカードの対象になっってしまったカードは、さまざまな混乱をもたらすことになります。
例外的に《不安定性突然変異》は-3/-3から+1/+1ずつ成長し、これはこれでそれらしくなったような気がするものの、
《サイカトグ》が紙に成り下がり、《ウルザの報復者》が化け物に。ウルグローサには《拷問》で大きくなる変態現る。
そして、極めつけはプレインズウォーカーたち。特に《チャンドラ・ナラー》、無限忠誠度でやりたい放題。どうしましょう。
対象が相手のもの限定であれば、なかなか使う機会に恵まれず、いい具合に収まるのかもしれません。
実世界でたとえば給料による収入がマイナスで、買い物による支出がプラスだったら…人類は滅びるでしょう。
プラスとマイナスが0を中心にして背中あわせの存在でありながら、単純に逆になるだけではないことに気付かされました。

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《揺らぐ夜》
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>夢守猫 様
>>301
黒クリーチャーだけに《脱出》
そのまま使っても十分黒対策カードとして機能しますが、
デメリット付きのクリーチャー、たとえば《荒れ狂う鬼の奴隷》等を戻すと、額面以上の効果が得られます。
自分のcip能力持ちのクリーチャー、《貪欲なるネズミ》等の使いまわしにも使えるので、意外と幅広く使えるかもしれません。
黒対策としては、4マナのソーサリーであり、《因果応報》《Royal Decree》あたりに見劣りしますが、これらは遺物。
正義を振りかざすのではなく、優しく諭すような感じのマイルドなこのカードに、愛らしささえ覚えました。

>thinkthink 様
>>309
《地震》《もぎとり》。…とのこと。夜自体が激しく揺れています。
コスト支払いの制限がかかりますが、《地震》より範囲が広く、修整は軽減できないので、確実さが光ります。
そして、これを回避する方法がひとつだけ用意されていますが、それが黒得意の畏怖。
畏怖持ちと《一枚岩の努力》でみんな生き残れます。色が合わないので、肝心のXが小さくなりそうですが。
むしろ《闇の覆い》でゾンビを指定して、ゾンビしか生きられない夜にすると、イラスト的にしっくりきます。
特にスーサイドなデッキの場合、あらためてデメリット付きのクリーチャーを出さなくて済むぶん、《滅び》より優秀でしょう。

>逃亡者 様
>>335
「おしるこに塩をちょっと入れるともっと甘く感じられる」…じゃダメか。
「暗闇に一瞬光が差してから消えると、目が眩んでさらに暗くなったように感じられる」という感じでしょうか。
しかし、「感じられる」のではなく、差し込んだ光が消えた後、本当に暗くなります。
白の呪文に対して自分のクリーチャーを選んで+1/+1。ここまでは白対策。
しかし、その後2点のダメージを与えるので、タフネス1のクリーチャーを対象にするわけにはいきません。
コンバットトリックは相手主導になるため、殴り合いのサポート役も期待しづらいです。
逆に相手クリーチャーがいない状況では、相手が対策を取るほどにクロックを上げてくれ、反撃される頃には優位に立っているでしょう。
「揺らぐ」の解釈の面白さに惹かれてのpickです。



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【大賞】《----(ここは任意で)歌う木々》
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>いく 様
《Singing Tree After the Rain / 雨上がりに歌う木》
>>306
基本的に青対策の緑のカード。青呪文のプレイに対応して被覆がつくので、普通の方法では対応しづらくなっています。
さらに、直接関係しないプレイでも+1/+1カウンターが乗ります。サブタイプ「戦士」がいいアクセントになっています。
被覆のせいで青呪文のプレイによって単体強化を封じられますが、呪文を使ってナンボの青相手なら焦ることはありません。
どうしても成長を促進したいなら、自分も青を使えばOK。《ミューズの囁き》やストームが回りだしたら完璧です。
初期パワーが0で、戦闘で役立つ能力が無いので、他のクリーチャーにカウンターを移植してしまうのもひとつの手。

大賞に選んだ決め手は…待機2 - (W) 。これに骨抜きにされました。骨返せ。
初手で平地を出すことができれば、森を出さなくても同じ3ターンで、まさかの友好色対策カードが登場。
私は、「理想」と「現実」の概念から、白と緑の間にある種の敵対関係を見いだしていましたが、
「晴れ(青天)」と「雨・風(荒天)」から、白と青の間にも似たようなことが言えるのかもしれません。

大賞の いく 様は、雨ざらしでTOPに飾っておくと成長しますので、時々剪定して下さい。
おめでとうございます。

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【大賞】《切ない痛み》
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>Hunter horse 様
>>331
捨てるカードを相手が選べる手札破壊。しかも1枚。1ターン目から使うと、相手に有利に働くことにもなりかねません。
単体ではなかなか居場所がありませんが、手札破壊デッキにオマケで混ぜるとじわじわと出番が。
《強要》で手札を見て、残りがソーサリーやエンチャントだけなら、二の矢として撃てるでしょう。
手札を残り1枚まで減らせば、種類を選ばずに安く捨てさせられるぶん、使い勝手の良さが際立ちます。
そして、相手の手札が無くなると、他の手札破壊カードが腐るのを尻目に、1マナ3ライフロスの火力に変貌。
手札破壊を終えた後、次の目的の達成を強力に後押ししてくれます。…というのはテキストの話。

自分の手首を切ってしまうのも然り、骨折するほど拳でベンチを殴る某サウスポーも然り、
「手札が無い(=精神的に参っている)ときはライフロス(=自傷)」のイメージの面で、妙に納得がいった一枚です。

大賞の Hunter horse 様は、いつも手札があるありがたみを胸に刻みつつ、TOPに飾らせて頂きます。
おめでとうございます。

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【大賞】《背中あわせ》
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>トロII世 様
>>313
正直、反転カード関連は出ると思っていましたが、まさか分割カードとは。
中には《秩序+混沌》のように組み合わせづらいものもありますが、
《火+氷》なら、余裕があれば(1)だけ高い《電解》としても使え、
両方使うと相当有利になる《純粋+単純》は(2)(W)(R)(G)(G)で望みどおり。

どちらかが使われればどちらかが使われないという、
背中あわせの宿命を背負った分割カードに、愛の手を差し伸べたこのカードに大賞を贈ります。

大賞の トロII世 様は、私の現在の心境、《拘束+決心》と一緒にTOPに飾らせて頂きます。
おめでとうございます。

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【大賞】《揺らぐ夜》
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>夢鶫 様
>>330
…ニヤリ。
最初はピンときませんでしたが…カード名、FT、マナコスト、ターン終了時まで…その全てに納得。
テキストは実質FTに過ぎず、本当のテキストはとても書けません。…あれこれ言うのも野暮なのでこのへんで。

ひとつだけ言うならばマナコストに関して。これはそれの事後の事後ということで合わせてあるのでしょう。
サッパリわからなかった方は、私がどこかに置き忘れたものをまだお持ちである証拠。…いつまでも大切にして下さい。

大賞の 夢鶫 様は………。………TOPに飾らせて頂きます。
おめでとうございます。
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