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2024/11/22(金) 02:04:30

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http://forum.astral-guild.net/board/51/346/3/
とりあえず前回から大分工夫している感があって実に良いと思うな。
相手の展開力を土地破壊をシャットアウトし、《調和》でアドバンテージを稼ぐ。そしてハンドとマナのアドバンテージの両方を確立させて圧殺する、なかなかよくできた流れだ。

ただ、もうちょっと工夫が欲しい。

言っている通り、回った時の威力は並々ならないものがあるだろう。
しかしこの構成では、うまく回っていないというのは容易に想像がつく。

前回も診断したけども、このデッキは2T目に3?4マナを出すことを念頭に置いたデッキだ。

だがこのデッキの中心は明らかに4から5マナにある。
3マナのカードなんて《ヤヴィマヤの古老》はアドバンテージを意識するのならマナを残して展開するはずだし、スクイーなんてマスティの餌になるだけである。

ということはこのデッキは1マナのカードを軸に4マナと5マナのカードを回しているということになる。
これこそが回った時の強さの正体であり、回らない時の弱さの原因であるのは言うまでも無い。

おそらくは「2T目に4マナが出る」というのを今度は強く意識しすぎて「3Tに5マナまで伸ばせる」というような趣旨の考え方に至ったのではないだろうか?

何故前回自分が「2T目に3から4マナ」という書き方をしたかと言えば、仮に2Tにぶどう園があって土地が2枚出せてたとしても、「このマナを全て使う」必要が全く無いからだ。(そもそも土地を引けていない、もしくはタップインランドしかなかったのならこの構成だと2Tにマナが使い切れないこともありうる。)

もちろん4マナのカードの方が威力が高いことは当たり前ではあるが、3マナのカードも意識して入れていれば、
あわよくば2T目に3マナのカード+2枚目のぶどう園を出す→3T目に3マナのカード+4マナのカードを打つ、といったような動きも可能となる。ぶどう園が8枚体制なのだからこれも不可能ではないだろう。

悪い意味で「本当に回った時」しか想定していないために、このような事になってしまっていると漏れは思う。

さらに付け加えるのならば、カードの取捨選択に色々と難がある。
緑がクリーチャー対策が苦手であるのとマナがたくさん出るのと場の制圧という意味で《マスティコア》の選択は正しいが、このカードは初手に来てもデメリットの関係で2T目にはあんまり展開したくないカードだ。

《原初の命令》があるのならば4つ目の能力を生かす意味でもこの枚数は減らせるし、ある意味シルバーバレット的な考えの導入も可能となるだろう。

そもそもフィニッシャーとしてはより安定性のあるクリーチャーを選ぶべきであると思うよ。サイドボードで寝転がっている《災難の大神》でもいいし、ぶどう園のマナを吸ってくれるような能力を持ったクリーチャーでもいい。まぁそこら辺はホント趣味の世界だけど。。

あと、その土地の構成はあまりよろしくないね。特に《樹上の村》のタップインが痛いし、クリーチャーの薄さに悩むのなら《ミシュラの工廠》を何も言わないで入れておくといいよ。ただし、その場合でも土地の枚数を減らしちゃいけない。
ぶどう園のマナもそうだけど毎ターンセットランドができることがいかに重要かは分かっていただけると思う。

だから具体的には《煙突》《ヤヴィマヤの古老》、スクイー辺りを《永遠の証人》《冬の抱擁》といった3マナ域のより強烈にコントロールしうる構成にシフトすれば良いんじゃないだろうか。
もちろんクリーチャーを増やしつつ殴りながらランデスする構成というのも十分アリだ。

青に弱いのは仕方無いとも感じるが、気になるのならメインから何らかの対策カードを忍ばせておくのもありだろう。おススメはしないけど。
まぁ正直Willは偉大だよ。

長々と書いてしまいすまない。デッキ制作頑張ってくれ。
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