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名も無き者
【ゲームテーマ】案 自然を破壊する文明の利器
・ゲームでのプレイヤーの行動 自然を象徴するようなゲーム中のリソース (主に土地とクリーチャー) を消費することで稼動するアーティファクトを使うことで強力な効果をもたらすアーティファクトを使用します。
・世界観との関係 本セットのストーリーのテーマは、「文明vs神」だそうですが、「文明」はしばしば「自然」の対立概念とされ、一方日本文化の「神」は自然の象徴的な存在です。 現在提示されている世界観で、文明社会の象徴とされているのは銃器や車輌などのようですね。 「風の谷のナウシカ」レベルの社会において金属を精錬するのは、森を切り開いて大量の薪を得て、露天で鉱床を掘って河川を鉱毒で汚す、極めて自然に優しくない行為でしょう。 金属の精錬に限らず、このレベルの文明を維持するためには自然を犠牲にすることが必須です。 このゲームテーマは、カード機能のレベルで、自然を犠牲にしながら稼動する文明の産物を表現しようとするものです。
・想定されるカード機能と、世界観との関連 o 自然に優しくない文明アーティファクト群 神のことが半ば忘れ去れている神無河社会では、魔力を使ってアーティファクトを動かすようなことはしていないはずです。 ナウシカ世界では内燃機関は前世界のレガシーというかいわゆるオーパーツでした。 それを考えると神無河には内燃機関はないのかもしれませんが、そうであればおそらく蒸気機関を動力として使ったことでしょう。 それらのアーティファクトは、非常に大型で、大量の燃料 (おそらく石炭) を必要とする効率の悪いもののはずです。 プレインズウォーカーであるプレイヤーは、そうしたアーティファクトを魔力を使って戦場に運んでくるでしょうから、魔力を使わないアーティファクトといっても、マナ・コストは設定されるはずです。 大型で強力な機械であることを表現するために、一般的に重いマナ・コストを持たせるといいかもしれません。 それが装備品なのであれば、装備コストにもマナが必要でしょう。 《灰色熊》に銃を撃たせるためにはプレインズウォーカーであるプレイヤーはずいぶん魔力を使うでしょうから。 しかし、アーティファクトの起動型能力や、装備品が装備しているクリーチャーに与える起動型能力のコストは、それが魔力で動いているのではないことを表現するため、マナであるべきではありません。 それはむしろ、土地やクリーチャーを生け贄に捧げたり、装備しているクリーチャーにマイナス修正を与えたり-1/-1カウンターを置くなどして起動させることで、「自然を代償に動かしている」感じを表現すべきです。 その効果もそれに見合った強力なものであるべきですが、特に、自然を傷つけたり、神を怒らせれるような効果だといいと思います。土地を破壊したり、クリーチャーにダメージを与えたり。 一方で、手札やライブラリーを攻める効果は付けない方が良いと思います。
o 文明の利器をうまく使えるクリーチャー群 人間や狐など、文明の担い手であるクリーチャーの中には、文明の産物たるアーティファクトを、他のクリーチャーよりもずっと上手に使えるものがいそうです。 それらの生物には、マナでないコストを支払ってインスタント・タイミングで装備品を装備させられたり、少ないコストでアーティファクトの能力を起動できたりする能力を持たせるといいかもしれません。
o 文明の利器を所持しているクリーチャー群 文明の産物の中には、信号弾を打ち上げる信号拳銃や、メーヴェや飛行甕のような飛行機械、防毒マスクなどの装備等、どんなクリーチャーにでも操れるというわけではないものもたくさんあると思います。 そうしたものは、敢えてアーティファクトでカード化しようとするのではなく、それを所持し使用できるクリーチャーとしてデザインするといいと思います。 それらのクリーチャーには、自然を傷つけることをコストに起動する能力を与えると、文明の利器を使っているクリーチャーという感じを出せると思います。
2011/07/06(水) 12:01:01
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