【ルールは】MTGルーリング質問スレ10【ここで】...
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名も無き者
>>324 唱えることはできません。
呪文を唱える際には以下の手順が踏まれます。 1.呪文を唱えることを宣言し、それをスタックの一番上に乗せる。 2.その呪文がモードを持つ場合、そのモードの選択を宣言する。 3.その呪文が代替コストや追加コストなどを持つ場合、どれを支払うのかを宣言する。Xなどの可変コストを持つ場合、その値を宣言する。 4.対象の数を宣言したのち、対象を宣言する。 対象への割り振りがある場合は、それをどう割り振るかを宣言する。 5.総コストが決定される。これ以降、総コストは固定される。 総コストにマナの支払いが含まれる場合、マナ能力を起動する機会を得る。 6.すべてのコストを好きな順で支払う。
これらの手順が完了すると、呪文はスタック上で解決されるのを待つ状態になり、プレイヤーに優先権が与えられます。 これらの手順の間に優先権は発生せず、どのプレイヤーも呪文を唱えたり能力を起動したりすることはできません。
具体的に。 《ケアヴェクの悪意》を唱えることをあなたは宣言し、スタックの一番上に乗せます。この時点であなたを含むすべてのプレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を一時失います。 次に追加コストである「すべてのパーマネントの生け贄」と「手札を捨てる」を宣言します。最後にマナコストの決定(マナコストの増減はこの時チェックします)がなされ、あなたは先ほど宣言した追加コストとマナコストを好きな順番で支払います。 これらの手順が完了すると、《ケアヴェクの悪意》は解決待ち状態になり、あなたに再び呪文を唱えたり能力を起動する機会が回ってきます。 しかしこの時点で手札にあった《ケアヴェクの悪意》は墓地に置かれてしまっているため、墓地に置かれているカードを唱えることを許可する能力がない限り、それは唱えられません。
余談になりますが、《ケアヴェクの悪意》の追加コストには最低限支払わなければならないコストの定義がないため、例えパーマネントをコントロールしておらず、かつ手札がなくても、マナコストさえ支払えればこのカードを(例えば墓地から)唱えることは可能です。 また手札にあるマッドネスを持つカードは唱えることが可能です。
参照http://mtgwiki.com/wiki/%E5%94%B1%E3%81%88%E3%82%8B
2010/10/21(木) 02:18:59
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