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対象	http://forum.astral-guild.net/board/21/55/660/ 時間になりましたので、第３８回【“不安定”なカード】の募集を終了します。 鋭意Ｐｉｃｋ中。発表は近日中に行われる予定です。 ******************************************* 第３７回【俗称からカードを創造】Ｐｉｃｋ結果発表 ******************************************* お待たせいたしました。第３７回は「俗称」。 期せずして、一部、時節柄不適切なお題となってしまいましたが(^_^;) サイト復活第１号として、皆さんの想像力をかきたてるお題となれていたら 出題者の僕もうれしいです。 今回は優秀なカードが非常に多く、選定にかなり悩み、 またＰｉｃｋの評をとても楽しく書けました。ありがとうございます。 それでは発表です。 【シリアルキラー】 例年、日本語のみのカード名での投稿が多いので、 外国語を考えなければならない「ＴｏＭ」を「難題」としましたが、 蓋を開けてみれば、皆さん意外にもこのお題「シリアルキラー」の 猟奇的な殺戮のイメージを表現するのに苦戦されたようですね。 歴代で見ても、かなり上位に位置する難しさだったかもしれません。 ■Ｐｉｃｋ■ >>601 ＞名も無き者さん ＞殺人狂の亡霊 ダブルシンボル３マナで登場する《恐怖》付きの１８７クリーチャー。 場に出て１人、接死で１人、そして憑依でさらに１人。 死してなお殺す姿はまさに「シリアルキラー」と呼ぶに相応しいです。 ただ、たくさん破壊できるわりにコストがリーズナブルすぎる印象も。 このままでも魅力的ですが、もう１?２マナくらい重いのもありかも。 >>612 ＞サミュエルさん ＞立ち枯れの恐怖 各アップキープに１人サツガイする、シンプルイズベストなカード。 《悲哀をもたらす悪魔》《深淵の大魔術師》にはできなかった 「対象をすべてこちらで指定する」ことができるので、支配力は抜群。 ８マナ7/7。どこかのエキスパンションにレアとして収録されていそうな リアルな作風がとても魅力的なカードですね。 >>613 ＞Axelさん ＞黒舌のカヴー あの“シリアルキラー”《火炎舌のカヴー》が黒になって再登場。 サイズやダメージ量、赤に向上しなければ射撃能力が発動しない等、 バランス調整が施されているので、ずいぶんまともになりました。 なかなか適正なバランスになっているのではないかと思います。 萎縮によって大型クリーチャーにも対処できる点が魅力です。 □■大賞■□ >>614 ＞名も無き者さん ＞精神のくぐつ師 cipで相手５体が互いにダメージを与え合う“不安定な”カード。 クリーチャーが並びにくい構築ではやはり難しいですが、 膠着しやすいリミテッドでは《呪詛》よろしく活躍が期待できます。 少し複雑ゆえに、同じ効果で実際に印刷されるのは難しいかもしれませんが 何より優秀なのはカード全体が醸し出す「凶悪犯」のイメージです。 「操って殺し合いをさせる」ミステリ御用達の知能犯を描いた珠玉の逸品は 猟奇的な殺人犯のイメージを非常に良く表しています。 【○○アーマー】 非オーラ/非装備品をオーラ化/装備品化することがメインとなったこのお題。 アレンジが施しにくいリメイク的色彩が強かったため、個性が出しづらく ゆえに着眼点とバランス感覚が問われるお題でしたね。 少々創りづらいお題になってしまったかな、、、と心配していましたが、 予想に反してたくさんの面白い視点のカードが寄せられました。 ■Ｐｉｃｋ■ >>588 ＞いくさん ＞Electroshock Constitution / 電撃体質（「ショックアーマー」） エンチャント先のクリーチャーが戦闘参加するたびに、 赤１マナを支払うことで《ショック》を撃つことができます。 先制攻撃の上位のような感じ（厳密には誤りですが）で、 どことなく溶岩獣能力に似た雰囲気がありますね。 リミテッドで飛行につけたいです。オーラなりに活躍が期待できそう。 >>589 ＞Nishiさん ＞賛美の鎧（「賛美アーマー」） 装備者をガンダム、即ち《賛美されし天使》化する装備品。 天使の変異の破格さを、変異生物に墓地から直接装備する 《弱者の剣》的効果で表現している点が工夫されていて面白いです。 「賛美アーマー」とのことですが、実際あったら「糞アーマー」と呼ばれそう。 リミテッドでの支配力は《ロクソドンの戦槌》顔負けです(^_^;) >>610 ＞名も無き者さん ＞Voracious Armor / 大食の鎧（「サイカアーマー」） あの《サイカトグ》までもがアーマーになって登場。 リソースを食うパンプ能力と、装備品の売りである“連続使用性”とが 若干アンシナジーですが、あの《サイカトグ》が無色で使えるのです。 これくらいの不協和が逆に映えて魅力に見えます。いいバランスですね。 元祖同様、発掘等と組み合わせたビートダウンが強そうです。 □■大賞■□ >>596 ＞肉じゃがさん ＞群集心理の鎧（「役畜アーマー」） マローアーマー、ゴイフアーマーに並ぶ参照系の１枚。 装備したクリーチャーに《役畜》的修整を与える装備品です。 限定環境では凶悪な装備品として猛威を振るうことができそう。 《役畜》の６マナを分割しただけなのは少し軽すぎる印象もありますが、 問題というほどではないでしょう。今ならかえって普通です。 既存の俗称と同系統のものをあえて選ぶことで 「○○アーマー」をひとつの括りに昇華することに成功しています。 【ＴｏＭ】 外国語を考えなければならない以外は縛りがないので、 比較的自由に創ることが可能でしたが、いかがでしたでしょうか。 既存の略称へのオマージュ等、工夫を凝らした投稿も多く、 Ｐｉｃｋが楽しいお題でありました。 （なお、文法的にヘンな表現やテンプレずれも若干枚ございましたが、 だからといって減点するなどという鬼のような評価は行っておりません。 ご安心ください） ■Ｐｉｃｋ■ >>594 ＞森緑さん ＞Temptation of Money / お金の誘惑 《押収》版《応酬》。外国語をテーマにしたお題への投稿でありながら 日本語訳で洒落が利いているというユニークなカードです。 パックから出たら少々がっかりする類の大味なレアとしてリアルなつくり。 構築、限定ともに多用はされなさそうですが、イラスト欄にはきっと 《消えないこだま》並にインパクトの強いトムが描かれているのでしょう（笑） >>596 ＞肉じゃがさん ＞Tolarian Mage / トレイリアの魔道士 《長期計画》シェイパー。繰り返し使えるようにはなったものの、 使用は３ターンに１度に限られ、召喚酔いの影響を受ける可能性があり、 結果的に、元カード以上に長期的な見通しが必要となるカードですね。 《問題児》が《ザルファーの魔道士、テフェリー》に至る中間、 としてデザインされたのであれば、非常に深いカードです。 >>597 ＞夢守猫さん ＞Tomcat of Mercenary / 雇われのドラ猫 モデルは「トムとジェリー」ですよね?　もしそうでなくても、 英名の徹底ぶりによってもはや「トム」と呼ばれるしかないカードです。 カードの能力は瞬速cipで攻撃無効化。防御的色合いが濃いですが、 バイバック的に使用することもできるので応用が利きます。 「ドタバタ劇」を演じることはできなさそうですが、面白いカードです。 □■大賞■□ >>587 ＞名も無き者さん ＞Truth of Moon / 真実の満月 《血染めの月》が白にタイムシフト。美しい名前とＦＴが印象的です。 《基本に帰れ》の俗称「ＢｔＢ」を意識した上で 《血染めの月》をタイムシフトして「ＴｏＭ」、、、 、、、なのだとすれば、そのセンスには脱帽せざるを得ません。 そうでないとしても、そういう経緯を想像させ得る選択が凄いです。 実際に刷られたらたしかにＴｏＭの名で親しまれることでしょう。 イニシャル略称は「使用されてこそ」の一面もある為、その意味でも優秀です。 大賞受賞者の皆さんのお名前は>>3に刻ませていただきます。
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