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2024/04/27(土) 03:17:38

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【同色のサイクル】全カードレビュー

今回はリクエスト「4枚以下のサイクル」を参考に改変させていただいたお題でした。
各色1枚ずつのサイクルの投稿は普段から多く見られますが、それを封じた形にしたことでいつもとは違ったカードが見られたと思います。

では見ていきましょう。

>>272《喜》《怒》《哀》《楽》
連鎖式に唱えられるカード群のサイクル。赤の激しい感情の移り変わりを示したデザインですね。過去のカードの上位互換である《怒》《楽》は特に強力で、《怒》からスタートして累計6マナ払うと6点火力、《楽》からスタートして累計6マナ払うとハンド・アドバンテージを得られるなど連鎖するほどお得です。

>>273《原始林への誘い》《ルートウッドの巣網蜘蛛》《原始林の活力》《ルートウッドの大ワーム》
基本森を参照するサイクル。単色デッキなら2マナ3/4相当のクリーチャーや4マナ以下で唱えられる全体+2/+2などになり爆発的なパワーを持っています。リミテッドの2色デッキなどでも標準的な性能のカードとして使えるように各数値が調整されていますね。

>>274 肉じゃが 様 《残党砦の斥候》 《残党砦の扇動者》《残党砦の十字軍》《残党砦の司令官、コス》
ミラン勢力のサイクル。衝動的ドローとリクルーターが合体したような能力を持っています。攻撃に向かうほど勢力が拡大していくのは情熱で人を動かす赤っぽいやり口です。《残党砦の司令官、コス》が持つ全員をレベル化する能力にも次元が一丸となって戦う様子が見て取れます。

>>276《蒼空の光》《灼光》《若葉の陽光》《白光》
光をテーマにしたサイクル。全部が揃うと瞬速での《ハルマゲドン》が可能になります。黒に対応した光が存在しないのは闇を扱う色だからでしょうか。《灼光》《若葉の陽光》は戦闘の結果を2つ変えるカードでリミテッド向けですね。

>>277《闇の舞》《死の舞》《復活の舞》
連続で唱えるとコスト減になる新タイプ。瞬間的な芸術である舞を表したサイクルです。黒はクリーチャーとそれ以外の呪文の比率で青と赤に次いで3番目に呪文が多い色ですが、呪文がフィーチャーされる機会が少ないのでこういったカードがもっと増えると良いですね。すべてソーサリーであることも黒らしい特徴です。

>>278《重騎士、オルオーン》《重騎士、アンディン》《重騎士、セレスティーヌ》《重騎士、アイシャ》
重騎士4人衆。色対策カードです。それぞれ各色への対策能力を複数持ち、対処できないデッキをいじめ抜きます。特に赤は単色のアグロデッキがこれ1枚で機能不全に陥るため非常に強力です。

>>279 マザー 様 《特性のない声》《フェアリーの最後》《ちらつき蛾の夢》《三日月の怒り》
続唱を持つサイクル。限定的とはいえ除去であったり条件付きとはいえ大量ドローであったり、3マナの続唱としては破格の強さです。全体的にこのカードを作るに至った意図が見えないですね。続唱を持つカードを同じ色の同じコストで複数作る必然性が感じられないと思います。

>>280 Nishi 様 《幻想の鳩》《幻想の友人》《幻想の紡ぎ手,オリガ》
幻影能力とイリュージョンのサイクル。幻影能力と任意の色への呪禁は新しい組み合わせですね。2マナ2/3飛行幻影も構築では強すぎずリミテッドだと強い絶妙な調整です。

>>281《アズダの弟子》《アズダ式弓術》《天射のアズダ》
到達持ちレンジストライカーのサイクル。到達の緑とレンジストライクの白を両方とも弓で表せることに着目した2色のサイクルです。共通項とテーマ性が鮮明に表されていて、なおかつ各カードの差別化も十分になされています。

>>282《雪乞い》《雪山の指導霊》《マナ冷凍装置》
氷雪・一時的なマナ加速のサイクル。《暗黒の儀式》《Elvish Spirit Guide》のリメイクですね。出るマナは氷雪であると同時に無色であるため一長一短です。

>>283 ゴールキーパー 様 《ネクロマンサーの蠢動》《ネクロマンサーの野望》《ネクロマンサーの蹂躙》《ネクロマンサーの秘技術師》
特定のクリーチャーをキーカードにしたサイクル。秘技術士本人のカードはバニラで秘技の内容は他のカードに書いてあるという新しい秘技の表現の形ですね。2体同時破壊や2体同時リアニメイトなどを扱う優れた魔道士であることが伺えます。

>>284《残火の精霊》《焼け焦がす炎》《集団発火》《紅蓮の導師、ヤヤ》
一時的なマナ加速のサイクル。《焼け焦がす炎》は生成されたマナを余さず使うことで往年の《稲妻》と同じコストパフォーマンスになりますね。《紅蓮の導師、ヤヤ》は大振りなカードですが大量マナや大量アドバンテージのチャンスがあり熟練の魔道士の貫禄を感じさせます。

>>285《ハゾレトの慈悲》《ハゾレトの加護》《浄化の炎、ハゾレト》《ハゾレトの炎》
ハゾレトの名を冠したサイクル。伝説のソーサリーである《ハゾレトの炎》を軸にシナジーを形成する呪文と本人のクリーチャー・カードという構成です。オーラと神が設置された状態であれば2マナとカード2枚でプレイヤーに14点ものダメージを与えることができる猛烈なコンボになりますね。

>>286《蛆たかりの猟犬》《蛆たかりの猛禽》《蛆たかりのビヒモス》《蛆たかりの巣》
蛆を表した0/1トークンを扱うサイクル。このサイズのトークンを生成する効果は黒に最も多く、命を消耗品として使用する黒らしい描出です。蛆をモチーフとしたことで黒が腐敗や非倫理を扱う色であることが強調されています。

>>287 善乱 様 《無鉄砲な探求》《跡継ぎの守護獣》《灯の反響》《王護の狩人、ガラク》
3人の旅は続く。3人の魔法と3人の中の実力者ガラクを表したサイクルですね。通常の多色、混成、単色混成が混在していて少し複雑ですが、プレイがしやすくなっています。

>>288《ニッサの箱庭》《ニッサの安息所》《ニッサの掌握》《大地の使徒、ニッサ》
ニッサ・サイクル。ニッサのお家芸である土地のクリーチャー化を扱っているカード群ですが、サイズは5/5と大きめです。レアリティごとに「5/5化オーラ」「毎ターン5/5化(ターン終了時まで)」「毎ターン5/5化(永続)」と効果が大きくなっていくのが面白いと思います。

>>289《仕丁》《随身》《五人囃子》《三人官女》《内裏》
雛人形サイクル。勝利条件カードです。墓地からまとめて釣るのが得策でしょうか。《内裏》自体が5マナ3/3と小さめで戦闘に向かないため各強化能力はあまりうまく働かないでしょう。

>>290《光盾の障壁》《希望の盾》《金剛嵐》《光の砦、テヨ》
テヨ・サイクル。防衛シナジーを持つカード群です。《金剛嵐》はテヨの故郷で起きるとされる現象ですね。即時性がない代わりに一方的な全体除去となる強力な性能で、魔法の盾がなければ生き残れない激しい砂漠の嵐が表現されています。

>>291《沼底の悪童》《竹沼に引きずり込むもの》《蘇りし最初の河童、ナガレ》
河童サイクル。切削を扱うクリーチャーと切削シナジーを持つ伝説のクリーチャーです。《沼底の悪童》《蘇りし最初の河童、ナガレ》が揃うと相手がクリーチャーデッキであればライブラリーを根こそぎ削るコンボになりますね。

>>292《精神の考察》《思考の撹拌》《記憶の掬い上げ》
切削を行うサイクル。2マナ2枚のドロー、4マナで2枚の墓地からの回収、6マナで墓地のカード1枚を踏み倒しといずれも強力なパワーを持ったカードで切削を中心にしたコントロール戦術が可能となっています。

>>293《汚毒された翼》《毒の触手》《毒払いの旋風》《毒喰らいの突撃獣》
接死を除去・対策するサイクル。色の役割の拡張を試みる面白いコンセプトです。毒に耐性のある生物や毒の分解などフレーバー的には十分な理由付けができますね。しかしサイクルで作る意味はあまりないように思います。詳細な説明に関しては、Pickerの立場ではカードの文面だけを見て意図を汲み取るのが難しいため大変助かっています。

>>294《前進命令》《転進命令》《退却命令》《待機命令》
戦闘にまつわる4つの命令。この手のトップダウン・カードは適切なバランスでゲーム的に面白い効果にするのが難しいです。カードパワーに差が出すぎるのを防ぐためにコストは揃えない方が良いでしょう。

>>295《治癒の呪文反応器》《祖先の呪文反応器》《儀式の呪文反応器》《稲妻の呪文反応器》《巨大の呪文反応器》
ブーン・サイクルのリメイク。元ネタと同じく白が極端に弱く、青や赤が強いですね。文章欄が冗長化しすぎているのはあまり好ましくないと思います。

>>296 通りすがりのジョニー 様 《幻想たる紅焔、イーク=スタグァク》《紅焔の息吹》《紅焔の斥候》《紅焔の猛獣》《紅焔の韋駄天》
予顕を持つエルドラージ。追放領域=久遠の闇であるのでエルドラージと組み合わせ可能であるというアイデアですね。予顕で唱えるとボーナスの効果はカルドハイムではあまり扱われなかったデザイン領域で、拡張の余地が大きく発展性が確かにあると思います。

>>297《森の礎》《森の従僕》《森の産声》《森の支配》
森参照サイクル。《森の産声》は自身を含む全パーマネントからマナが出るようになるヤバそうなカードです。《森の支配》は色の役割の逸脱が見られますがフレーバーが力強いため説得力が伴っていますね。

>>298《無音の囁き》《無垢なる祈り》《無心の詠唱》《無辜の念》
特定のフレーバーに基づいたサイクル。《無辜の念》は自身の絆魂によって強化が解かれるちょっと変わった動きのカードです。

>>299《市販品の魔銃》《職人の機関銃》《稲妻射出装置》《ガンマンの早技》
銃サイクル。装填したカードを発射するアーティファクトの新種ですね。多元宇宙では銃を扱うべきでないとされていますが、プレイヤーに待望されている西部劇の次元を作るにあたっては避けられないところでもあり公式も悩んでいると思われるところです。

>>300《肥大胚》《変形胚》《汚染胚》《奮起胚》
生体武器を強化するサイクル。生体武器と同じタイミングでしか出せず《肥大胚》以外はコストを要求するため扱いにくそうな気がします。アイデアの新しさは感じられますが荒削りな印象です。

>>301 ねころぶいぬ 様 《炎のギタリスト》《大地のベーシスト》《嵐のドラマー》
3枚のみで完結したサイクル。いずれも単体で強力な性能を持ち、条件を達成するとブン回りと言えるような状態になります。炎・大地・嵐、攻撃時誘発、装備、P/T強化、威迫という赤いテーマをふんだんに活かした機能的でフレーバーフルなサイクルですね。

>>302 八三五 様 《燃え立つ精神》《燃え立つ領土》《燃え立つ肉体》
何かを燃やして刹那的な利益を得るサイクル。赤の破れかぶれな面をフィーチャーしたカード群で、いずれも強力なパワーを秘めています。現代ではこういったハイリスクなカードはかなり慎重に作られるようになっていて、サイクルで3枚同時登場とはいかないように思います。

>>303《息吹の精霊》《木立ちの放浪者》《天恵の使者》
インスタント・瞬速への罰則サイクル。《天恵の使者》はさらにエンチャントやアーティファクトへの耐性も持っていて、緑が嫌悪するものに対して強く出ることができます。

>>304《影炎派の見習い》《シャドウサイト》《影炎派の探究者》《影炎派の老師、アルトリウス》
手札以外の領域から呪文を唱えることを推奨するサイクル。墓地から呪文を唱えるメカニズムと同時に登場し、それらを支援するカードであることが予想されます。《影炎派の老師、アルトリウス》は追加のコストを支払うことなく呪文をコピーする強烈な効果で、待機や反復、予顕などの追放領域から唱える能力と特に好相性です。

>>305《勤勉な集積者/Industrious Gatherer》《白翅の指揮官/Whitewing Commander》《第二蟻塚のタルメリア/Termeria, the Second Mound》
白の蟻サイクル。なるほど、昆虫は黒や緑で登場することが多いですが社会的動物は白に分類できそうですね。それぞれのシナジーも蟻の役割の分化を表していて表現力の高さを感じます。

>>306《歪んだ観察者》《思想強制薬》《永遠に夢見るもの》《精神の監獄》
自分の手札の最大値を少なくするサイクル。代わりに高い出力を得ます。基本的には重ね張りしない方が良いですが、《精神の監獄》で勝利を目指す場合は能動的に狙うことも考えられますね。

>>307 わど 様 《勇壮なる軍歌》《天使への賛歌》《合唱する聖歌》
楽章サイクル。最新の音楽のみが効果を発揮する新しいエンチャントです。相手の楽章を無力化し合う攻防が予想されます。音楽は1曲ずつ奏でられることに着目したデザインですね。確かに3枚のみのサイクルでなく中規模テーマでたくさんの枚数が登場するようなメカニズムに見えます。

>>308《脳かじり》《思考放棄》《意志を吸う者、ミルコ》
相手の手札の最大値を少なくするサイクル。公式が最近使っていないデザイン領域で、過去のカードでも数値が大きいものは少なく、開拓の余地は十分です。お題の条件に沿っていないためPick対象外です。

>>309 居玉 様 《切り落としの悪戯者》《流し込みの悪戯者》《掠め取りの悪戯者》《振り回しの悪戯者》
エルドレインのフェアリーのサイクル。《悪ふざけの名人、ランクル》の能力を細分化したデザインですね。その結果各個としては凡庸なカードになってしまっていますが、ランクルの各能力の挙動を掘り下げて具体化したという試みは新しいですね。このデザイン手法はほかにも活かせそうです。

>>310《兵の埴輪》《筒の埴輪》《馬の埴輪》《踊る埴輪》
埴輪サイクル。トークン生成、ドロー、ライフ回復、サーチへのソフト対策です。禁止するのでなく分け与える効果としたことでそれらを利用するデッキの可能性を断つほどではなくマイルドです。

>>311《予兆の炎》《魂火の奔流》《暴れ回る猛炎》
余剰ダメージを他に転換するサイクル。余剰ダメージは扱われ始めたばかりの効果で発展性がたっぷりですね。《予兆の炎》は占術できなくともタフネス3という比較的大物なクリーチャーを倒したならそれもよしという面白いラインを突いたカードです。

>>312《流血》《輸血》
変則的ドレイン。どちらも適切に使えば凄まじい量のライフに影響しそうです。コストは軽すぎる気がしますね。フレーバー通りの挙動をする直感的で楽しいカードです。

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「私が考えたカード」のコーナー

幻燈祭の歓楽者 (1)(緑)
クリーチャー ― トロール・シャーマン
あなたのコントロール下でトークンでないクリーチャー1体が戦場に出るたび、あなたがコントロールしているクリーチャーの中の色の数が3色以上である場合、幻燈祭の歓楽者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
2/2

異文明の流入 (4)(緑)(緑)
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャーの中の色の数が3色以上であるなら、異文化の流入を唱えるためのコストは(2)(緑)だけ少なくなる。
カードを2枚引く。その後、あなたは手札から、あなたがコントロールしているクリーチャーの中で最も大きいマナ総量に1を足した値以下のマナ総量を持つクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。

きらめく死出蝶 (緑)
クリーチャー ― 昆虫
飛行
(T):好きな色のマナ1点を加える。このマナは、クリーチャー呪文を唱えるためかクリーチャーの起動型能力を起動するためにのみ支払える。
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャーの中の色の数が3色以上である場合、あなたがコントロールしている他のクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは警戒と接死を得る。あなたがコントロールしているクリーチャーの中の色の数が5色であるなら、それは追加で破壊不能を得る。
0/1

多色セットの中に存在するサブテーマの1つです。

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