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2024/04/29(月) 23:12:31

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以下のフォームより、対応を申請することができます。

対象
http://forum.astral-guild.net/board/21/232/875/
それでは第110回のpick結果を発表させていただきます。
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第110回お題【特定名称の新キーワード能力・能力語を持つカード】

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今回のお題は期間が長めであるとの意見を受けて、ひと手間かけていただこうと思い
若干めんどくさめを意識して設定したのですが、思った以上に制約の強いものだったかも知れません。
しかし、多くの方に参加していただき、かつ5つ全部について作っていただいた方も多く、
初pickながらpicker冥利に尽きる結果となりました。
さてpickにつきまして、各能力名毎に部門賞を……ということも考えましたが
全てに投稿してくれた方、一部に投稿してくれた方、どちらもいらっしゃいますので
単純に「これだ」と思ったカードを選んでいくほうが公平かと思いまして、選出された能力名の数は若干偏りのある結果となっております。


【通常pick】
>>836 名も無き者 様 《止まらぬドラゴン》
私は「疾駆」という言葉にスタイリッシュなスピード感をイメージしていましたが、
その対極とも言うべきパワフルな疾駆カード。
破壊されてもそのターンの間だけ生き残り、最後の一撃を叩き込みます。
シンプルでありながらもフレーバー及び衝動の赤のイメージにぴったり合致するデザイン。
普通に除去を掻い潜って5点叩き込むだけでもなかなかですが、バウンス呪文や《滞留者ヴェンセール》等を利用して、
ルール上出来なくなってしまった「当て逃げ」を再現するのも面白いです。
しかし、ドラゴンの宿命か“あの天使”がいるとピタリと止められてしまうのが悲しいところですね。

>>839 f.m.cross-beam 様 《透け身の達人》
クリーチャーへの対処をソーサリーに頼るデッキにはまさに天敵。
フェイズアウト領域から機を伺い、好きなときに実体を現し、一仕事して去っていきます。
基本的には戦闘フェイズに実体化して、殴り掛かってまた消える、の繰り返しでしょうか。
継続的に使える歩く火力、もしくはクリーチャー化するパーマネントに使用感は近いかも。
《きらめく鷹の偶像》辺りと比較すると、コストと色拘束はかかりますが除去耐性と回避能力で勝り、
さらにフェイズ・インのルールにより実質速攻も持っています。
破格と言えるパフォーマンスですが、昨今の金色生物ならこのくらい……恐ろしい時代ですね。

>>846 ネームレス・ワン 様 《執念深い呪詛術士》
執念深すぎて墓地にもおちおち埋まってられない、あまり身近にいて欲しくない性格のクリーチャー。
タフネスが1なので、クリーチャー戦ではほぼ毎回破壊されてしまいますが、
その際に呪いとも言うべき-1/-1カウンターを残し、呪いが成就されると何度でも蘇って来ます。
クリーチャー戦主体の環境において、他の-1/-1カウンターを置くカードの使用状況によっては、
かつての《冥界のスピリット》を彷彿とさせる不死身さを誇るかもしれません。
《応報の仮面》等と組み合わせ、攻撃するたび-1/-1カウンターをばら撒きつつ
タフネス3以下のクリーチャーがいる限り何度も戻ってくるコンボとか…ちょっと遅いか。

>>848 mag 様 《苔むした丘》
オリジナルキーワード能力「全体攻撃」のインパクトが強烈。
ひとたび動き出せば相手には毎ターン、一回り大きい《炎の波》が飛んでくるようなもの
1回殴るだけでも十分にゲームを決めてしまいかねない力を持っています。
戦闘ダメージでないのはトランプルを付加した時等、ややこしくなりそうな処理があるためでしょうか。
さらに頑強の強化版亜種とも言うべき「耐久」による破壊耐性も完備。
アーティファクト・クリーチャーとしては《帰化》等で対処されないのも嬉しいところ。
デメリットとしてデザインされた「抵抗」により動き出すまでがかなり面倒であり、
「通電」を持つ実用的なカードが環境にどれだけ存在するかで評価が変わりそうです。

>>852 鬼識 様 《潜伏した○○サイクル》
変異を思わせる裏向きカードで、相手に対応を迫るブラフ専用能力と言うべきか、
裏にしたカードの種類によって正解となる行動が異なるようにデザインされています。
ここでの潜伏の横行する環境ではポーカーフェイスが物を言いそうです。
この手のカードは環境にどれだけ選択肢があるかでかなり強さが変わるもの、
変異のときのように色で大体予測できてしまう環境にならないのを祈るばかりです。
カジュアルで手札に土地が余ったらこっそり裏向きに出して後で怒られるのはお約束でしょうかね。

>>855 ______ 様 《幽霊の調査員》
幽霊になってまでアーティファクトの調査を続ける生真面目な方々。
攻撃が通るたびアーティファクトに潜伏して、自分のターン中だけ乗っ取ります。
完全にコントロールを奪うのではなく、自分のターンのみということで、
夜な夜な憑依された物が勝手に動き出しているイメージが表現されています。
《ゲスの玉座》のようにアーティファクトを生贄に捧げる手段を用意できれば次々に奪っていけそう。
でもそんなにアーティファクトが並ぶ環境って……ちょうど今ですよねw
金属術デッキ相手にはこの幽霊をこき使うことになりそうです。

【準大賞pick】
>>861 シュード 様 《強制執行》
スタック・ルールを少しだけ捻じ曲げ、呪文や能力を文字通り強制執行。
自身も「疾駆」を持つことにより、ほぼ確実に通すことが出来ます。
疾駆の使い方は刹那に近いですが、コストの支払いを割り込ませたり、
除去されそうなパーマネントの能力や手札の呪文をスタックに乗せておけるなど、いくつか違いが見られます。
対パーミッションでは強力な一枚。他にも《変異種》《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅》《銀白のスフィンクス》などに除去を通したり、
火力に対応して撃たれた《巨大化》を無視したり《物語の円》を無効化したり、
相手の《からみつく鉄線》などの能力の解決の順番を替えて困らせたり出来ますね。
キャントリップ付きで無駄にならない、《氷》《差し戻し》を思わせるシンプルな2マナのやり手カードです。

【大賞pick】
>>830 肉じゃが 様 《民衆の怒り》
白のリセットボタンにして《神の怒り》《審判の日》の亜種、カミならぬタミの怒り。
コストこそ(1)安くなってはいますが、リセット呪文の性格上オリジナルより安く唱える機会はあまりなさそう。
カード・アドバンテージを多く得ようとするほど重い呪文になるというデザインになっています。
生物が何体いようと関係なく全てを破壊してしまう神と違い、民の力では相手が多いほど手間がかさむという所でしょうか。
親和により仲間が多いほど怒りが発現しやすくなりますが、ひとたびプレイすれば自分たちも巻き込んで共倒れ。
暴走した民達の怒りとは得てしてそういうものかもしれません。
さて、このカードを相手がデッキに入れているとして、
こちらは手札のクリーチャーを全力展開すべきなのか、それともリセットに備え温存すべきなのか。
そういった駆け引きも含め、面白いカードであると思いました。
なんらかの破壊耐性を持つクリーチャーとの相性は抜群。その手の生物を並べられるデッキなら状況を問わず使えます。

【特別賞pick】
>>854 ひまじん 様 《惰性の鎮圧者》
このカード、おそらくMTG初心者が開封したパックから出てきたら、無言でカードケースの再奥に封印され、
大会において使用された暁には、多くの卓にジャッジを走り回らせるでしょう。
しかし、そういったプレイアビリティの問題はあるものの、用途は非常に幅広いもので、
中立者のロードとしてだけでなく、単体でも常在型能力の無効化で多くのクリーチャーをバニラにし、
また「ターン終了時まで――」や「――している限り」を初めとした多くの継続的効果も消し去ります。
その用途の広さから単なる対策カードの枠には収まらない、大きなポテンシャルを持つカードと言えるでしょう。
おい悪斬、これでお前も只の5マナ5/5の貧弱天使だ!・・・あれ?まだ普通に強い・・・?




以上、110回pickでした。
初pickの拙い文章がスレの民のお怒りに触れないことを祈りつつ、
大賞の肉じゃが様のお名前を>>3に刻んでいただきます。
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