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2024/12/22(日) 19:22:55

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【護法】全カードレビュー

今回は登場して約1年になる護法でした。
呪禁やプロテクションの代用として定着してきた感があります。

マナ以外の支払いを要求する投稿が多くなると予想していましたが、
投稿作ではマナの護法を持たせたりマナの護法を強化したりするカードが多かったです。

では見ていきましょう。

>>134《アレクサンドリアの使い魔》
オーラの数だけ効果がアップする護法。大量のオーラが存在するセットが想定されているようです。単発の10~20枚程度の切削はあまり意味がないですが、ゼンディカーの夜明けのならず者のようにライフとライブラリーの両方を狙うデッキであれば活かせそうです。

>>135 肉じゃが 様 《忌まわしき知識の契約》
4マナ6/6のデーモンを召喚するカード。護法によってメリットとデメリットが両方発生するというのは斬新なアイデアですね。相手にカードを渡すのは基本的にはデメリットですが、重ね張りすると無視できない威力となります。

>>136 マザー 様 《隔離する魔道士》
土地封じ。元ネタの《翻弄する魔道士》と対称的な土地だけを対策するカードです。後出しも有効で除去にも強い、隙がない強力なカードですね。

>>137《保障魔道士》
全員護法化。除去されるに際してカードを引くこともできる保障を確約してくれます。パワー/タフネスが設定されていませんが3/3~3/4程度でしょうか。

>>138《見誤り》
護法持ちを更に防御。相手は護法コストを払った分だけ損となり、多くの場合はテンポ・アドバンテージを獲得できます。護法持ちは対象に取らずに倒すという気風が強まりそうです。

>>139《森の恵みの長老》
大量トークン。ソーサリー除去に対して耐性が高く、インスタントに対してもトークン生成能力が誘発するまで護法が有効となるのでカバー範囲がジャストサイズです。

>>140《詐欺師の長、アルバート》
全員が護法持ちに。>>137とほとんど同じメリットですが、フレイバーは大きく異なります。どちらも説得力は高いですが、こちらの方がライフも絡むことや多人数戦で独特の挙動を見せることでより味がある動きをしています。

>>141《賠償請求の天使》
対象になるとドレイン。ライフを支払う機会は何かと多いので護法以外でも誘発の機会は多そうです。重ね張りすると更に強力になります。

>>142 Nishi 様 《看破のロッド》
最新版《死すべき定め》。今後は呪禁持ちよりも護法持ちが増えていくのでこれに類似するカードは遠くない将来実際に作られると思われます。

>>143《でたらめな護法印》
誘発するまで支払うべきマナの量が不定の護法。期待値は3.5と高めで心理的にはそれ以上の障壁となるでしょう。

>>144《熟練の詐欺師》
複数から選べる護法。カード1枚の要求が特に強力ですね。護法とフェイズ・アウトの二段構えで除去に対して極めて強いクリーチャーです。

>>145《宿敵の騎士》
現代版《万物の声》。プロテクションがあまり使われなくなった現代ならではのカードです。2マナと軽いので取り回しがよく、単色デッキに対しての強さは折り紙付きです。

>>146《筋肉の伝道師、フラクス》
+1/+1カウンターの数だけ護法。P/Tが設定されていませんが0/0でしょうか。他のクリーチャーとともに成長し、他のクリーチャーにも護法を分け与える緑らしいカードです。タイプが戦士などではなくアドバイザーな点が、戦いのためでなく純粋に筋肉を鍛えたいのだな…という趣を感じさせます。

>>147 ねころぶいぬ 様 《神社の結界》
旗手系カード。護法を優先的に対象にしなければならなくなります。複数のクリーチャーが並んでいる際に、護法持ちでない方に除去を打ち、護法持ちをクリーチャーで対応するなどの効率的な対処を許さなくします。オーラデッキなどに劇的に効果を発揮することもありそうです。

>>148《護法鱗の加護》
護法強化。2マナ~8マナまで段階的に使うことができ多機能です。キッカー(1)(緑)時の効果を目当てにサイドボード要員として使うことが多そうです。

>>149《氷点下》
凍てつく寒さを2つの能力で表現したカード。どちらも本流のセットでは見られなくなったアンフェア要素が強いデザインの能力ですね。フレイバー色の強いサプリメント・セットのカードといった印象です。

>>150《双鉄球のオーガ》
土地を要求する護法。土地破壊を得意とする色である赤ならではですね。護法持ちの二段攻撃ということで強化対象として好ましく、一方で土地1つは手痛いものの支払えない場面はないので強すぎないという絶妙な調整です。

>>151《わからせ》
護法持ちに対して強くダメージを与える火力除去。護法コストは支払う必要があります。反発に対する再反発といったフレイバーで、斬新かつ赤らしいですね。

>>152《護術の真髄》
護法を強化して呪禁にするカード。瞬速持ちで護法コストをちゃっかり払わせることができます。非護法持ちに呪禁を与えることもでき、1枚で何度もお得です。

>>153 miel 様 《殻被りのコモリ》《コモリの拒絶》《コモリの大殻》《コモリの安堵》
伝説のクリーチャーとその人物と関連のある呪文のカード群。いずれのカードもフレイバー性が強く、人物像のカードへの落とし込みは非常によくできています。しかし各カードのプレイ感やパワーバランスまでは調整しきれていないように見受けられます。

>>154《護法》
シンプルな護法付与。単体では強力なカードではありませんが、英雄的シナジーに特化したデッキなどで出番がありそうですね。《嵐追いのドレイク》などと好相性です。

>>155《一瞬の膜》
ソーサリー対策。対象が不正になっても解決するという珍しい能力を持ったカードです。この1文によって全体のバランスがうまく整えられています。

>>156《団結の先導者》
人間と市民のロード。実際に登場しそうなリアルな質感が感じられるカードです。重ねがけの効果が大きく、構築では4枚積みが基本になりそうですね。

>>157《残寒/Lingering Cold》
打ち消されると真価を発揮するソーサリー。通常の解決時には小規模な効果しかないですが、打ち消されると《思考の泉》を超えるドローになります。《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅》などを利用して能動的に使いたいところです。

>>158《深海の精霊》
青単推奨クリーチャー。除去もブロックも困難な超安定クロックです。無視してダメージレースを挑むか対象を取らない除去かしか解決策がなく、多くのデッキは悶絶してくれるでしょう。

>>159《森隠れの強襲者》
緑単推奨クリーチャー。1マナ1/1は単体戦力として心もとなく、強化されるのは森6枚が揃う後半になるので扱いが難しそうです。オーラ・装備品の付け先などにしたいですね。

>>160《数の暴力》
全クリーチャーに護法。自分だけはトークンによって護法コストを確保できます。ノンクリーチャーデッキに対して劇的な効果を発揮しますね。

>>161 八三五 様 《誤報》
護法を無視できるバウンス。護法コストの要求がなくなり対処が大幅に軽く済むメリットがある一方で、根本的な解決には至らないバウンスである点は悩ましいところになりそうです。

>>162《不意打ち》
護法を無効化するインスタント。ちょっと変わった使い方では幻影能力持ちクリーチャーにオーラや装備品をつけることができます。

>>163《威光を借りるもの》
オーラをつけると護法を得る小型クリーチャー。オーラの威光を利用するというフレイバーが素敵です。1~2個つけてようやく標準的なスペックになるので強さ的にはもう一声ほしいところです。

>>164《暗殺者の眼光》
ハイリスク・ハイリターンなカード。クリーチャーへの除去は元々軽いものが多いため恩恵が大きくありませんが、《石の雨》などを連打することで相手を機能不全に終わらせる運用法などが考えられそうです。

>>165《大護法陣》
自分への護法。6マナで護法(1)はカードパワーに問題がありすぎると思います。《神聖の力戦》を基準に考えた場合、より強力な呪禁でもコストは0~4マナで、プレイヤーに護法を持たせるだけのカードを作る余地はあまりないように思えます。

>>166《アゾリウス警備隊》
新しいエンチャントのサブタイプ。条件によって成長するのはゼンディカーの探索カウンター系カードに似ていますね。テキスト量はかなり多く、専用の枠がありそうです。

>>167 善乱 様 《結界師の見習い》
自分の護法は強化、相手の護法は弱体化。単体では意味を成さない能力なのでしっかり護法持ちを並べていきたいですね。

>>168《攻めの護法、シャオリー》
護法を攻めに転化。護法を積極的に使いたくなるカードです。自己シナジーが強く単体でも非常に優秀です。誘発タイミングは戦闘開始時である方が他の護法持ちとのシナジーを狙えるのでよりよいと思います。

>>169《百度参り》
護法を付与。祈願のフレイバー性と予防の色の理念が強く白を感じさせます。このカウンターが登場する際にはキーワード・カウンターのようにルールで制定されるでしょう。

>>170 逃亡者 様 《虚栄の旗手》《不遜の旗手》《壮大の輝旗》
旗手の新種。《壮大の輝旗》は囮を除去させている間に本命に装備する動きと囮に装備することで呪禁+旗手のシナジーを完成させる動きの2通りが考えられます。

>>171《裂傷の悪魔/Laceration Demon》
絶対に3点をもぎ取るデーモン。様々なタイミングで3点のライフを失わせます。対象を取って破壊する除去では9点のライフを持っていかれるので布告などで弱点を突いていきたいですね。

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「私が考えたカード」

疫病の導師 (2)(黒)
クリーチャー ― ファイレクシアン・邪術師
感染
護法 ― 毒カウンター1つを得るか自分がコントロールしているクリーチャー1体の上に-1/-1カウンター1個を置く
対戦相手が毒を得るたび、感染を持つ黒の1/1のファイレクシアン・クリーチャー・トークン1体を生成する。この能力は、毎ターン1回のみ誘発する。
2/2

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