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2024/12/22(日) 03:37:11

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【道具】全カードレビュー

今回は武器や乗り物などを除く道具でした。

意外と難しいお題だったのか既に似たものがMTG世界にあったりカード化難易度が低そうな品物だったり堅実な作品が多かったですね。
その分クオリティは保たれていたと思います。

では見ていきましょう。

>>84《クラッチクロー》
ワイヤー付きの鉤爪。ルール上の意味を持つ新種のカウンターを扱います。装備品としてはまずまずの性能ですが、アーティファクトの生成手段と一緒に使うことで戦場を制圧する支配的なカードとなりますね。

>>85《目覚まし時計》
時計はMTG世界にも度々登場しますが目覚まし機能付きのものはなかったですね。文明の発展したいくつかの次元には存在していそうです。

>>86 肉じゃが 様 《セゴビア学習帳》
現実世界の商標に名前が似ている学習帳。古いカードではありますが《スクイーのオモチャ》と比較してコストパフォーマンスが格段に向上しています。

>>87《真打》
日本刀。《野太刀》などに近い性能です。リミテッドの装備品テーマを感じさせます。1箇所に戦力を集中させるのは得意な一方で除去には要注意ですね。

>>88《編纂者の筆記具》
魔法の書き換え。繰り返しなんでも無効化はすごいですね。起動コストが5マナと重いのでウルザトロンなどのマナ加速手段と一緒に使うことになりそうです。

>>89《ディミーアの万年筆》
《血文字の羽ペン》に続くディミーア文房具シリーズ。諜報サポートです。諜報1などでは墓地に置くか悩ましい場面がありそうです。

>>90《下駄》
履き物。オリカは基本的にトップダウン的ですがトップダウン色が特に強いカードです。よほど高い下駄なのでしょうか。沼を楽々と渡れます。

>>91《ハンターのピッケル》
つるはし。稀に宝物を見つけます。運要素が強く安定した運用は難しいですが無限コンボからの無限マナなどの可能性があります。

>>92 マザー 様 《ファイレクシア式割引券》
ファイレクシアがアラーラに浸透した世界ということでしょうか。繰り返しハンデスが可能で相手を簡単にロックに追い込むことができます。

>>93 八三五 様 《ウルザの虫眼鏡》
拡大鏡。タフネス1のクリーチャーをシャットアウトすることができ、前方確認も可能であり、役割が広いアーティファクトです。

>>94《心理の鍵》
心の扉を開ける鍵。ライブラリー操作の阻害、墓地除去、手札公開と便利な効果が詰まっています。墓地を全部追放する必要がない場合に選択肢に上がりそうです。

>>95《作業員の仕事道具》
道具色々。マナ・アーティファクトであり、蓄積カウンターの増減、墓地除去と様々な仕事をこなせます。互いに出し合ったときの挙動はちょっと面倒ですね。

>>96《新緑の移植ゴテ》
園芸用スコップ。機能はなかなか複雑ですが、「移植ゴテ」のイメージから理解しやすいものとなっています。

>>97《いかさまダイス》
ほとんど19しか出ない謎のダイス。MTGのカードは目が大きいほど強くなるデザインになっているので最大出力に近い数値が出続けることになります。

>>98《あたたかな炭筒》
「炭筒」がよくわからなかったのですが筒型の懐炉か何かでしょうか。不要なマナを貯めておいて後で使えます。マナを使う予定がないターンにも目減りしてしまう点が「熱」をうまく表していますね。

>>99《組織の下っ端》
道具(比喩的表現)。身代わりになって死んでくれます。ややこしい処理や誤解を避けるため、ダメージを移し変える、破壊不能を持たせる、墓地から戦場に戻すのいずれかにした方が良いかと思います。

>>100《グレイプニル》
北欧神話より。《幻惑する竪琴》など類似のアーティファクトがいくつかありますが、マナ・コストも縛るためのコストも軽く非常に強力です。

>>101《スノーダンプ》
雪かき用具。5色の氷雪マナを出すマナ・アーティファクトです。古いカードとの比較ですが《サーペイディア諸帝国史、第七巻》より起動コストが軽い点が強力です。

>>102《漏電したバッテリー》
電池。このお題から「使えない状態」を見出すアイデア力に脱帽です。自分でクリーチャーを使わないデッキであれば一方的に除去に使うことができ、ちょっと強すぎますね。

>>103《霊気断ちのハサミ》
《アーティファクトの魂込め》からの着想でしょうか。クリーチャーに装備する場合とアーティファクトに装備する場合で機能が異なるのが面白いですね。

>>104《演劇の仮面》
劇の衣装。相手のクリーチャーになることもでき、複数回のコピーが可能で柔軟性が高いカードです。コンボ用途にも使えそうです。

>>106《金で解決(物理)/Throw Money(Physical)》
貨幣。道具そのものでなく行為まで含んだカードです。無色の除去ですが最近はリミテッドのカードパワーが上がっていてこういったカードは使用頻度が少し下がっていますね。

>>107《閂》
戸締まり。非基本土地に対する強固な対策カードです。物理的に閉めるというよりは魔法の力でなにかをするイメージっぽさを感じます。

>>108《セブンリーグブーツ》
七里靴。七里の距離をひとっ飛びして、最後には金銀財宝を手にします。類似の装備品は色々ありますが機能が多い分だけお得ですね。

>>109《弁論家の印章》《不法な鍵》《収獲者の鎌》
有色アーティファクト。どういうサイクルなのかよくわかりませんでした。強さをばらつかせる意図もよくわかりません。

>>110《料理人の包丁》
料理道具。調理によって食物を生み出します。このカードはまだありそうでないですね。墓地除去用カード兼ダメージソースとなかなか扱いやすそうです。

>>111 Nishi 様 《バックアップ用ディスク》
外部記憶装置。1ターンだけ死亡したクリーチャーを記録します。攻撃目的にはほとんど使えないので専らコンボ用となりそうですがコストの重さはネックですね。

>>112《消火器》
備えあれば憂いなし。赤相手に牽制となるアーティファクトです。全体火力に対して特に効果的ですね。

>>113《模造刀》
イミテーション。「模造刀」のイメージとは違い実際にパワーは上がります。「模造品であろうとする魔法の刀」のようなものでしょうか。

>>114《入学者のほうき》
魔法のほうき。掃除にも飛行にも使えます。装備品の登場以降、こういったカードは装備品として作られてきましたが単発効果にしても良い効果は装備品でなくてもよいかもしれません。

>>115《魔物大全》
大図鑑。誘発型能力と起動型能力が両方とも手札を増強する能力で、なおかつ両者の間にシナジーがありどんどん引くことができます。

>>116《天空の宝玉》
色々な能力を持った不思議な珠。確かに「道具」感はちょっと薄いかもしれません。コピー能力は対象を取っているもののみで、白や青よりも黒や赤に相性が良いものが多そうです。

>>118《魔法辞書》
分厚い辞書。よく燃えそうです。《勢団の銀行破り》などが標準となっている昨今ではドロー能力は少し重めですが突発的に除去が欲しいときに使える火力モードが頼もしいですね。

>>119《ダウジングロッド》
水脈や鉱脈を調べるダウジング用の金属棒。繰り返しマナ加速ができる装備品です。複数のクリーチャーを並べて付け替えることで1ターンに何度も起動可能で、しかもアンタップインなので大量にチェインする可能性もあります。

>>120《拾った財布》
拾得物。届ける前に使い込んでいるような気がするのですが本当にハッピーでしょうか。1マナでは強すぎるので各種の数値の調整が必要そうです。

>>121《心の鍵》
心の扉を開けたり締めたりする鍵。3種類の効果で柔軟な対応が可能です。基本的には青の効果を狙っていきたいですね。

>>122 ねころぶいぬ 様 《分解ドライバー》
工具。アーティファクトを常在型能力、誘発型能力、起動型能力に分離するという独特な効果を持っています。装備品やアーティファクト・クリーチャーへの除去として有効ですね。

>>123《守銭奴の財布》
こちらも財布。宝物・金への対策カードで、自分も1つを除いて宝物・金を使えなくなります。自分への制限がある点で「守銭奴」らしさが強調されています。

>>124《厳格な帳簿》
会計帳簿。各オブジェクトのマナ総量を実際に支払ったコストに変更します。即死コンボなどはなさそうですが《金属の徒党の種子鮫》などが強化されそうです。

>>125《蓬莱の玉の枝》
竹取物語より。使い捨てても良し、恒常的なドロー源にしても良し、少々コストは嵩みますがコントロール奪取をしても良しといずれのモードも有用です。

>>126《赤色の外套》
目立つ外套。装備したクリーチャーを《軍旗の旗手》にして、対象になるとドローします。クリーチャーが最後の1体でも機能する点が良いですね。

>>127《野心の契機》
パワーを吸い取るカード。コストの重さ、自分のクリーチャーが必須である点など、使い難さが目立ちます。

>>128《真実の鏡》
魔法の鏡。4マナのアーティファクトとしては性能は控えめで、どの能力もコストの重さと使い難さを感じます。

>>129 そら豆 様 《星空の絵筆/Starry Paintbrush》《星砂絵の具/Star-sand Paint》
絵筆と絵の具。《星空の絵筆》はトークンに速攻を与えませんが戦場に存在する期間が長くなっていますね。

>>130《通電式の鍵束》
2倍《通電式キー》。通電式キーは《厳かなモノリス》から5マナ出しましたがこちらは7マナ出ます。鍵束2枚なら無限マナですね。

>>131《偽造通貨》
贋金。《水蓮の花びら》の下位互換です。用途は限られますが爆発力は十分でこれを欲するデッキも存在すると思われます。

>>132《鋼鉄の番傘》
和傘。対象を取らない除去に対する除去耐性という珍しい効果です。全体除去には「雨」をイメージしたカードがあるため「傘」で防げるというのは説得力がありますね。

>>133《偽りの王冠》
統治者の象徴。相手の統治者ドローを無効化します。消極的な効果ながら毎ターン効果があると考えるとなかなかの性能です。

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5/28追記「私が考えたカード」

熱風の扇 (1)(赤)
アーティファクト
(T):クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。このターン、それではブロックできない。
伝承 ― (3)(赤)(赤), (T):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは「あなたはブロックできない。」を持つ紋章を得る。この能力は、あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ、ソーサリーとして起動できる。

《刃の鉄扇》と違い、武器でない扇です。  
「伝説のソーサリー」の使い勝手改善版でもあります。

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