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2024/11/05(火) 03:33:14

青白コン

1 :
パノカ当
メイン(60枚)
4 《熟考漂い》
4 《羽毛覆い》
3 《悪斬の天使》
1 《妖精の女王、ウーナ》
3 《流刑への道》
3 《本質の散乱》
4 《砕けた野望》
4 《謎めいた命令》
1 《思考の泉》
4 《神聖なる埋葬》
4 《忘却の輪》
1 《ガーゴイルの城》
4 《氷河の城砦》
4 《秘教の門》
10 《島》
6 《平地》

サイド(15枚)
2 《質素の命令》
13 《島》

デッキコンセプト・・・厄介なスペルは打ち消して攻撃は白の除去と壁で耐える。
メタ・・・キスキン、バント、白黒トークン
フォーマット・・・スタンダード
資産・・・10000円
困っている点・・・カウンターが重くて使いにくいです。《熟考漂い》《連絡》を引いてもカウンター用のマナ残すこと考えると撃てないことが多いです。
あと除去が足りないので黒混ぜたほうがいいかどうかについて。

診断よろしくお願いします。
(last edited: 2009/08/12(水) 01:05:04) 2009/08/06(木) 15:54:17

37 :
Akatuki
たくさんレスを頂いたようなので返信させていただきます。

今回は、自分の駄筆のせいで非常に長文で要領を得ないものとなってしまいましたが
他の方の意見もたくさん聞きたいので、もしよろしければ最後までお付き合いください。


>まず、《ジェイス・ベレレン》の所で書いたテンポアドバンテージについて。

自分の言ったテンポアドバンテージは、「ライフを減らさずにランドセットを多く出来る」という意味で使いました。
コントロールは一度どこかのタイミングでクリーチャーを高カロリーなカードで捌く必要があります。
そのためには多くの土地が必要不可欠であり、土地を多く置く為にはハンドアドバンテージと同様にテンポアドバンテージが必要です。
そのテンポアドバンテージを得る為のカードが、《羽毛覆い》であり《誘惑蒔き》であり《ジェイス・ベレレン》であり各種カウンターな訳です。
このようなテンポアドバンテージの意味で、《ジェイス・ベレレン》は相手クリーチャーの攻撃を1ターン分PWに向けさせ、キャントリップしつつライフも守れるので、テンポアドとハンドアドを同時取れるグッドカードだと思います。

>次に、上のレスで話題となっている+2能力のことも触れておきます。

仮に+2能力を使って相手に余分に1ドローさせたとしても、1枚1枚のカードパワーの平均値が高いのはコントロール側であり、
同じ1ドローであってもそれが必ずしも等価ではありません。
もちろんこれには様々なケースがありますから、
こちらのドローが2枚目の《ジェイス・ベレレン》で相手が《幽体の行列》なんてこともあるでしょう。
しかし、確率的にカードパワーが高いカードを引ける可能性が高いのはコントロール側であるのは明らかです。
そのため、「1ドローあげたから完全に損」というのは正しくない気がします。
確かに《ジェイス・ベレレン》をキャストした時点でハンドアドバンテージを1枚分失っており、
+2能力を使ってもこちらはキャントリップ、相手は0マナ1ドローとなってしまうわけですが、
このハンドアドバンテージは後のち他のドローカードですぐに取り戻せます。
それよりも序盤の1ターンをノーダメージで迎えることの方がコントロールにおいては重要です。
一度ボードを捌いた時点でライフがどれだけ残っているかによって、
相手の再展開の返しに「フィニッシャーを出すのか」「除去を再び使うのか」、といった取れる行動の選択肢増えるからです。
ですから、「お互い1ドローがどうみても損」というのはちょっと乱暴な気がします。

>それと、これも上のレスで書かれていましたが、「5点プリベント」にも触れておきます。

誤解なさった方がいらっしゃったようですが、自分は何も「使い捨て前提で1ターンまとめて5点プリベントすること」が強いとは主張していませんし、またそのような使い方を推奨するつもりもありません。
《ジェイス・ベレレン》の真価は返しのターンに生き残ってこそ発揮されるものですからね。
「5点プリベント」というのは数ターンかけてPWを倒す場合に実際にプリベントできた点数だと考えてください。
当然、ボード的に《ジェイス・ベレレン》を使い捨ててテンポアドバンテージを1ターン分得るよりも、《熟考漂い》で2ドローして、4ターン目に《羽毛覆い》や単体除去などでダメージを減らした方が強いというケースもあるでしょう。
そういう場合は《熟考漂い》を優先すれば良いと思います。
どちらもデッキに入っているのですから、臨機応変に使い分ければ済むことではないでしょうか。
まあ、こう書いてしまうと「《熟考漂い》のほうが絶対に強いじゃないか」、と言われてしまいそうなので具体的に3ターン目《ジェイス・ベレレン》が強いボードの一例を挙げます。

>青白コントロールVS白単ウィニー
コントロール:《氷河の城砦》プレイ、エンド。
ウィニー:《運命の大立者》プレイ、エンド。
コントロール:《島》セット、エンド。
ウィニー:《風立ての高地》プレイ、《運命の大立者》を2/2にしてアタック、エンド。

これは現環境の白単とのマッチアップで非常によくあるボードです。
このパターンだと、相手は恐らくオープニングハンドで《幽体の行列》を持っていて、しかも秘匿が4ターン目には解除できるというかなり強力なハンドです。
しかし、コントロールが《ジェイス・ベレレン》をこうプレイすることでこのボードは簡単に捌けます。

>コントロール:《島》セット、《ジェイス・ベレレン》プレイ、+2能力を起動。エンド。

仮に相手が2/2の《運命の大立者》《ジェイス・ベレレン》にアタックし、《幽体の行列》をプレイした場合、4ターン目にしてライフは依然18で、PWの忠誠値は3。
返しの攻撃でPWを生き残らせるプレイングをすれば、一度全体除去を撃てば捲くれるでしょう。仮に数ターン全体除去を引かなかったとしても、代用できるカードは引けるでしょうから分の悪い賭けではないと思います。
もし、相手が4/4にして《運命の大立者》《ジェイス・ベレレン》にアタックした場合は、返しに単体除去を打ってボードを何も無い状態に出来ます。
除去が《流刑への道》であれば《本質の散乱》《砕けた野望》まで構えられますから、後続までシャットアウトできます。
どちらのパターンを選ばれても《ジェイス・ベレレン》を生き残らせればアドバンテージ差によってかなりの確率で勝てます。

一例ですが、このようなボードであれば《ジェイス・ベレレン》はとても強力です。
自分が「ビート相手には《ジェイス・ベレレン》の方がアドバンテージを得られている」と書いたのは、
現在の環境にはこのようなパターンのボードが非常に多いからです。

最後に、自分宛てのアンカーがたくさんありましたので個別にレスしたいと思います。

>>17さん
>1ターン伸ばすことも重要だけど、1ドローを早く得ることも《神聖なる埋葬》へつなぐために必要なのではないだろうか。

このタイプのデッキにおいて、《神聖なる埋葬》《質素な命令》といった全体除去に繋ぐために、1枚でも多くのカードを最速でドローするというプレイングは非常に重要で、ドロー出来たのなら最高のプレイングですよね。
とても共感します。
しかし、このプレイングは最高でありますが、唯一ではないのだと自分は考えます。
例えば、《ジェイス・ベレレン》をプレイして、返しで生き残るボードでしたら、4ターン目に《謎めいた命令》でフルタップ+1ドローして全体除去に繋げるのでもいいのではないでしょうか。
《謎めいた命令》をこのモードで使えば大抵の相手は増援をプレイしてきますから、全体除去が決まったときに得られるアドバンテージはより大きなものとなります。
このプレイングであれば《熟考漂い》を2連続で想起するのと自分がドローする枚数は変わりませんし、恒久的なドローソースとしてその後《ジェイス・ベレレン》が活きてきます。
《熟考漂い》なのか《ジェイス・ベレレン》なのかの選択は、ハンドの手札のカードに影響されるのでどちらが良いとは言えませんが、
どちらも臨機応変に使い分けていけばいいのだと思います。

>>18さん
《誘惑蒔き》かなり胡散臭い感じがする。とりあえず《清浄の名誉》1枚で効き目が薄くなるあたりとか。俺はサイズのある《羽毛覆い》の方がいいと思うな。

もちろん《羽毛覆い》は3から4枚積むのは賛成です。というか大賛成です。
自分が《誘惑蒔き》を推したのは、こういったビートに効くカードをもっと枚数を増やすべきだと思ったからです。
《羽毛覆い》4、《誘惑蒔き》3と積んだ方が、《忘却の輪》よりもビートには体制がつきそうですし。
もちろん、《忘却の輪》は、コントロールだと対処しにくい各種PWを処理できるので、一概にどちらが良いかとは言えませんが、
今回のメタデッキに対してであれば《誘惑蒔き》の方が強いと判断しました。

>>21さん
>熟考5マナぶっぱは普通にする。

これが5ターン目にぶっぱするというのであれば、ハンドとボード的にかなり弱くないでしょうか?
仮にビート相手限定にした場合、《熟考漂い》を5ターン目にぶっぱしないといけない状況というと・・・。

・ライフが危険水域に落ちており、相手のアタッカーを1体でも多くブロックしたい。
・巨大なクリーチャーが場に1枚いて、それを通すとライフが危険水域に落ちるので、それを凌ぎながらドローしたい。
・盤面をほぼ捌いて、相手のクロックが恐れるに足らず次のターンからこちらが攻め手に回りたい。

ざっと思いつくところでこの3つでした。
それで、1つ目の場合ですと《熟考漂い》をクリーチャーとして出さなければいけないことから、《羽毛覆い》が場に無く、《謎めいた命令》、各種除去がすべて手札に無いということですよね。
絶対とは言えませんが、上記のカードがあれば大抵そちらを使ったほうが良いでしょうから。
現在のボードだとフルパン通ると負けで、「除去無いことに賭けてトップから全体除去期待」という状況でしたやむを得ませんが、その状況だとだいたい負けている気がします。。。
2つ目の場合ですと、単体除去を撃ったほうがたいていの場合良いですから、これも除去がハンドに無いか、もしくは効かないのでしょう。
単体除去が無くて、《羽毛覆い》が場にあらかじめ出ていないのでしたら《熟考漂い》ぶっぱはアリですね。
ただ、これだと《熟考漂い》が除去で捌かれてライフが危険水域に落ちる可能性もありますから、やはり「やむを得ず」という感じがします。
3つ目の場合、他に選択肢があるのならそちらの方が良いと思います。
打消しがあれば、想起プレイからトップをケアして構えたほうが良いでしょうし、除去の場合も同様です。
想起した上で構えられるカードがハンドに無い場合、5マナぶっぱは有り得ますが、やはりどうしても「やむを得ず」感が残る気がします。
もし「熟考5マナぶっぱ」がタップアウトでないのでしたら、それはハンドと相談した上ではアリな状況もたくさんあると思います。
文章の意味を勘違いしていましたらごめんなさい。
上の内容は忘れてください。。。

>>22さん
>言っちゃ悪いけど、診断したいなら少し基本と、5ccミラー等コントロールの実戦を経験してから書き込んだ方が良い。あと日本語も。

基本という言葉をどういう意味で使われたのか分かりませんが、自分は一応K値が24程度のトーナメントシーンにおいて《ジェイス・ベレレン》を1年以上使ってきました。
自分で言うのは恥ずかしいですが、周りの方の協力やアドバイスもあり構築のレーティングは1860から1890の辺りを維持しております。
今年の日本選手権はレーティング招待までわずかに届かず辛酸を舐めさせられました。。。
すみません、話がわき道にそれました。
ローウィンが入ってからは、マネキンコトロール、ヒバリ、クイックントースト辺りは一通り使いましたしミラーマッチも経験しましたが、
自分の意見に関しては180度ズレた考えではないと思っています。
もちろん数十度のズレはあるのでしょうが。。。
今回は、スレ主さんのデッキにアドバイスをすると共に、この機会を通じて皆さんの意見を聞いて、そのズレを少しでも直せたらいいと思ってこんな長文で書き込ませていただきました。
「ナンド・アドバンテージ」という誤字に関しましては、確認漏れをしてしまい、自分がアカウントを持っていなかったためそのまま掲載という形になってしまいました。
不快に思ってしまったのでしたらこの場を借りてお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上が自分の意見です。
2009/08/10(月) 02:41:31
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