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Hunter horse
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【EtB能力を持つクリーチャー】全カードレビューです。
開発部語ではEtB能力のみを持つカードは「実質バニラ」と呼ばれているそうです。 ゲームに大きな影響を与えるエキサイティングな能力を持たせつつゲームの複雑度を上げすぎない働きがあるので重宝しているようですね。 今回の投稿作もシンプルにとどめたカードが多かった印象です。
もちろん除去したカードの情報を引き継ぐ能力や放逐能力等、クリーチャーであることを活かしたカードも多数投稿されました。 色対策カードやプロテクション持ちの割合も大きかったですね。公式であまり扱われなくなったことへの反動でしょうか。
では見ていきましょう。
>>845様 《猛進するベイロス》 2種色化が明言された緑の速攻持ち。ブロッカーがいなければ確定で攻撃が通る優れものですね。
>>846 肉じゃが 様 《オラーズカの交易商》 超ルーター。継続的な2枚のルーター能力は新しいですね。自身を処理できるのも面白いところ。
>>847様 《不安定な実験体》 特定のカードを狙う・維持するのが難しいクローン。特に操作しないと土地になることが多そうですね。
>>848様 《記憶の預かり屋》 全入れ替え+元の手札を戻すサポート。《二枚舌》のような手札を二重にするカードにも見えますね。
>>849様 《催眠の災い魔》 懐かしのナイトメア。3枚ハンデス+大型フライヤーは反撃を受けにくく決定力抜群ですね。
>>850様 《熱心な分解者》 自分で壊せばアド得。PIG能力の誘発が主な用途になるでしょうか。数が増えるのも利用できます。
>>851 Nishi 様 《宣教の天使》 《光輪狩り》が10年前という信じ難い事実。10年間色々なことがありました。例えばデビルの復活とか。
>>852様 《丸呑みスライム》 相手よりワンサイズ大きくなる除去内蔵生物は凶悪ですね。接死トランプル付きで更にえげつない。
>>854様 《護封の番人》 土地以外何でも対応の放逐能力。現実のアゾリウスのMMNN生物との比較はやめておきましょう。
>>855様 《喧嘩慣れした傭兵》 映画の1シーンのような挑発行為。挑発に乗せて武器を捨てさせて打ち取る美しいデザインです。
>>856様 《ラクドスの鮮血占師》 ラクドスの新たなメカニズムの発案ですね。他の狂言持ちとの併用で大ダメージが期待できます。
>>857様 《救護の騎士》 コンバットトリックに使えるクリーチャー。他の瞬速生物を使えば自身も救護できますね。
>>858様 《蠢く腐葉土》 ツリーフォークを育てると同時に糧にもする生死のサイクルを描いたカード。スペックが高い構成です。
>>859様 《形質の神秘家》 うまくいけば最大パワーと同格になるクリーチャー。増刊号での指摘通り「他の」が抜けてますね。
>>860様 《密書の運び屋》 EtBと死亡誘発。直接的なカードアドはありませんが手札とライブラリー両方の質を高めてくれます。
>>861様 《ヴィトゥ=ガジーの仔》 効率が芳しくないXクリーチャーの改善案。トークン生成と全体強化をメインに据えたデザインです。
>>862 八三五 様 《月からの使者》 伝説のレアカード《蒼ざめた月》からのリメイク。妨害だけでなく自分が無色マナを欲しいときにも。
>>863様 《力の具象》 赤緑らしい暴力的でパワフルなクリーチャー。能力は自身に使うことが多そうです。
>>864様 《ランバー=エルの研究員》 アグロ向けリアニメイト。怪物化条件を満たすために他の研究員が必要という関係性が面白いですね。
>>865様 《ライゼアの簒奪者》 《金属の熟達》内蔵クリーチャー。金属次元では良好なコストパフォーマンスで活躍してくれるでしょう。
>>866 ラズリー 様 《極楽霊気法学者》 土地の激しい出入り。速攻を持たせた上で何らかのコンボでの活用になるでしょうか。
>>867 ESP 様 《裏薬師》 触れることなく毒を盛ってくれるのは頼もしいですね。単体では有毒Xが機能しないのは少し寂しい。
>>868様 《甘露の精霊》 解毒効果。毒なら2点相当ですね。壁として優れていることの方がメインの要素になりそうです。
>>869様 《獣群の先導者》 最大15マナの豪快なコストの踏み倒し。速攻を持たせるなどしてワンショットも狙えます。
>>870 moti 様 《ねじれ角の詐欺師》 《Johnny, Combo Player》も驚愕のコンボプレイヤーの切り札。除去されなければ勝利は目前です。
>>871様 《弾き返す大クラゲ》 青に時たま存在する呪文バウンス。生物付きでコスパが良く攻めにも守りにも使いやすいですね。
>>872様 《豊かなハイドラ》 こちらもXクリーチャーの改善案。同じく単体ではマナ効率が悪いX回復との抱き合わせです。
>>873様 《すり替わるもの》 クローンによる乗っ取りはオリカではよくあるモチーフですが名前とFTが良い味を出してます。
>>874様 《ヴェチェールの信奉者》 5色推奨カード。3枚引ければコスト以上でしょうか。混成カード等を効率よく使いたいですね。
>>875様 《劇的な闖入者》 ヒーローが出て即死する!速攻を付けやすく死亡する可能性は低いので見た目に反して安定性○。
>>876 ターコイズ 様 《引き抜きの魔道士》 帰ってきたみんな大好き《瞬唱の魔道士》。対象は限られますが噛み合った時の強さはお墨付き。
>>877様 《運命の鯨》 輪を2回回す鯨。EtB能力持ちならではの2能力を搭載したクリーチャーというデザインですね。
>>878様 《不可解なドッペルゲンガー》 不可解な挙動をするクローン。普通に使うとアド損。強力なEtB能力の使い回しを狙いたいですね。
>>880 876 様 《あおり立てる道化師》 変形的な衝動的ドロー。速攻付きで攻撃するだけでアド得という極めて強力なカードですね。
>>881 876 様 《柊笛のレインジャー》 条件付きクリーチャーサーチ。サーチできる範囲が広く手札に直接加わるため非常に強力です。
>>882様 《炎纏いのチュパカブラ》 無条件の生物除去に加えて白への色対策というカード。他のチュパカブラよりも一層凶暴です。
>>884様 《かそけき吸魂鬼》 ハンデス付きフライヤー。半分の効果は自分で選べ、もう半分は相手任せという面白い能力です。
>>885様 《粘液の使い手、プパポペピ》 プパ…?ブボ…?何だって?相手の生物も参照するので必然的に戦場で1番のサイズになりますね。
>>886様 《荒廃の塊》 全体除去をもたらすクリーチャー。威迫が通りやすい状況を自身で作り出す点が秀逸です。
>>887様 《指導騎士》 2種類の異なる誘発タイミング。先制攻撃よりサイズアップの方がいくらか優秀で防御寄りでしょうか。
>>888様 《闇騎士/Dark Night》 どちらも近年では見られなくなった威嚇と苛烈な色対策。白のアグロは概ね壊滅してくれるでしょう。
>>889様 《原生林を闊歩するもの》 全体強化とライフの獲得。+1/+1カウンターを参照するシンプルな能力として簡潔にまとまっています。
>>890様 《獣性の敵/Enemy the Beast》 ETB(ビーストを追放)するETB(戦場誘発)持ちのETB(カード名)。誰がうまいことを言えと!
>>891様 《屍術の魔道士》 またも登場みんな大好きSCM。期間限定の《グレイブディガー》のようなカードになっています。
>>892様 《従順なる特使》のサイクル 10枚サイクル。色と対応した5種類の効果を持った2色サイクルも近年見られないデザインです。
>>893 逃亡者 様 《鎮魂を歌うもの》 墓地対策+自己強化。自分や相手のライブラリーを削ることで能動的なサイズアップも狙えますね。
>>894様 《放逐する吸血鬼》 生物への放逐能力+布告能力。放逐能力の死亡時にアド得がなくなる点を布告がカバーしています。
>>895様 《虎の威借り》 他の生物から+1/+1カウンターを奪う狐。デメリット持ちですがEtB能力の再利用になることも。
>>896様 《月影の魔女》 1枚捨てるか1手遅らせるかを相手が選ぶカード。どちらにしろ手札は見られるので損はありません。
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なお、>>880 876 様 《あおり立てる道化師》、>>881 876 様 《柊笛のレインジャー》は 1人の投稿者による複数投稿によりPick対象外です。ご了承ください。
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以下、蛇足「私が考えたカード」のコーナー
リシャーダの検問官 (1)(青) クリーチャー ― 人間・スペルシェイパー リシャーダの検問官が戦場に出たとき、以下の呪文トークンを1つ生成する。 * リシャーダの通行料 (1)(青) インスタント 呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、それを打ち消す。 (呪文トークンは統率領域に生成される。あなたはそれを唱えられるときにそれをスタックに移動させ、唱えてもよい。) 2/1
以上、蛇足でした。
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(last edited: 2019/01/14(月) 18:24:23)
2019/01/14(月) 00:01:50
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