【開発中止】オリエキ『開発コード:Wish』増刊号【開発中止】...
318 : |
|
名も無き者
>>317 キーワード能力というのは、文字通り、能力でないといけないのです。 ・飛行とは、常在型能力である。「飛行」は「かくかくしかじか」を意味する。 というふうに、実際の能力に翻訳できないといけません。
一方、能力語というのは、ある種の能力が共通に持つ性質の名称であって、能力そのものではありません。 ・スレショルドとは、起動型能力である。「スレショルド」は「かくかくしかじか」を意味する。 みたいに一概に言えないようなものに使われます。 実際、スレショルド能力には、起動型能力もあれば、常在型能力もあるし、誘発型能力のこともありますよね。 《凍血鬼》なんて、常在型と誘発型の両方がついてきます。
>キーワード能力/Keyword Abilityは、ルール・テキストが長い能力、よく使われる能力をキーワードでまとめたもの。
新出および再録のキーワード能力は、可能な限り、注釈文を書く流れになっています。 (「ゼンディカー」で再録された「キッカー」も、ちゃんと注釈文がついてますよね。) 特に、リミテッドで頻出するコモンやアンコモンのカードは、例外なく注釈文が付きます。 カード・テキストが特に長いレア・カードで、例外的に注釈文が省略される場合もある、くらいです。 よって、「ルール・テキストが長い能力をまとめる」目的は、現在ではほとんど失われています。 では何のためかというと、 ・同じ種類の能力をまとめて参照するため (例えば《波停機》など) ・総合ルールから参照するため (例えばCR601.2bでは「バイバック」「キッカー」「召集」などの例を出して、ルールを定めています) ・フレーバーのため というあたりではないかと思います。
古いキーワード能力の中には、フェイジングや先制攻撃、プロテクションのように、実際、書くと長くなるからキーワードになっているものもありますけども。
>これは個人的な解釈ですが、ルールを少なくさせるために分けているのではないでしょうか。
「神河謀反」では、たった5枚しかない「献身」がキーワード能力になっているくらいなので、彼らは総合ルールを薄くすることにはあまり関心がないようではあります。
>そういった意味でいけば、《ライフ10》はキーワード能力ではなく、能力語とした方が良いでしょうね。ルールへの追加は避けた方が無難でしょうし。
上記のようなわけで、キーワード能力にはできません。 クリーチャーでは、継続的効果を作る常在型能力でしょうが、インスタントやソーサリーでは自己置換効果を生じる呪文能力でしょうし。 ただし、例えばクリーチャーだけに限定してキーワード能力にすることはできるかもしれません。「予見」みたいなやり方で。
2009/12/27(日) 13:23:42
|
|