【スタンダード】赤白緑大隊デッキ 3/1 19:30更新...
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もし今後フライデー・ナイト・マジックなどの大会に出る機会があるのでしたら サイドボードも考えなければいけませんが、これには幾つかの手法が考えられます。
1.苦手なデッキ/カードへの対策を行う 主にサイドボードを行う理由の一つです。例えばこういったクリーチャー偏重のデッキですと コントロールデッキの《至高の評決》、低速デッキの《スラーグ牙》などが天敵となります。 これらはマナ加速も加味すると3ターン、4ターンで唱えられるため、打点が間に合わないことが多いです。 また同じような高速気味のビートダウンであっても、対策がなければ消耗試合で運任せになりがちです。
そこでサイドボードには、それらの「使われてはマズい」カードへの対策を入れることになります。 例えば《至高の評決》であれば、破壊されなくすることでダメージ源を守れる《ボロスの魔除け》や 純粋に唱えるのを1ターン遅くさせる《スレイベンの守護者、サリア》などが考えられます。 前者は、評決が入るデッキはコントロールが殆どですから、あまり用をなさない 火力呪文を抜いて投入、後者は重めのクリーチャーを抜いて入れるといいでしょう。 《スラーグ牙》は天敵と言えますが、ライフ回復を打ち消せる《頭蓋割り》であったり、 ライフは致し方ないが5/3という壁を素通りできる《平和な心》などである程度戦えます。 同系のビートダウンには、単純に火力の増加もありですが、ダメージレースを考えると 《聖なる鋳造所》などで「山」が多くなることを読んでの《火山の力》ようなカードも考えられます。
こうした「特定の相手に効果的に働くカード」をメタカードなどと呼んだりしますが、 ともかく大会まで考えるのであれば、仮想敵を考えたサイドボード構築も重要です。
2.デッキそのものの在り方を変える これは難しいですが、アグレッシブ・サイドボーディングと呼ばれるサイドボード構築の一つです。 今の>>23のデッキであればかなり前のめりなビートダウンな訳ですが、型にはまれば強い反面、 コントロール相手などに一度アドバンテージを取られれば巻き返すことが難しいといえるでしょう。 そこで、デッキそのものを最高速から中速に変え、アドバンテージの面で対等に立つことが考えられます。
相手はサイド後、間違いなく除去を多めに採用するので、こちらは逆に除去に強い 《スラーグ牙》《高原の狩りの達人》《ドムリ・ラーデ》などをサイドインします。 これらは何枚かの軽量クリーチャー、特に中速ならあまり活躍の機会がない 《ボロスの精鋭》などが抜けるため、そこにサイドするといいでしょう。 また、1の考え方に近いですが、同じような役割を果たすカードを何枚かサイドに仕込んでおき、 状況に応じて変えるということもできます。 上のデッキでしたら《火花の強兵》《戦導者オレリア》といった決め手枠を 《雷口のヘルカイト》のような対飛行(とりわけ《未練ある魂》対策)に変えてみるとか、 《灼熱の槍》を《火柱》(軽量クリが主体相手やゾンビなど)に変えるなど、アプローチは色々とあります。
これは実際にデッキを回し、大会でどういったデッキに勝てなかったかを知ってからの話ですので、 今のところは余計なお節介でしかありませんが、今後の参考までにどうぞ。
2013/02/28(木) 01:28:45
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