便所の落書き2発目(笑)
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破れ目
《よろめく殻》
俺の同級生にKという男がいた。 彼は「派手に戦う」という熱い志を胸に秘めた男であり、《ねじれた世界》や《墨流しのネフィリム》などを好んだ。 けっして勝率は高くなかったものの、彼のプレイはエンターテイメントであった。 しかし彼の前に障害が立ちふさがる。
リミテッドである。
派手なカードの多くはレアであり、限られたパックで戦うリミテッドでは思うように戦えなかったのである。 技名を叫ぶ、身振りを大きくするなどの手段をとっていた彼であったが、神河救済のプレリリースで
「グリッターファング!!!」
と叫んでいたのを最後にそれを止めていた。 しかし、彼はあきらめてなどいなかったのである。続くラヴニカで我々は恐るべきものを見る。
「発掘」、生と死を自在に操るゴルガリギルドの持つ力に彼は着目した。 彼は《よろめく殻》が墓地に落ちるやいなや、次のドローで「発掘!!」と宣言した。 K「一枚目…!」 K「二枚目…!!」(ドヤァ… K「そして三枚目…!」←誇らしげ
墓地に落ちる《ディミーア家の護衛》。満足げなK。 以後、彼はしばらくドラフトでもゴルガリを決め打ちし続けた。
(last edited: 2011/12/24(土) 15:49:53)
2011/12/24(土) 15:43:36
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