グリクシスです
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名も無き者
グリクシスカラーでジャンドに勝とうと思ったらリソースよりもテンポのアドバンテージ重視の方がいいです。 ジャンドは戦線を構築しながらアドバンテージを取れるデッキなのでハンドアドバンテージを取れるだけの《予言》は相性が悪いし、 (どっちだろうと相手からしたらフルタップに《荒廃稲妻》を撃てるわけで)《ジェイス・ベレレン》も本当は入れたくないくらい。 元々メインボードでは《荒廃稲妻》さえケアできれば手札が足らないことはほとんどないのでハンド重視する必要がないし。 サイドプランを考慮してドローを入れておく場合は《急転回》に変えれるように構築するのが妥当なところか。 《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》を使用する場合は避雷針としてジェイス、加えて根本原理の回収も踏まえて 小数のクリーチャーを入れたいところなんだけど、《復讐のアジャニ》が使用できないカラーなので安定しにくい。 PWは火力と《大渦の脈動》を散らさせる使い方ができないとかなり厳しいです。
必要なのは《紅蓮地獄》や《地震》、2つのモードで手を遅らせる《グリクシスの魔除け》、既出の《二重否定》あたり。 二重否定はボードに影響しないけど、他のカウンターやハンドアドバンテージカードと違って 「テンポかリソースのどちらかで確実にアドバンテージを取られる」ことがないので使えるカードです。 トリナクスを除去せずに対応できる《苦悶のねじれ》も青黒が序盤から確実に出るなら強いカード。 基本的に除去とカウンターのCMCは揃えた方がテンポを損なわないのでいいです。
最終的に《残酷な根本原理》(もしくはニコル・ボーラス)に繋ぐ関係上ハンドはジリ貧でも構わないので 基本は1:1交換しつつライフを温存して、その上で出来ればボードでアドバンテージとっていくのがベター。 長期的なアドバンテージを見込むなら、ドローよりはむしろ自分も《荒廃稲妻》入れるとか。 仮にも射程が縮まるし、相手がアドバンテージデッキである以上は互いに手札があるより互いに手札がないほうがいいから。 コントロールとしてはよくないけどフィニッシャーのアドバンテージで勝つしかないので。
2009/11/30(月) 19:40:43
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