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シャロン
>>812 =808さん
#すこし表現変更。
「墓地に置く」イベントを置換する、「公開してライブラリーに切り混ぜる」「オーナーは、コマンド領域に置いてもよい」という2つの置換効果があるからこそ、CR616.1を適用する必要があるのです。
CR903.10-11のルールでは、「代わりに、そのプレイヤーは、コマンドに置くことを選んでもよい」という置換効果にすぎませんから、 そのカード自体の、あるいは他の効果からの置換効果とどちらを(先に)適用するかは、CR616.1によりそのオブジェクトのコントローラーが適用することになります。
大祖始の例なら、 先に「ライブラリーへ」を適用したなら、それは墓地に置かれるイベントでなくなるので「コマンドへ置いてもよい」は適用できなくなります。 逆に「コマンドへ置いてもよい」を先に適用したなら、オーナーがコマンドへ置くかを選び、コマンドへ置かないことにしたなら (それはまだ「墓地に置かれる」イベントなので)「ライブラリーへ」に置換されることになります。
似た例としては、プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに対戦相手のコントロールする発生源がダメージを与える場合、 そのダメージの受け手側のプレイヤーについてダメージイベントを置換/軽減する効果があるなら、 「プレインズウォーカーへダメージを移し替える」かどうかの選択権は、対戦相手にありますが、 その選択以前に、ルールによるその置換と他の置換効果のどれから適用するかは、イベントの影響を受けるプレイヤーが選択します。
先に他方の置換効果を適用してプレインズウォーカーのルールによる置換が適用不可能になれば、 当然プレインズウォーカーへはダメージを移し替える選択を行いようがありません。
>オーナーが行き先を決定できるのは その置換効果が適用できるときです。 他の置換効果がなければその置換効果を適用して行き先を選べますし、他の置換効果があっても、コントローラーが先にそのルールによる置換効果を適用すれば、コマンドに置くか(そうせず他の置換効果を適用させるか)を選べます。
(last edited: 2010/05/27(木) 19:43:51)
2010/05/27(木) 06:29:46
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