【ルールは】MTGルーリング質問スレ10【ここで】...
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第二波
>>120 可能です。 ちなみに、キーワード能力「秘匿」は、今回の質問とは本質的に無関係です。 起動型能力の方について解説します。
秘匿土地の起動型能力は、“その能力の解決中に”追放したカードをプレイさせます。 このタイミングは、ソーサリーとかインスタントとかに関わらず、元々カードを好き勝手にプレイできるタイミングではありませんが(→優先権)、秘匿土地の能力にそういう指示があるので、指示に従ってください。
秘匿土地に限った話ではありませんが、要するにこれは 「クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい」 といった効果と同種のものです。
MTGwiki「マジックの黄金律(カードはルールに勝つ)」 http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E9%BB%84%E9%87%91%E5%BE%8B ローウィンFAQ「キーワード能力:秘匿」(←少し古いですが。) http://mjmj.info/data/obsolete/faq_lrw_j.html
注意点がいくつかあります。
こういった「プレイさせる」効果によって無視されるのは、優先権のルールと、カードタイプによるタイミング制限のルールだけです。 《沈黙》などによる禁止や《血の饗宴》の制限などは、“ルール”ではなく“カード”側ですから、上記黄金律のリンクの「できないはできるに勝つ」が適用されます。
秘匿されたカードが土地である場合、それをプレイするには「あなたのターン」「1ターンに1枚(追加を認める効果があればそれも数える)」の制限を破ることはできません。 これも上記黄金律のリンクを参照。
追記 出遅れたのでせめて追記。 「プレイしてもよい」「唱えてもよい」という効果には、実はもう1種、別の類の効果があります。
・《ムル・ダヤの巫女》の3番目の能力や瞬速などのような常在型能力による許可 ・《過去の罪》などのように、「プレイしてもよい」という許可に期限が記されているもの
これらは、先述のような「解決中にプレイさせる効果」では“ありません”。 これらは、通常のプレイのルールに「手札以外から」とか「インスタント・タイミングで」といった部分的な許可を与えるものです。 列挙したような特徴があるので、一応、簡単に見分けられるはず。
(last edited: 2010/10/01(金) 07:34:13)
2010/10/01(金) 07:17:40
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