[テーマ別]オリジナルカードを創ろう![Part13-27]...
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わど
今回のお題は『複数のクリーチャーに影響を与えるカード』でした。
[入賞] >>102 八三五様 《ボーラスの見せしめ》 犠牲者と目撃者と。確実性には欠けるものの、2体を足止めしつつそのうち1体を除去できる強力なカードです。挙動を「片方を犠牲にもう片方が生き残る」と受け取るとこれまたボーラス卿らしい悪辣さが見て取れ、フレーバー面での芳醇さを高めていますね。それを示唆するフレーバー・テキストもまたお見事。
>>121様 《カイレンの借用》 メルカディアの地から。1対1では概ね1マナ重い《乗っ取り》ですが、多人数戦だと色々な意味で威力が跳ね上がります。最終的に自分が得るものは小さめですが、誰が大勝ちするかわからない無作為っぷりはクセになりますね。終了ステップの阿鼻叫喚が目に浮かぶようです。
>>129様 《老公の印籠》 時代劇のお約束。性能としては無色版の《睡眠》と言ってしまえばいいでしょう。コストが重くなりアンタップ封じも消えましたが、そのターン好きに攻撃を通せるエンドカード性能は健在です。何よりも独特なのはその「手札から見せるアーティファクト」であること。完璧なフレーバーに思わずクスリときました。
[大賞] >>126様 《俊敏な遊撃兵》 最小単位の複数で。レアリティの記載こそありませんでしたが、新たな能力語・連携を端的に説明するコモン・カードだと強く感じさせるカードです。得られる能力は先制攻撃で、シンプルながらなかなか頼もしい。2マナと軽い点は2体を並べるのに必要な軽さと言えるでしょう。パワーが2あることで攻撃に回った時の脅威度を確保し、タフネスが2あることでブロッカーとしての頼もしさと共に2体攻撃のために必要な場持ちも確保していますね。総じて、リミテッドの連携戦略を支える優秀なコモンに仕上がっている、と言えるのではないでしょうか。シンプルなカードだからこそ気を配らねばならないことも多い、ということに気づかせてくれた一枚でした。大賞おめでとうございます。
以上です。
(last edited: 2022/08/14(日) 22:49:43)
2022/08/01(月) 00:00:23
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