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2025/04/01(火) 13:46:52

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対象
http://forum.astral-guild.net/board/51/1068/4/
 数年前のエクテン環境のデッキ「京都迷宮案内」を思わせる構成ですね。
構成的に、ハンデス→生物→装備品ビート が基本挙動でしょうか?
それらを踏まえて、アドバイスさせていただきます。非常に長文になります。

まずデッキの初見の感想として
・土地20枚では少なすぎるのでは?
 デッキが特別軽いわけでもない3色デッキ。いくらバッパラ4積みとは言え少なすぎるように思います。本人の使用感が重要なのでなんともいえませんが、21から23枚が適量に感じます。

・雑種犬が貧弱すぎる(確実)。
 Zooのように1マナ3/3やタルモ等遥かに大きいサイズの生物で溢れる環境で、雑種犬のサイズは貧弱すぎます。また、苦行者も同様の理由で除去耐性を持つとはいえやはり苦しい。
 入れ替え候補として
《石鍛冶の神秘化》→十手をサーチ出来る
《聖遺の騎士》→フィニッシャー、能力によるマナブースト・色マナ調整・自己強化・特殊地形のサーチ が可能
《ミラディンの十字軍》《ファイレクシアの十字軍》→苦行者の変わり。そこそこの除去耐性とパンチ力を有している
などがあります。

・バッパラ4枚の必要性。
 極楽鳥は序盤こそ役に立つものの後半の腐り具合がハンパないです。単体では十手アタッカーにもなりえないし。《包囲の塔、ドラン》を積んでない・セラピーの使用感に疑問を感じるならなおさら不要に思います。《緑の太陽の頂点》を入れてみてはどうでしょうか?これを2から4枚ほど採用し、同時にバッパラも1枚積んでおけば1T目からのブーストは出来ないものの、後半でも腐りにくく、且つデッキの継戦力の上昇や銀弾生物《ガドック・ティーグ》《土覆いのシャーマン》《永遠の証人》などの水増しにもなります。色の不自由はあるものの《ドライアイドの東屋》を1枚挿しておくと1T目からマナブーストが出来ます。

・特殊地形を積んではどうか?
《Karakas》:Sneak ShowやDeath and Taxsなどに耐性が付きます。
《ボジューカの沼》:環境的に墓地対策は必須なので、大会などで全マッチで腐ることはないと思います。
《巨森、オーラン=リーフ》:サイズアップ
《不毛の大地》:環境に溢れる多色デッキを喰えます。ハンデス型のAggro Beatにするならぜひ。
《ヴォルラスの要塞》:後半愚だったときに強いです。
これらは《聖遺の騎士》を積むことで1枚挿しでも十分にデッキで活きます。
《Math of Ith》:生物デッキ全般への耐性の強化

・中速ビートならプレインズウォーカーはどうだろうか?
デッキコンセプトに合うかどうか判りませんが《遍歴の騎士、エルズペス》《野生語りのガラク》は非常に優秀です。特にペスは装備品と相性が良いので検討してみてはいかがでしょうか?

・サイドのグリップは何を想定しているのか?また、墓地対策が《根絶》だけでは心もとない。
 グリップは非常に安定していますが重い上に、環境的に下火なCTGぐらいにしか効果が望めないです。置物を割りたいなら《クァーサルの群れ魔道士》の方が良いでしょう。とは言え効果自体は非常強力なので目的あっての投入なら問題ないと思います。
 墓地は環境の重要なリソースです。6・7割のデッキが何らかの形で墓地が関連するカードが積まれている環境なので、大会などに出るなら《トーモッドの墓所》等を積んでみてはいかがでしょうか?

次に回して気になった点に対する回答として
1:レガシー環境でコンボに勝つには青を積まないと安定して勝つのは無理です。この3色では1・2T目でハンデスしてなおかつサイドを2・3枚以上はゲーム中に引かないと難しいです。ハンデスを多めに積んでもサイドを合わせて勝率が5割あればいいほうです(相手のデッキにも寄りますが)。
 それを踏まえて・・・、もし相手が本気で勝つ気のコンボデッキならおそらくこの構成では手も足も出ないと思います。墓地対策や針、ガドックや《エーテル宣誓会の法学者》などからサイドに積みたいです。ただ、コンボとやる上で最も重要なのは相手のデッキをしっかり理解すること、即ち環境理解です。

2:上の方と同じくP白を持つ大型生物が何かわからないのですが、そのうえでアドバイスをします。
 《破滅の刃》《喉首狙い》など軽量優秀な黒除去を積んでみてはどうでしょうか?《叫び大口》《吸血鬼の夜鷲》なども腐りにくいです。Sneak Showやリアニメイトのことを考えれば《悪魔の布告》も環境的に強力です。
ただ、P白を持つ生物が巨大なだけ(《イーサンの影》等)ならタルモ+十手の殴り合いで十分ダメージレースに勝てますし、《聖遺の騎士》なら単体で7/7、8/8ぐらいには成長します。

3:セラピーは非常にピーキーです。場の状況や相手の手札枚数、相手のデッキを把握した上で、相手の狙いや自分が最も使われたくないカードを指定する必要があります。使いこなせば強いんですがそれでもムラがある。
 1でも指摘した環境理解が重要です。安定性を求めるなら、Duressや審問、《潮の虚ろの漕ぎ手》、アドバンテージなら2の方が挙げたヒムや《ジェラードの評決》等のほうが有用です。
 ただ審問やヒムならぜひ《不毛の大地》も積みたいですね。そこまでするなら中速ビートのJunkよりAggroコントロールのDark Horaizon型にシフトしたほうがデッキの動きがスムーズになりますが・・・。

4:正直-2/-2では現環境では役に立ちません。ゴブリンぐらいにしか効かない。これを積むぐらいだったら対部族用且つそれ以外にも使える《仕組まれた疫病》や、使いやすい《仕組まれた爆薬》、安定リセットの《滅び》の方が良いでしょう。ただこの3色なら、上のほうで上げた生物群や十手があればビートダウンには6割ぐらいは安定して勝てます。対ビートにこだわるなら前述のカードで十分です。この部分を切るなら対コンボ枠に使いたいところです。

5:土地の枚数が少ない以外はこれといって土地比率に問題があるようには感じません。環境に溢れる特殊地形対策に引っかからないようなプレイング(デゥアランは8割がた不毛で割れられます)さえ出来れば問題ないと思います。ブレインストーム等が積めないこの3色では絶対に土地事故は減らせてもなくせませんので。事故を軽減するために《師範の占い独楽》《森の知恵》でドローの質を上げる方法もあります。


「お手柔らかに」といわれたのに、非常に長文しかも読みにくい内容で失礼しました。
お役に立てれば幸いです。
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