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対象	http://forum.astral-guild.net/board/21/232/401/ 大変長らくお待たせいたしました。第98回のPick結果を発表いたします。 ************************************************************************* 第98回お題【クリーチャー・タイプが『騎士』のカード】 ************************************************************************* ■【評価基準】■ 今回は騎士ということで、『騎士』そのものの特性に重点を置いて評価していきたいと思います。 ちょうどM11で《模範の騎士》なんてカードが出ましたからね…うれしい限りです。 では、受賞投稿の発表です。 ☆入賞☆ >>133　tksy様　《清廉な騎士》 清廉すぎるあまり、何色にも染まらなくなってしまった騎士といったところでしょうか。無色5マナ5/5とコストパフォーマンスは中々、さらに無色5マナでこいつを場に出すという事はまずないので、2・3色のプロテクションを持って戦場に出ることでしょう。プロテクションはマナ基盤に依存するので、同色対決ではかなりの制圧力を発揮しそうです。《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》とは相性がよく、相手の色にピンポイントで対応できます。しかし、こいつを出す場合大抵は自分のマナを使うであろうゆえ、自分の使う色のプロテクションが出来てしまい、呪文やオーラによる支援ができないのが使いずらいところ。回避能力もなく、相手によってはバニラになり下がる可能性も。いっその事、5色デッキに投入して擬似《玉虫色の天使/Iridescent Angel》に…。 そんなクセのある偏屈者の騎士に入賞を贈りたいと思います。 >>130　名も無き者様　《誇り高き騎士》 「我こそは騎士なり!!我が槍の一撃を受けてみよ!!」戦場の華である一騎打ちを見事に体現したクリーチャー。ウィニーとしては破格の性能、相手が白を使ってこなければほとんどアンブロッカブルとして機能するでしょう。《メタスランの兵士/Metathran Soldier》などと比べると、やはり3ターン目から2点クロックを刻めるのはやはり脅威であり、白お得意の装備品やオーラによる援助をしてやれば、相手が早急に対処しない限り速やかにゲームを終わらせてくれるでしょう。騎士以外のクリ―チャーをブロックできませんが、この性能からすれば些細なこと。弱点という弱点は多相持ちクリ―チャーとタフネスが１であることくらいでしょうか。でも、いざ騎士クリ―チャーと戦闘する時、ほとんどの騎士は先制攻撃を持っているので、あまり生かせないのが残念なところです。でもないと一方的にやられてしまうんですよね… そんな戦場の名誉に生きる騎士に入賞を贈りたいと思います。 >>148　 kairen様　《騎兵育成所》 騎士たちを育てる育成所は『馬』生成エンチャント。出てくるトークンのパワーが０のため、《苦花/Bitterblossom》《ゴブリンの突撃/Goblin Assault》には劣りますが、くせのない分使い勝手はよく、良きチャンプブロッカー生成機になってくれるでしょう。また、余ってる人間クリーチャーがいれば2つ目の能力で馬に乗せて騎士にしてしまえます。あまり使われないように見えますが白のウィニークリ―チャーは大抵人間なので、《稲妻/Lightning Bolt》が《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》なんかに飛んできたら、これでサクって立ち消えさせつつ戦力維持なんてことも。もちろん、白のお得意の全体強化を使って馬群で殴り倒すのもいいでしょう。中々良いデザインだと思います。ところで、アメーボイド様こと《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling》もコイツの能力で騎士になるんですよね？なんか想像すると…www そんな騎士たちの育つ学び舎に入賞を贈りたいと思います。 ◇準大賞◇ >>170 名も無き者様　《叙勲》 勲章を与えることによってどんなクリ―チャーも騎士にしてしまう部族ソーサリー。これは《流刑への道/Path to Exile》というよりも《猿術/Pongify》に近い感じ。やはり1マナで有無を言わさずにクリーチャーを除去できる点は強く、代わりに出てくる騎士も簡単に対処できるレベルのサイズ。自分の戦力にならないクリ―チャーを騎士にしてしまうこともできる点も評価できます。しかし、前述のカードと比べると、インスタントで無い分柔軟性に欠ける。根本的な脅威が消えない。ビートダウン相手には効果薄。といったマイナス面ばかり出てきてしまいますが、お題に沿ったデザイン性の高さと想像をかき立てるフレイバーは素晴らしく、フレイバーを見てにやにやしてしまった方も多いのではないでしょうか。アレグリアスは巨人でしょうかね？気になるところです。 そんな素晴らしい一枚に準大賞を贈りたいと思います。 >>168　名も無き者様　《若草の騎士》 修練を重ねることでいろいろな方向に成長する才能溢れる若き騎士。基本性能も十分でありながら、マナを払うことで戦況に応じて変われる柔軟性はピカイチ。一番目は対抗色のプロテクションと絆魂。この色では《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》をみてもおわかりの通り、除去をするのは困難。特にバーンが相手だと絆魂がいやらしく働くことでしょう。二番目は攻撃型で、パワー３の二段攻撃は初盤なら戦闘は無敵、タフネス６とも相打ちを狙える点は素晴らしいの一言。三番目は《三角エイの捕食者/Trygon Predator》。盤面をアーティファクトなどでコントロールする相手には滅法強く、アドバンテージをとれる点は非常に優秀です。死角はほぼ無し、でもマナを払うんだったらもうワンサイズ欲しいところではありますが、それは贅沢というもんですかね。最高のオールラウンドプレイヤーだと思います。 そんな将来有望の若き騎士に準大賞を贈りたいと思います。 ★大賞★ >>158　逃亡者様　《近衛騎士》 プレインズウォーカーも《象牙の仮面/Ivory Mask》＋プレインズウォーカー攻撃者限定レンジストライクを持つ、「我々は主人の盾である」という近衛隊の性質を見事に現した騎士。《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》や火力くらいしか除去手段の無いプレインズウォーカーを鉄壁にしてくれる上に、レンジストライクで攻撃もシャットアウト。またプレイヤーには火力やプレイヤー対象呪文から防いでくれるナイス盾。白３マナのトリプルシンボルと色拘束がきついのが難点ですが、スペックは2/3とまあまあ、プレインズウォーカー攻撃者なら実質4/3として働いてくれるので、問題はないでしょう。このフレイバーの主人ってプレイヤーではなくプレインズウォーカーじゃない？と思ったのは内緒、フレイバーも格好良く、騎士としてのデザイン性も優れた一枚に仕上がっていると思います。 そんな主人に命をささげる騎士の鏡を対象に《稲妻/Lightning Bolt》…ではなく大賞を贈りたいと思います。 ◆へたれ一押しPick賞◆ >>151　名も無き者様　《透明の騎士》 騎士…それは中世ヨーロッパにおいて、庶民から羨望の眼差しを受け、貴婦人たちの憧れであった存在…。そんな投稿カードの中、唯一視認出来なさそうなカードがこれ。1マナ0/1、無色、シャドー、飛行、プロテクション…。もはや無色ではなく無職で、もう死んでいるのではと疑ってしまいます。種族のクリーチャー・タイプが無いのも不気味なところ。性能はまさしくアンタッチャブル、言うに及ばずと言ったところでしょうか。オーラや装備品での強化は望めないのでちまちま陰で七回攻撃して《獣使いの昇天/Beastmaster Ascension》の条件を達成するとか…、そんなことしてる暇があたらさっさと決めますよね、強化できれば強いんですが。フレイバーもほんのり悲しい。見えもしないし、(多分)見向きもされないであろうこいつにへたれ一押しPick賞を贈りたいと思います。 【総評(というよりも反省)】 御意見、御指摘があれば増刊号までお願いいたします。 Pickが大幅に遅れたこと、大変申し訳ございませんでした。 忙しいを理由にしてはいけないとは思うのですが、なかなかこちらに時間が割けず…本当に申し訳ないです。 今は時間に余裕がありますので、第101回のPickは来週中にも発表が出来そうです。 では大賞の逃亡者様のお名前と御作品は>>3に記させて(といってもまだ自分では出来ないのですが…)いただきます。 以上、第98回のPick結果発表でした。
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